株式会社エヌエルプラス

2009年創業の株式会社エヌエルプラス（旧社名：株式会社電警）は、常に脱皮と成長を繰り返してきた。
設立当初は社名にあるように、インターネットセキュリティ事業をメインにしていた。情報漏洩やサイバー攻撃からシステムを守るセキュリティだけでなく、サービスが円滑に運営されるように、規約違反や迷惑行為がないか監視する役割も担い、インターネットサービス全体のセキュリティを守る仕事をしていた。

「当社は、大手オークションサイトの不正対策プロジェクトにオペレーション統括として参加し、詐欺対策、知財侵害対策等を担当していた人物が立ち上げた会社で、現在はWebサービスの運営をアウトソースとして受けるBPO（ビジネス・プロセス・アウトソーシング）をメイン事業にしています」（代表取締役CEO・笠間一生氏）

エヌエルプラスの現在の主要事業である「Webサービス／ICT領域のBPO事業」は、ECサイトやインターネットゲーム、SNSといったWebサービスを運営や、ICT領域のバックオフィス業務全般を運用代行している。

「コンテンツ内容の審査や電話・メール・チャットでのカスタマーサポートといったサービスを運営するにあたり、必要なバックオフィス業務全般を請け負っています。大手企業や有名なサービスが大半で、福岡にオペレーションセンターを構え、そこで実際の業務を運営しています。企業内に常駐してのオンサイトヘルプデスクやプロジェクト推進等、ICT領域での事業支援も受けています」（取締役副社長COO・中澤一聡氏）

BPO事業と並ぶ同社の事業の柱が「ICTコンサルティング事業」。金融決済、EC、SNS、情報システム関連、セキュリティ等、幅広いプロジェクト参画経験を持つプロジェクトマネージャーがクライアントの課題を抽出し、解決策を立案する。

「BPO事業でクライアントのビジネスに精通し、信頼関係も築くことができ、サービスの運営や新規事業についてコンサルティングも任せてもらえるようになりました。経験豊富なPMが多数在籍しており、要件定義、設計といった上流工程からシステムの構築・開発・実装・運用までクライアントの要望をトータルで請け負うのが強みです」（中澤氏）

コンサルティング部隊が開発、構築したサービスをBPO事業部で引き継ぐことで、二つの事業はシナジー効果を上げ、会社の成長を加速させている。

「Webサービス／ICT領域のBPO事業」と「ICTコンサルティング事業」をビジネスの柱にするエヌエルプラスは、近年「サービス開発事業」に注力している。自社サービスの開発やクライアントのビジネスをスケールさせるために共同で新サービスを開発している。

エヌエルプラスの自社サービス第一弾となる『FIRSTWEB』は、簡単な質問に答えるだけで、デザインの知識がなくても美しいデザインのWebサイトを作ることができるサービスだ。

「ITリテラシーがある人は、自分でWebサイトを作成できる時代になっていますが、まだまだ一般の人には難しいのが現状です。デザインはできてもセキュリティが甘い等、ビジネスで活用するには、クリアしなければならない問題も多いです。FIRSTWEBを使えば、ITの知識がなくとも、魅力的なWebサイトを簡単・安全に作成することができます。短納期・ローコストで必要な時に、すぐに望み通りのWebサイトが手に入ります。そんな世界観を目指しているサービスです」（専務取締役CTO・飛鳥真一郎氏）

WebサービスのBPOから始まった事業を上手く広げているエヌエルプラス。事業提携を活用してビジネスノウハウとITソリューションで新しいサービスを生み出し、フロー型の受託ビジネスだけでなく、ストック型の自社サービスも展開する。エヌエルプラスはまた新たなフェーズへとステップアップし、さらなる成長を目指しているのだ。

エヌエルプラスではメンバーの自由を重んじている。事業拡大も「人」が契機となるケースが少なくない。ITコンサルティングに力を入れだしたのは、現CEOである笠間氏のジョインがきっかけであり、大手SNS出身のCTO飛鳥氏の加入でサービス開発事業が加速した。

「自由に働け、存分に腕を振るえるのがエヌエルプラスの魅力だと感じています。自分発信で何でもできる会社だから、自ら動く仕事のスタイルを楽しめるメンバーが輝く会社です。自分次第でどうにでもなるのが、エヌエルプラスの一番いいところです。私も前職でクライアントに対して仕事をやり切れずに歯がゆい思いをしたことがあります。エヌエルプラスならクライアントにとってのベストを追求することができます」（中澤氏）

メンバーの自由を尊重する社風について、CEOの笠間氏も話を続ける。

「当社は社員の自主性を大切にしており、自ら積極的に動けば、新しい事業を進めることもできます。当社で活躍するPMは、みんな広い裁量権の元で意思決定をしてプロジェクトを進めています。クライアントのビジネスをどれだけスピーディに動かせるかに重きを置いているため、自走式のPMでないと務まりません」（笠間氏）

もちろんトラブルになれば、それは上長の出番。丸投げはしない。PMは動き方を間違うとただの調停役になってしまいがちだが、エヌエルプラスはPMにどんどん意思決定してもらう。経験を積み重ねると自信をもって意思決定ができるようになる。そして、その方が評価もしやすくなるという。

「長く一緒に働いてくれるのが嬉しいですが、事情があって当社を辞めることになっても、どこでも通用するエンジニアになってほしいと願っています。エヌエルプラスで働けば、エンジニアとしてスキルを磨けるだけでなく、新サービスの立ち上げを経験したり、PMとして上流工程から参画してプロジェクトを成功に導いたりと、幅広い経験を積むことができます」（飛鳥氏）

代表メッセージ
greetings from DENKEI's representative

一燈をさげて暗夜を行く。
暗夜を憂うなかれ、一燈を頼め。

当社は、インターネットセキュリティ事業を主とした会社として2009年に設立しました。
それから12年間、様々な企業の課題を解決しつづけた結果、
現在ではITを軸としたソリューションカンパニーへと成長しました。
業種業態を問わず、企画立案から事業遂行、開発、保守運用まで、
お客様の一番近くで、お客様以上の熱意を持ち、お客様と共に成長を続け、
そんな変わらぬ姿勢に共感した、同じ志しの仲間も増えました。

私たちは自由と自立を重んじ、組織人でありながら自由であると同時に、
専門性という武器を自ら磨き市場価値の高い、本当のプロフェッショナルを育て求めています。
ゲームチェンジすら楽しむ仲間と共に、全力でお客様を支援し続けます。
私たちの姿勢と専門性は、必ずお客様のお困りごとを解決します。