独立系SIerとして30年以上の歴史があり、システムインテグレーション事業とサイバーセキュリティ事業の両軸が特徴です!

サイバーセキュリティ事業における日本の草分け的存在であると自負しております。政府/官公庁から大手金融機関やエンタープライズ企業まで900件に近いユーザー数を誇ります。センサー数では約2,000、セキュリティアナリストが監視するお客様の監視対象機器のログの件数は25億件にのぼります。

執行役員の中間は、監視システムやリスク判定システム(LAC Falcon)、カスタムシグネチャ(JSIG)などのツールは、すべて当社エンジニアによる自社開発故に他社にはない優位性があると語ります。
株式会社ラックの歴史・沿革として、2007年に主にネットワークセキュリティ事業を手がける旧ラックと、SI事業を手がけるエー・アンド・アイシステムが経営統合して持株会社ラックホールディングス株式会社が設立されました。統合前にさかのぼれば、それぞれ1986年、1987年設立という30年以上の歴史を有します。
2012年に持株会社ラックホールディングス株式会社が完全子会社3社(旧株式会社ラック、エー・アンド・アイ システム株式会社、株式会社アイティークルー)を吸収合併し、商号を「株式会社ラック」に変更しました。2020年5月現在では3社統合された後に入社した人数が過半数を超えており、新しいラックとして進化を成し遂げ、さらに安定感のある会社になりました。
事業内容としてはセキュリティソリューションサービス、システムインテグレーション(SI)サービス、情報システム関連商品の販売および付帯サービスの3事業を展開しています。
セキュリティ事業は、Windows95が出始め今後商用インターネットが普及するであろうという1995年に不正アクセス対策事業という名目で社内ベンチャーのような形でスタートし、現在は164億円の売上までになっております。
弊社は日本社会の安全を護るという想いのもとインターネット黎明期からサイバーセキュリティをビジネスとして諦めることなく推進し続けたパイオニア企業であると自負しております。
セキュリティコンサルティング、脆弱性診断サービス、JSOCによる監視サービス、サイバー救急センターによる緊急対応、デジタル・フォレンジックなど様々なサービスを自社開発し日本のセキュリティ市場を開拓して参りました。
システムインテグレーション事業は、銀行、証券、保険などの金融系、中央省庁や独立行政法人などの公共系、大手人材系やケーブルテレビ、アパレル、大手製造業などの幅広いエンタープライズ領域のお客様のビジネスに密接に関わっております。技術領域もNW、サーバー、ミドルウェアなどのインフラ領域からアプリケーションの領域まで幅広くセキュアな開発などのセキュリティ面も含めて一気通貫でビジネスができることが最大の強みで、全社の売上の約60%をしめる主要ビジネスです。
情報システム関連商品の販売および付帯サービスとは、簡単に説明すると物販の事業です。旧株式会社アイティークルー
のディーラー事業(物販)が母体となっており、IBM、HP、DellEMCなどのサーバー、PC、ストレージやRedHatやVMWARE、DB2、WASなどの各ソフトウェア製品、PaloAlto、McAfee、Akamaiなどのセキュリティ製品・ソリューションなども取り扱っております。お客様のクラウドシフトが進んではいるものの年間20~30億円程度のビジネスがあります。独立系企業として、メーカーフリーの中立的立場で顧客に最適なシステム機器を納入でき、単に物売りだけでなくインフラ構築や運用を含めてトータルソリューションを提供できることが最大の強みです。これらを高度なレベルで一貫して提供できるベンダーはほかにはないと自負しています
※(2020年5月現在)
プライムベンダーとして大規模案件に携われるだけでなくアジャイル、クラウド、セキュリティ、Fintechなど最新技術に触れられる多種多様な構築・開発案件があります!

2019年4月入社のSI部門所属の新入社員研修ではアジャイル/スクラム開発を行っております。写真は東陽町オフィスでの発表会の様子です。

現在ではエンタープライズ事業部が東陽町オフィスに拠点を構えています。
SI事業は、全社売上の約60%以上を占める同社の“屋台骨”です。メガバンクなどの大手金融機関をはじめとして各エンタープライズ企業や官公庁、独立行政法人など300社を超えるお客様との継続的なお取引がございます。SI事業の規模感もビジネスパートナー様を含めれば、約1,200人月を超えるエンジニアが活躍しております。経営統合前の旧ラック、旧エー・アンド・アイシステム、旧アイティークルーの3社それぞれシステムインテグレーターとしてのビジネスを中核にしておりました。
特に現在の富士ソフトと日本アイ・ビー・エムによる合弁企業の旧エー・アンド・アイシステムを中心に30年以上の一貫して金融系基盤領域を手がけ続けている技術的蓄積や信頼性が、当社SI事業におけるブランドを強固にしています。さらに、当社はトップレベルのサイバーセキュリティブランドを有しているので、インフラ構築からアプリケーション開発まで、全方位で“セキュアであること”が認めてもらえているところもアピールポイントです。
当社のSI事業は、金融系に代表される安定的で大規模な事業基盤の上で、多種多様なアプリケーション開発やソリューション展開を行っておりますが、現在では金融系以外の領域にも積極的に取り組み金融系と同じくらいのビジネスの規模感になっております。人材派遣・紹介システムソリューションやカスタマーセンター応対評価システムなどの業務システム、ビッグデータ処理システム、マーケット予測分析ソリューションなどのビジネスアナリティクス、スマートフォンアプリケーション診断などのモバイルデバイス、仮想化技術による統合効果診断などのIT最適化分析など、その領域は広範に及んでいます。
また最近は、アジャイル/DevOps手法による開発プロジェクトの実施や、クラウド(AWS,Azure,Google Cloud Platformなど)またはFintechに関する開発などのあらゆる最新技術に触れられる案件も増加しており、当社の高い技術力の裏付けとなっております。
それぞれの開発プロジェクトは、数名から数百名規模まで様々で、業種、IT環境、開発言語等々、千差万別です。金融向け案件の場合は長く関わることが多いですが、金融以外の小規模案件は一人のエンジニアが複数のプロジェクトを兼務することもあり、様々な業務や技術にタッチすることができます。エンジニアとして幅を広げたり、専門分野を深めることができる、多岐に亘る環境があるといえます。
「社員個人の幸せ」と「会社の成長」を目的とした働き方改革への挑戦

働き方改革に関連した社内イベントも多く社員同士の交流の機会も多くあります。

アウトドアやインドアのサークル、年間イベントも豊富。ワークライフ・バランスを考慮した働き方ができます。
2017年度から本格的に働き方改革に挑戦しております。
社長の西本並びに経営陣が働き方改革にコミットし西本が「成長に挑戦する企業文化を作り、生産性と働きがいを向上する具体的な施策を進めていきます。一緒に変化を楽しみましょう。」と自ら率先して発信しております。
ラックの働き方改革はテレワークやIT環境の整備というハード面だけに取り組むのではなく、会社として文化や風土づくりをしながら業務改革や制度の整備を進めております。
実際には、社員の様々な声やフィードバックを踏まえ以下ような20項目の具体策や心がけ10か条に落とし込みそれぞれ実行しております。
-----働き方改革 具体的施策20項目-----
(1)主要労働指標の見える化
(2)働き方改革「心がけ十か条」の設定
(3)サテライトオフィスの正式契約
(4)ドレスコード見直し
(5)勤務間インターバル制度
(6)事務職への固定残業制導入
(7)在宅勤務制度の拡充
(8)人材育成カリキュラムの拡充
(9)評価制度の改善
(10)管理職の職責範囲を再定義
(11)コミ活制度の創設
(12)客先常駐先へ環境改善申し入れ
(13)項目12で改善に至らない場合常駐者間の不均衡是正策の検討
(14)長期客先常駐者を考慮した施策の実施
(15)経営層の客先訪問ランチの継続
(16)IR情報や通達の説明資料を配布し社員に向けた情報の理解促進
(17)RPAによる間接業務の効率化
(18)業務用PCの最適化
(19)働き方を改善するICTの検討
(20)基幹システム刷新に向けた検討の開始
-----働き方改革 具体的施策20項目-----
-----働き方改革 心がけ10か条-----
1. 30分会議で効率的に
2. 毎日定時退社できるように計画的に
3. 業務指示・他部門への依頼は相手を考え定時内に
4. メール、電話などは定時内に (遅くとも平日20時までに、休日は控えて)
5. 勤務終了から翌日の始業までしっかり時間を空けましょう
6. 計画的に休みましょう(月に一度の年休や、年に一回は5日以上の連続休
暇を取得しリフレッシュしましょう)
7. 仲間を認め合いしましょう(場所や時間に制約のある仲間がいることを
受け入れましょう)
8. 目標・キャリアプランを確認しましょう
(四半期ごとに上長と確認し合いましょう)
9. スキルアップに努めましょう(月に一度は自己啓発を)
10. 他部門のメンバーと学びを共有しましょう
-----働き方改革 心がけ10か条-----
働き方を考える1週間として「Learn And aCt」”LAC週間”という働き方改革強化キャンペーン週間を4半期に1回行っており、2019年4月現在まで継続しております。テレワークや定時退社などの強化キャンペーンだけでなく、カフェテリアでイベントを開催し部門の垣根を超えた社員同士の交流を深めるようにしております。
また2019年度からの新たな取り組みでは、上司と部下の1on1を会社としてはじめました。期初と期末にある評価面談がありますが、それだけでなく、社員の成長促進とキャリア支援を目的とし、社員(被評価者)とその直属上司(一次評価者)が、1on1の面談形式で3ヶ月に1回を目安に対話を行うようにしております。仕事の話だけでなく、プライベートな内容でもOKです。上司とメンバーのコミュニケーションの回数を増やすことで信頼関係を構築し働きやすくなるように期待しております。
このような働きやすい環境とチャレンジングかつ堅実で安定感のあるビジネスがラックの特徴であり強みでもあります。
ご一緒に働ける日を楽しみにしております。
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