「止めてはいけないシステム」を支える。上流から設計を握るエンジニアの仕事観
ボスコ・テクノロジーズで6年以上にわたりシニアエンジニア兼PMを務めるKさん。情報セキュリティを学んだ大学時代、フリーランス、事業会社を経て、なぜ受託開発の道を選んだのか。通信会社のインフラ基盤や官公庁の業務システムなど、国民の生活を支えるプロジェクトの最前線で働くリアルを聞きました。
「システム全体が見たい」——80名規模の組織を離れた理由と、ボスコを選んだ決め手
――前職の事業会社からボスコ・テクノロジーズへ転職された経緯を教えてください。 前職はB2Cの事業会社で開発エンジニアをしていました。エンジニアだけで80名、チームが10ほどに細分化されていて、自分が見えるのはシステムのごく一部。 「全体が見えるポジションで、上流から仕事がしたい」という思いが強くなり、転職を考えました。 ボスコに決めた一番の理由は、面接で話したエンジニア全員の技術理解の深さです。 こちらの質問に対して、一つの技術だけでなく横のつながりまで見通した上で、裏の意図まで汲み取ってくれる。ボスコのエンジニアと話したときの「この人たちと働けば成長できる」という確信が決め手になりました。 加えて、30名規模の会社でありながら通信会社のインフラ基盤や官公庁システムなど、止めてはいけない社会インフラを要件定義からプライムで手がける案件が多い。上流から関われる環境がここにはあると感じました。
国民の生活を支えるシステムを、上流から設計する手応え
――現在担当されているプロジェクトについて教えてください。 現在はプロジェクトマネージャー(以下、PM)として、大手通信会社のネットワーク仮想化基盤サービスをサービス立ち上げから担当しています。 もう1つは官公庁向けの業務管理システムで、長期間使い続ける前提の高品質な設計が求められるプロジェクトです。 どちらもプライム案件として上流の要件定義から入り、システム全体の設計を自分たちの手で握っています。 特に官公庁のシステムは、国民の安全や生活に直結するものです。止まることが許されないからこそ、求められる技術水準が高い。その分、「自分たちが社会の土台を支えている」というやりがいは大きいですね。 エンジニア一人ひとりの技術力が高いからこそ、この品質を実現できています。業務ロジックに合わせた型システムの設計が得意なメンバーが揃っていて、設計段階でバグが入りにくい構造を作れる。だから炎上が少なく、問題が起きてもリカバリが早いんです。
Ver.2.0を見据える視点が、PMへの道を拓く
――PMを目指すエンジニアにとって、ボスコで得られるものは何ですか。 受託だとVer.1.0の納品がゴールになりがちですが、私はVer.2.0、3.0を見据えて開発しています。 最初の要件定義の段階で「お客さんがこのシステムを通じて将来何をやりたいのか」を深く聞き、次のフェーズも見越した技術選定をしていく。プライム案件で上流から入れるからこそ、この視点を日常的に鍛えることができます。 幅広い技術への理解や、システム全体を俯瞰して設計する力は、ここでの積み重ねで身につきました。 要件が降りてきたときに鵜呑みにせず、「このシステムをなぜ作るのか、将来どうあるべきか」を自分の中で一度解析し直す。与えられた機能開発に収まるのではなく、全体の目的からゼロベースで考える。その積み重ねが、PMとしてプロジェクトを推進する力につながっていきます。 周囲のエンジニアの技術理解が深いからこそ、設計の議論が本質的なレベルで成立する。この環境がエンジニアからPMへのステップアップを後押ししてくれていると感じています。
第二創業期の真っ只中——「会社が変わっていく」を体感できるフェーズ
――どんな人と一緒に働きたいですか。 ものづくりが好きな人ですね。うちのメンバーはプライベートでもコードを書いていたり、釣竿を自作している人がいたり。私自身も最近は独学で作曲を始めました(笑)。 ソフトウェアに限らず、何かを作ること自体が好きな人が多くて、そういう仲間との会話がとても楽しいです。 フルリモート環境ですが、対面のとき以上に挨拶やこまめな確認を意識していて、コミュニケーションはとりやすいですね。月次のフィードバック面談もあり、自分のやっていることと評価のすり合わせもできています。一人ひとりを大切にしようという姿勢は、代表が昔から言い続けていることで、経営陣や人事にも浸透していると感じます。 あともう一つ伝えたいのが、今のフェーズのことです。 今本当に会社が面白い時期で、人が増えて組織化が少しずつ進んでいて、ここ1年で変わってきています。 会社が大きくなるのを目の当たりにできる楽しさがある。会社の変革期を体感したい、一緒に楽しめる方と働きたいですね。