<strong>代表取締役社長 　曽根原 稔人 氏</strong> 1975年生まれ。学校を卒業後、接客サービスの「究極」を学ぶためホテル業界に就職。その後、不動産業界での営業職を経て、2001年に小渕 宏二氏（現ウェブドゥジャパン代表取締役社長）と共に、株式会社ウェブドゥジャパンを設立。2007年8月、ウェブドゥジャパンより人材事業本部を分社化した株式会社ベインキャリージャパンの代表取締役に就任。

目指す会社の姿を教えてください。

20世紀の日本は「モノづくり国」として発展してきました。21世紀の日本がどんな国になるのかは、これからにかかっていますが、そこを人材・サービスという観点から担えるような会社になりたいと考えています。世界に出て行くことも大切ですが、日本にいながらにして世界が知っている会社になることを目指したいと考えています。現在当社では「GLOBAL LEADER」という世界をつなぐ就職サイトを運営しています。将来的には海外の人材がこのサイトを通じて海外に就職する、そんなことができるようなサイトにしたいですし、そんなことができる会社にしていきたいですね。社名に「ジャパン」という言葉を使っている理由も、そこにあります。 組織という観点で言えば、プロフェッショナルが集う会社にしたいと思っています。分かりやすく言うと大リーグのチームですね。一人ひとりが報酬に見合うプロフェッショナルな仕事をする、そういう組織にしたいです。1,000人規模の会社になっても、社員それぞれがプロ意識を持ってビジネスに取組む組織です。大リーガーが、1日休めば打席が一日分減る、打てるホームランの数が減るかもしれないという意識を持つように、一日休めばお客さんと話す機会が減る、そういう意識を持って仕事をする。そんな人材の集合体にしたいですね。 究極の理想組織ですが、そんな組織が作れたらと思っています。

座右の銘は何ですか？

「お・い・あ・く・ま」です。 「おごるな」、「いばるな」、「あせるな」、「くさるな」、「まけるな」の頭文字を並べたものですね。祖父から父へ、そして私へと教えられた言葉です。仕事の場面でもプライベートでも、この言葉を常に自分に言い聞かせています。学生時代に教えられたのですが、当時はあまり理解していませんでした。この言葉の深さを理解できるようになったのは最近ですね。ひとつひとつの言葉が本当に大事で、どの言葉も心に突き刺さります。特に最後に「負けるな」という言葉がくるところが好きですね。

社員に求める仕事への取り組み方を教えてください。

「成功」の反対は「失敗」ではなく、「何もやらないこと」だと思っています。失敗はあくまでプロセス、行動を起こさない限り何も始まりません。目標がなければ、達成もない、というのと同じです。なので、社員には「失敗を恐れるな」と言いたい。失敗をすることが成功の早道だったりするんです。 言われたことをやるだけの人間は、ただの歯車になっていくだけ。やはり自分なりの考えを持ち発信していくことが大切。さらに言えば、組織に属している以上、この組織をどうしていくべきかを考え、声を上げられる人間であってほしい。その相手が社長であってもです。そんな風に意見を言い合える仲間であってほしいです。

応募される方へのメッセージをお願いします。

私たちは、「すでにあるサービスを売る」ことをゴールにはしていません。 むしろクライアントの潜在的な課題を深く理解し、「この人たちのために、何ができるだろう？」と考え抜く──そんな姿勢こそが、これからの時代に求められる価値提供のあり方だと考えています。 人材×ITというフィールドで、クライアントの本質的なニーズに寄り添いながら、ゼロからサービスをつくり出していく。私たちが掲げる「総合人材コンサルティング」という言葉には、そうした想いが込められています。 目指しているのは、単なる人材紹介ではなく、「クライアントにとって最適なソリューションを、人材という観点から提供できるプロフェッショナル集団」です。そして、今後は「グローバル」や「IT」といったキーワードを軸に、世の中の変化を先読みし、必要とされる新しい価値を次々と創造していきたいと考えています。 だからこそ、単なる“営業”ではなく、クライアントの事業そのものに深く入り込み、共に未来をつくっていく。そんな視点と情熱を持った方に、ぜひ仲間になっていただきたいと考えています。 実力や成果がきちんと評価されるフラットな組織なので、「将来は会社の中核を担いたい」「いつか経営に携わりたい」という方にも、大きなチャンスがあります。 本気で挑戦したいと思える方とお会いできるのを、楽しみにしています。