キャンバスエッジ株式会社

キャンバスエッジ株式会社は、【エンジニアの当たり前を変え、可能性を広げる】というビジョンを掲げ、“エンジニアファースト”の運営を行っていることが特長です。

同社は、主にSES事業を手掛けている、2023年12月設立の新鋭企業。
2025年5月現在、約150名のエンジニアを擁しているが、うち経験10年以上が19%、4年以上9年未満が62%、3年未満が19%という内訳で、ベテラン・中堅エンジニアが8割以上を占めるという実力派。
大規模なシステム開発やインフラ構築案件を数多く手掛けています。

案件の単価とエンジニアの報酬を連動させる“単価連動型報酬制度”を採用。還元率のベースは77%で、職位に応じて 80%→85%→90%と上昇。更に、会社が主導する案件への参画を決める場合はベースが5%アップし、最大で95%の還元を受け取ることができます。
加えて、リファラル採用や現場の増員に貢献された場合はインセンティブが付きます。

もちろん、上記還元率には、交通費・経費は含まれません。

これだけの高還元を実現できるのは、後述するグループ企業としての財務基盤が背景となっています。
6つの自社サービス、6つの事業の柱があるグループだからこそ、エンジニアの報酬や成長に潤沢な投資を行えます。

もうひとつの特徴的な制度は、「案件選択制」です。
常時1,500社以上の企業と取引をし、月間30,000件以上の案件情報を揃える。エンジニアの志向に合わせた提案を行うことで、エンジニア個人と企業としての成長速度を最大化することができています。

同社は、シーマインドグループに所属しています。同グループは、ほかに次の3社で構成されています。

●株式会社C-mind：業界No.1の定額制レンタルプリンター『スリホ』等の提供
●株式会社シーマインドキャリア：AI就活サポートサービス『AIたくみん』、リクルートスーツレンタルサービス『カリクル』、無料ES添削サービス『赤ペンES』等の提供
●株式会社シーマインドエステート：新築分譲マンション販売、中古マンション買取再販等

キャンバスエッジは、C-mindのSES事業部門が分社する形で設立。その経緯について、岡村氏は次のように説明しています。
「このSES事業部門は2019年1月に発足し、その後のコロナ禍での苦境をしのいで安定成長軌道に乗せることができました。そんな2023年の12月、成長をさらに加速させるにはSES事業としてのブランディングをより鮮明に行っていく必要があると判断し、分社化することになりました。」

グループの一員として、グループ全体のDX推進をリードすることや、サービス開発に貢献する役割も求められます。また、C-mindが擁する大手顧客群に対して直取引を働きかけるシナジーも期待できます。このグループ力も同社の大きな強みです。

同社のビジョンは、先述のとおり【エンジニアの当たり前を変え、可能性を広げる】。その背景にある思いについて、岡村氏は次のように話してくれました。
「日本のIT業界では、多重下請構造の中でエンジニアは長時間労働を強いられる一方、低賃金で処遇されるという就業環境が長く続いていました。こうした環境によってエンジニアのモチベーションが低下し、離職率が増え、ひいては現在のように慢性的なエンジニア不足を招いて日本経済の生産性が向上しないという事態に繋がっていると思います。こうした問題を解決するには、エンジニアの労働環境の改善とキャリア支援の充実が不可欠です。当社は、こうした取り組みを通じて従来の古い“当たり前”を変え、エンジニアがイキイキと働くことができ、スキルを磨いて充実したキャリアデザインを実現できる環境をつくります。そして、エンジニアと共に当社としても領域拡大にチャレンジし、世の中を良くしていくことに繋げていきたいと思っています」

今後の成長目標として、2030年までに売上高100億円を目指します。
AIが進化し、プログラミング作業が代替されていく中で、エンジニアはPLやPM、アーキテクトといったより上流の高付加価値な業務にシフトしなければ生き残れなくなるでしょう。同社は、エンジニアがこうしたキャリアを構築し、顧客からも信頼される組織づくりを基軸に成長を図っていきます。

基本制度は、次のとおりです。

●案件選択制度
1,500社超の取引先から常時1万件以上の案件情報が寄せられており、エンジニアは自分のスキルレベルやキャリアビジョン、嗜好等に応じて基本的に自由に選択可能。入職後の延長もエンジニアの意思が尊重されます。

●単価連動制度
エンジニアの報酬は、各エンジニアのレベルに応じた単価に連動する透明度の高い制度を導入。

●高還元率
還元率は最大95%と、SES業界トップレベルの高さ。
所属グループの財務基盤があるからこそ、高い還元率を設定できます。

●給与保障制度
新しい領域にチャレンジして単価が下がるような結果になったとしても、原則として降給しません。

●サブプロジェクト制度
同社ならではのメリットとして、実務を伴うスキルアップの機会提供があります。
エンジニアがやりたいプロダクト開発を手掛けられる、というものです。
半年間～1年間のプロジェクトとして、技術顧問がPMとなり、エンジニアは要件定義からリリースまで一貫して経験可能。
現在、Go言語やPython等モダンな言語を活用する三つのプロジェクトが進行中です。

●自社プロダクト『Digital Sign』
同社は自社プロダクトのとしてSaaS事業を展開しており、SESのエンジニアもその開発に携われる機会も。
『Digital Sign』は、一つのツールで契約書の作成・承認・締結・保存・管理までを完結でき、ユーザーに利便性を提供できるオールインワン機能が強み。

更に、サブプロジェクト発のプロダクトである『Flat Link』の開発も進んでおります。
（SNSとGoogleビジネスプロフィールの統合管理サービス）

「成長戦略として、こうした自社サービス開発や受託開発、パッケージのカスタマイズ導入等も視野に入れています。エンジニアが活躍できるフィールドは間違いなく広げていきます」と、代表取締役CEOの岡村亮佑氏は意気込みます。

エンジニアとしての教育制度としては、約5,000講座のe-ラーニングが自由に受講可能です。また、資格取得も受験費用の全額会社負担で支援。書籍購入は年間2万円までを会社が補助、外部セミナー参加も会社が費用負担の上、出勤扱いとしています。
社内コミュニケーションの機会としては、3カ月おきにエリアごとに行われる参加自由のオフライン懇親会や、同じく3カ月おきに事業状況説明等を行うオンライン帰社日があります。「今後、年1回のペースで全国のエンジニアが一堂に会するイベントも企画したい」と岡村氏。

福利厚生としては、社会保険や定期健康診断のほかに、提携先の「にしたんARTクリニック」での健康支援サービスが本人と家族やパートナーまで無料で受けられます。
また、同社が共同オーナーを務めるBリーグチーム「横浜ビー・コルセアーズ」のゲームを無料で観戦できるメリットも。
そのほか、企業型確定拠出年金制度、引越し支援制度、給与前払い制度、サークル支援制度等も揃えています。

気になるワークライフバランスは、平均残業時間9.5時間・年間休日130日（2024年度実績）によって充実させることができます。

そんな同社が求める人材像について、岡村氏は次のように期待を寄せます。
「成長意欲とコミュニケーション力、そしてストレス耐性がある方だと嬉しいですね。ぜひ当社で自分自身の“可能性”を広げてください！」