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インタビュー画像大西 雅巳氏 データサイエンス部長 1997年入社。約25年のキャリアのうち支店と本部がほぼ半々。本部では、個人顧客向けのサービス企画を約7年、人事制度設計を約4年担当。支店では支店長も経験。2021年にシステム部に異動。バンキングアプリ『りそなグループアプリ』などに携わり、2023年4月から現職。銀行業務を幅広く経験してきた。

データサイエンス部の特色を教えてください。

りそな銀行は、フルラインの信託機能を備えた国内唯一の商業銀行であると同時に、その成り立ちの経緯から地域密着型のリテール営業基盤を持つリテールに特化した銀行でもあります。このような特色上、古くから個人向けマーケティングを重視してきました。1990年代から調査・分析部門を持ち、そのDNAが脈々と今のデータサイエンス部につながっています。 ほかの銀行の様子を聞くと、我々のように丹念にデータを蓄積しこうして自前で仕組みをつくって活用している銀行は少ないようです。何かしら外部のサービスを活用したり、スピードを買うために外部委託するところが多いようですが、我々は基本的にすべて内製で取り組んでいることがいちばんの特色です。ただし、スピードを補う目的で日本随一のデータサイエンティスト集団である株式会社ブレインパッドさんと協業し、知見・技術・人材育成・組織づくりなど、総合的に同社のノウハウを取り入れながら取り組んでいます。 データサイエンス部は長年にわたる蓄積とこの協業で、着実に実力をつけてきています。今後、本格的にデータを起点としたビジネスチャンスを創出していくフェーズでは強い力を発揮できるのではないかと思っています。 また、全てを内製で取り組むということは、自分たちで考え、つくりあげ、貢献できる場があるということです。我々としてはもちろん長く活躍してほしいですが、この競争の激しいデータサイエンスの世界では場合によってはステップアップの場としてりそなを選ぶ方もいるかもしれません。実際、キャリア採用で入社し、実力を発揮して活躍している人がたくさんいます。

キャリア採用の方が安心して働ける環境も整っていますか。

はい。人事制度の面でも、昔ながらの「新卒一斉入社」「年功序列」の銀行の人事制度とは異なり、りそなはダイバーシティ&インクルージョンを掛け声だけではなくずっと実践してきました。 というのも、少し脱線しますが、2003年にいわゆる「りそなショック」がありました。公的資金注入による事実上の国有化で、そこからりそなの経営再建が始まりました。その頃には多くの離職者が出ました。そのなかで、多様な人材に活躍してもらわなくては会社が立ち行かなかったのです。女性管理職比率向上のためのダイバーシティ&インクルージョンではなく、切実に女性にも活躍してもらう必要がありました。総合職と一般職の区分けもいち早くなくしキャリア採用もどんどん進めました。 いろいろな人に来てもらい活躍してもらうために、様々な改革をしながら進んできました。そのような背景から一人一人の能力を活かす環境づくりにも注力し、それが脈々とつながって今があります。結果的に我々のやってきたことは時代が進んだ今の環境にフィットしており、多様な人材が活躍しています。

データサイエンス部のミッションと大事にしている価値観を教えてください。

ミッションは、りそなホールディングスのデータ分析専門組織として、自分たちの能力を上げつつ、グループ各社に対してビジネス力を高めるためのソリューションを提供することです。ビジネス・データ・分析力を融合し、データを起点とした新たなビジネス創出に挑戦します。 個人のお客様のデータ活用に力を入れてきた経緯から、データサイエンス部もこれまでは個人向け事業の支援が中心でした。法人部門への展開はこれから本格化していくところです。個人の分野で培った技術・ノウハウで応用の利くものについては、積極的に法人部門にも横展開していきたいと考えています。 部内では、大事にしている価値観として「ビジネスにはじまり、ビジネスに終わる」という言葉を使っています。ビジネス価値として提供できて初めて、我々の持っている技術・ノウハウに価値が生まれるという考え方です。もちろん研究もしますが、単なるノウハウに留めていたのでは意味がありません。ビジネス価値として提供できるようにビジネスに適用して展開する必要があり、そのためには所管部門とコミュニケーションを密にし、ニーズや課題を把握しそれにあった対応をしていかなくてはいけません。決して楽なことではなく時間もかかりますが、じっくり取り組んでいきたいです。すでに法人部門、不動産部門、信託部門のほか、海外も含めていろいろな部門と打合せが始まっているところです。 部内のメンバーにとっては、所管部門と話しゼロから戦略ややり方を考えていくので、主体的に業務に臨むことができます。逆にそうしてくれないと困ります。データを扱うだけ、作業だけという部ではないのでやりがいは非常にあると思います。

りそなホールディングスのデータサイエンス部で働く魅力と、これから入る方へのメッセージをお願いします

まず他社と比べて特長的な点は、昔から分析に力を入れるカルチャーがあるのでデータがしっかりと活用できる形でそろっていることです。データ処理ではなく分析やアウトプットに時間を割けるので、仕事はやりやすいと思います。お客様の属性や取引履歴といった情報やアプリ上の操作ログ、営業担当のコンタクト状況まで個人に紐づいて蓄積されているのは、金融業界ならではのこと。情報は非常に慎重に扱う必要がありますが、この貴重なデータを使って様々な分析ができるという点は魅力的ではないでしょうか。 私自身は、支店も含めた様々な銀行業務を通じて、個人のお客様なら人生のいろいろなシーンに立ち合え、法人のお客様ならそれぞれの企業様の考え方や戦略に触れることができ、様々に学ぶことができました。これが金融業の魅力だと思っています。 データサイエンス部は情報を通じてそれらに触れ、アドバイス配信などの間接的な形でより良い選択ができるようにお客様に働きかけることが可能です。あるいは営業担当の業務をデータで支援することで、間接的にお客様のビジネスが好転したり、個人のお客様の運用や事業承継がうまくいったりと、データの先にいるお客様・営業担当の先にいるお客様の役に立てます。そのように感じながら仕事をしてほしいと思います。実際、様々な良い影響をもたらしており、間接的に世の中の様々なところをよくしている仕事です。データには様々な可能性があるのです。 これから仲間になる方は、おそらくほとんどが金融業界未経験だと思います。その点はまったく心配ありません。むしろ外から来ていただいた方たちの視点を大切にしたいと思っています。とてもフラットな部なのでぜひ積極的にご指摘いただき、その指摘を踏まえてよりレベルアップしていきたいです。 希望があれば、選考時にカジュアルに話をする機会も設けます。合うか合わないかは今いるメンバーとじっくり話しながら感じてくれるといいと思います。幅広くいろいろな方にチャレンジしていただきたいです。ご応募をお待ちしています。

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