事業開発部　事業開発チーム　マネージャー　黒澤 祐介氏 2006年に社名変更前のアイエヌジー生命保険株式会社に新卒入社。 名古屋営業部での代理店サポート業務をはじめ、商品開発（金融庁折衝）、経営企画と複数の部門で多岐にわたる業務を経験。 事業開発部に配属後は、業界外企業とのアライアンスやデジタルマーケティングを担当する。 現在はチームメンバーをリードして、前例のない法人向け保険事業でのデジタルマーケティング手法の確立に挑む。

エヌエヌ生命だからこそ感じられる仕事のやりがいは何でしょうか。

弊社は社員を大事にする会社です。例えばコロナ禍においては感染への不安の感じ方は人それぞれなので、事業開発部では出社率の目標を定めていません。私自身2～3か月間一度も出社せずフルリモートで業務を進めたこともありました。一人ひとりの考え方・気持ち・状況を尊重する風土です。 働きやすさにも定評があり休みを取りやすいのはもちろんなのですが、休みを積極的に取り心身の健康を保つように推奨されています。 外資系企業で人事エリアの役員が外国人ということもあって、ワークライフバランスへのこだわりは特に強くあるかもしれないですね。 また、チャレンジを強く推奨する風土でもあり、マネジメント層はチャレンジの上での失敗に対して寛容です。大事なのはその失敗に価値があったのか、今後の成功の糧にできるのかをしっかりと見てくれています。 身体的にも心理的にも安心できる環境の中でのチャレンジをやりがいに感じるメンバーは多いです。

求める人物像と入社後に期待したい取り組み方を教えてください。

受け身ではなく、自発的・積極的であることが大事です。 法人向けの保険会社でデジタルマーケティングに取り組んでいる会社は、ほぼありません。「成功の解」がない世界で答えを作っていかなければなりません。 そのため、教えてもらい指示通りにこなすという進め方では厳しい。施策の結果を分析し「これをやった方が良いと思います」と、どんどん提案し実行していく方が望ましいです。そのためのサポートは惜しみません。 保険会社の知見は伝えられるので、お持ちのデジタルマーケティングの知見と掛け合わせてシナジーを発揮したいと思っています。 チームメンバーの一人ひとりのスキルセットと経験が違うので、それらを集約してPDCAを回し、結果が出たものに対して注力する。そのようにして一緒に法人保険業界のデジタルマーケティングの手法をつくっていきたいです。

保険業界のデジタルマーケティングはどのような状況なのでしょうか。

個人向けの保険ではデジタルマーケティングが以前から実施されていて、特にコロナ禍もありここ数年は特に増えてきましたが、法人向けでは未だにあまり行われていない状況です。 保険は一度お金を支払って終わりの商品ではありません。10年～数十年という単位で長ければ一生涯になりますし、トータルで支払う金額は非常に大きくなります。特に法人が契約する法人保険は高額となり、消耗品のようにSNSで広告を打ちWebサイトに来てもらってそのままうWeb上で購入に至る類の商品ではないです。契約に繋げるまでには、いかに当社を認知してもらい信頼を獲得し安心してもらうかが重要になります。 重要なのですが、その信頼してもらうための仕組みづくりこそが難しい。 その仕組みをつくるためには、テストを繰り返し上手くいかなければ別のやり方を試してPDCAを早く回していかなければなりません。 ユーザーの生の声を聞き経営者の悩みやニーズを知ることも大事です。前例のない中で試行錯誤を繰り返しているのが現在の状況です。

ご自身の入社の決め手と、入社後に新たに感じた会社の魅力を教えてください。

近年では付帯サービスも増えてきていますが、基本的に生命保険が活きるのは人が亡くなったり病気・ケガをしてご本人や周囲の人たちが悲しんでいるタイミングです。悲しみが生命保険で癒されることはないかもしれませんが、経済不安を払拭することで関係者のネガティブな時間を少しでもポジティブにする助けができれば。そんな思いがありました。 また、生命保険は形がない無形商材なので、実際に目で見て触って機能を確かめられる訳ではありません。生命保険という商品そのものだけでなく会社や営業担当を信頼してもらい購入される面があり、その難しさが面白いと思いました。 保険業界の中でも当社に入社を決めた理由は、会社説明のセミナーや面接を通じてフランクで自由な雰囲気を感じたからです。もちろん、BtoCではなくBtoBに注力している独自色も魅力を感じたポイントです。 入社後も印象にギャップはなく、風通しの良いコミュニケーションが魅力だと感じています。 自由という部分では、入社1年目から裁量を持たせてもらい上司のサポートを得ながら代理店営業を任せてもらえました。その後異動した部門でも同様に、社員を大事にしてくれてチャレンジしやすい風土は大きな魅力だと感じています。

最後にGreenのユーザーへのメッセージをお願いいたします。

移り変わりが激しい保険業界の中でも、法人向け保険のマーケットは特に大きな変化が続いています。事業環境が変わる中、保険会社でいち早くアジャイル開発を取り入れた当社は、新しい環境にアジャストしやすい強みを持っています。 今後は経営者の法人保険の検討にいかにデジタルを組み込めるか、組み込んだ結果バリューを提供できるか、どうユーザーに認知を広げて契約に繋げていくかといった新たな挑戦に取り組む必要があります。 小回りが利く会社規模で柔軟性が持ち味の当社ならば、会社のサポートを受けながら今までになかったサービスを開発できると考えています。 BtoBマーケットで前例のないサービスを開発したい人は、是非ご応募をよろしくお願いいたします！