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インタビュー画像AgentOne事業 執行役員 石井 良明氏 保育特化型求人データベース『AgentOne』のサービス立ち上げから関わっている事業責任者。開発・営業・採用と何でもこなし、保育園の採用担当者と人材紹介会社をマッチングする業界初のプラットフォームの構築に尽力する。趣味は、社会人になってから始めたサーフィン。視界を遮るものがない大海原を前に、日光を浴び、波の音を聞いて「無の境地」に浸ることで、心身のリセットをするのだとか。

株式会社SecondGameに入社した経緯は?

新卒入社した会社で、上司だったのが当社代表の里吉でした。保育士・幼稚園教諭向けの転職支援サイトを運営する会社で、私はそこで3年間働きました。その後、里吉が独立し、保育業界の課題解決を目指す会社を立ち上げると聞き、最初は業務委託として参加。2021年2月から正式に入社しました。 里吉から「保育業界の課題を解決する会社をつくる」と初めて聞いた時、率直に言って、難しいことにチャレンジしようとしているなと感じました。既存のビジネスモデルの範囲内で事業を展開するのではなく、創業時から保育業界を抜本的に改革する構想を抱いていたからです。保育士と保育園の新しい繋がりを創造し、これまでにないプラットフォームをつくろうとしている。その考えにワクワクしたのが入社を決めた理由です。 現在、私は保育特化型求人データベース『AgentOne』の事業責任者を務めています。このサービスは、当社代表の里吉、人材紹介事業責任者の山本、そして私の三人で行った新規事業のブレインストーミングから生まれました。会議室のホワイトボードに、保育士と保育園の新しい繋がりをつくるアイデアを書き出し、その中からビジネスチャンスがあると判断したものを基に、サービス開発を進めました。

『AgentOne』のサービス開発は、どうやって進めましたか?

保育園の現場では、「人材紹介会社を上手く活用したいが、日々の営業電話対応に疲弊している」という声を多く耳にしていました。一方で、保育士の採用を本格的に検討しているタイミングでは、保育園側から人材紹介会社に連絡をしているという実態もあります。保育園も人材紹介会社も、互いに“空振り”が多く、マッチングの最適化が必要だという結論に至り、『AgentOne』の構想が具体化しました。 サービス立ち上げ当初は、システムもサイトもない状態でした。まずは電話で求人情報を集め、手作業でデータベースを構築。それと並行して、保育園には「人材紹介会社からの電話は当社が対応します」と伝え、実際に当社のオペレーターが問い合わせ対応を担いました。こうして少しずつ信頼を積み重ねながら、データベースを拡充し、現在の『AgentOne』へと成長させてきました。 現在も『AgentOne』の運営にはマンパワーをかけています。管理画面から求人情報を登録できる仕組みはありますが、日常業務が忙しい保育園の担当者にとっては、新たな負担になりかねません。そのため、電話やメールで求人情報を共有いただき、当社の担当者がデータベースに反映する形を採っています。将来的には、保育園の負担にならないUI/UXを備えたサービスへと進化させ、より効率的な運営を目指していきたいと考えています。

SecondGameは、どんなカルチャーの会社ですか?

当社には、仕事に対して「誠実」に向き合う人が多くいます。人材紹介事業では、求職者の希望を叶えるために、保育園探しをあきらめずに続ける姿勢があります。未経験のメンバーが独り立ちするまで、マネージャー達はとことん向き合い、支え続けます。成果に対して執念を燃やしながらも、人に寄り添う――そんなメンバーが集まっているからこそ、みんなが仕事を「自分事」として捉えています。 私達が展開する『AgentOne』や『EngageOne』は、保育業界の人手不足という大きな課題に対して、正しい価値を提供できているという自負があります。社会に貢献できる事業を展開していることに、社員達も誇りを持ってくれています。もちろん、目先の利益も大切ですが、それ以上に「社会に貢献している」という実感が、社員のモチベーションに繋がっていると感じています。この感覚は、これからも大切にしていきたい価値観です。 成果に対して貪欲でありながらも、決して利己的ではなく、全社最適の視点で働く人が多いのも当社の特徴です。自身の売上や担当事業の成果に執念を燃やしてやり切るのはもちろん、その上で、自分に直接関係のないことでも当事者意識を持ち、健全に指摘し合い、ポジティブで建設的な意見をぶつけ合える組織です。 オンとオフの切り替えもしっかりしていて、真面目な会話だけでなく、オフのコミュニケーションも活発です。オフィスではいつも笑い声が飛び交っており、働くことが楽しいと思える空気が自然と生まれています。

仕事をする上で大切にしていることは?

自分自身が誰よりも一番ワクワクしている状態を意識して働いています。自分の役職は関係なく、同じチームのメンバーとして、一緒に楽しく働きたいと思っています。ベンチャーで事業をスケールさせている現在地では、大変なこともありますが、同じ大変な思いをするなら、それをみんなで楽しみたいと考えています。 今、私が働く理由は何なのか?そう自問自答した時、二つの答えにたどり着きました。一つは「自己投資」です。近い将来、私自身や家族が何かに挑戦したいと思った時、制限なくチャレンジできる環境を整えておきたい。そのために、スキル面でも、経済面でも、今の仕事を通じて自分自身を磨いています。もう一つは、「今の仕事にワクワクしているから」です。「仕事が趣味」と言うつもりはありませんが、家族との時間や友人との交流と同じくらい、仕事も楽しい状態でありたいと考えています。 もちろん、仕事には本気で取り組んでいる分、苦労もあります。壁にぶつかって、前に進めないこともしばしばです。ただ、そうした状況をネガティブに捉えるのではなく、「乗り越えるべき壁が現れた=成長のチャンス」と考えるようにしています。当社の五つのバリューの一つに「Be Positive:前向きに生きよう。」という言葉があります。まさにその通りで、どんな状況でも前向きに、そして楽しみながら仕事に向き合えるよう、日々心掛けています。

今後はどんなキャリアを築きたいと考えていますか?

私自身のキャリアは、当社の成長と重なってきました。だからこそ、会社の今後の展望と自分の挑戦は常にリンクしています。まずは、私が責任者を務める『AgentOne』というサービスのグロースに注力していきたいです。『AgentOne』は、保育士の採用活動において“なくてはならない存在”になることを目指しています。業界内で圧倒的なシェアを築くことで、保育士と保育園の結び付きを最適化し、私達が掲げるミッションの次なるステップへと繋げていきたいと思っています。 会社としては、5年以内の上場を目標に掲げていますが、それはあくまで短期的な通過点にすぎません。私達が本当に目指しているのは、保育士が自分の望む職場で働けるような仕組みをつくり、日本の保育を支え続けてくれる世界を再構築することです。『AgentOne』も、人材紹介事業も、そのためのワンステップにすぎません。今後入社される方々からも、どんどん新しいアイデアを募りながら、共に成長していける組織でありたいと考えています。

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人事MGR 山田秀範(やまだ ひでのり)
キャリアアドバイザー6年、営業マネージャー3年の経験を活かし、採用から定着支援まで幅広く対応しています。時間帯問わず柔軟にお話できますので、些細なことでもお気軽にご相談ください。
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