セールスコンサルティング局 局長 速水 健人氏 大学卒業後、自動車部品メーカーの販売会社に入社し、セールスの仕事を始める。その後、語学留学を経験し、英語を使って働く環境を求めて、外資系のオンライントラベルエージェンシーに転職。九州各地のホテルや旅館に自社サイトへの登録を促す営業を担当する。2014年、裁量を持って働く機会を求めて、スタイルビーの前身であるファインドスター九州営業所に入社。スタイルビーの立ち上げに伴い転籍し、現在に至る。

株式会社スタイルビーに入社した背景は？

前職では仕事も楽しく、企業文化も自分に合っていたのですが、上司との関係が上手くいかず、転職を考えるようになりました。ファインドスターに入社を決めたのは、ダイレクトマーケティングの広告領域で“アジアNo.1”を目指すというスケールの大きさに惹かれたからです。 入社から3年目でスタイルビーが分社化・独立したことにより、九州支社で働いていた私は転籍となり、引き続きダイレクトマーケティング領域の広告営業に携わっています。現在はセールスチームの責任者も務めており、組織規模の拡大に伴って、マネージャー層の育成がますます重要になってきていると感じています。若手メンバーの成長を支援するために、事業責任者への抜擢やマネジメント経験の機会提供はもちろん、新しいプロジェクトや事業にも積極的に任せながら、彼らと共に新しい道を切り開いていきたいです。 ダイレクトマーケティングの世界は常にトレンドが変化しています。過去の成功体験にとらわれず、常に新たな手法やサービスを模索し、クライアントの期待を超えるような提案ができる組織。そして結果で応えられる会社。そんな理想を目指して、チームと共に挑戦を続けています。

スタイルビーはどんな会社だと感じていますか？

当社では、「STAR WILL BE MIND（通称：WILL）」という行動指針を掲げています。チャンスを待つのではなく、意思を持つだけでもなく、意思・情熱を持ち続け、行動し続けることでチャンスを掴む。そんなアグレッシブな挑戦精神が、社風の根幹です。 特に私が責任者を務めるセールス部門では、コンサルティング要素の強い提案型の営業を経験できます。これまでの営業経験を生かしつつ、新たな領域に挑戦したい人にとって、当社は最適なフィールドです。型にとらわれるよりも「自ら考え、動く」ことができる人材が、最も力を発揮できる職場だと感じています。 実際、未経験からスタートしたメンバーも数多く活躍しており、経歴よりも「挑戦したいという意志」が評価される環境です。私自身、若くしてセールス部門の責任者を任せてもらい、濃密な経験を積むことができました。その結果、同世代よりも一足先に成長できたという実感があります。これからは、若手メンバーにも同じように“爆速”で成長できる場を提供するため、会社・組織の拡大に力を注いでいきます。

スタイルビーで働く魅力は？

当社は現在、10期目を迎えました。とはいえ、まだまだベンチャーマインドを持ち続けており、組織も個人も着実に成長を重ねています。1期目には5名だった社員数も、今では50名規模となり、数度のオフィス移転を経験する等、会社の成長を肌で感じられる環境です。今も全社員の顔が見えるサイズ感なので、ベンチャーらしい一体感や熱量を、日々実感できると思います。 当社が手掛けるダイレクトマーケティング支援は、通販企業にとってビジネスの根幹を担う重要な領域。お客様の商品をしっかり理解し、どのメディアにどんなチラシを同梱すれば効果的かを考え、提案するのが私達セールスの仕事です。商材をただ売るのではなく、マーケティングとクリエイティブの力で販売支援を行うスタイルで、結果はダイレクトに数字に表れます。施策が上手くいった時には大きな達成感を得られますし、結果が振るわない時も、データ分析を通じて次回へと繋げるプロセスがあるため、前向きに改善していけます。 クライアントと一緒にビジネスを育てていくような感覚を味わえるのは、難しくも楽しく、そしてやりがいに満ちた仕事です。

仕事をする上で大切にしていることは？

当社が所属するファインドスターグループでは、「信頼」を非常に重要な価値観として重きを置いています。私自身もこの考えに深く共感しており、関わる全ての人、クライアント、パートナー、そして当社の仲間達に対して、誠実で裏切らない仕事をすることを心掛けています。当社のメンバーにも同じ心構えで仕事に臨んでほしいと思っています。 信頼を築くために大切にしているのが、スピード感のある対応と当事者意識の徹底です。周囲で起きている出来事を“自分ごと”として捉え、受け身になることなく積極的に関与する姿勢が、組織全体の信頼感にも繋がると信じています。 あとは、嘘を吐かないこと。隠し立てをしないこと。仕事にミスは付き物です。自分の失態であっても、目をつぶっていれば責任を問われないことは多々あります。ただ、ミスに気が付いた時点で自己申告して、解決に全力を注ぎたいと考えています。失敗しても正直に告白して、真摯に対応する。そうすることで、周囲の人から信頼されて、失敗を次へと繋げることができます。

速水さんにとって「仕事」とは？

昔の私は、仕事を「自己実現」の手段として捉えていました。海外で働きたいという強い希望があり、自分の夢や希望を叶えるために、仕事を活用する感覚でした。 ですが、年齢を重ねて30代になり、家族を持ち、二人の子供を育てる中で、仕事に対する考え方も変わってきました。今は、自分のためだけでなく「家族のためにしっかり稼ぐ」という意識が強くなっています。 同じように家族を持つ後輩や部下が増えてきたこともあり、責任者としての心構えも変化しました。チームとして、会社として収益を上げ、メンバーそれぞれがしっかり稼ぎ、家族を養えるような組織つくっていきたいと強く思っています。制度の整備も大切ですが、それ以上に、メンバーが稼げるだけのスキルやマインドを育てられる環境づくりが重要だと考えています。 とはいえ、私は仕事に誇りを持ち続けたいとも思っています。売上至上主義に陥らず、家族に対しても自分の仕事を胸を張って語れるような働き方をしたい。広告セールスの世界では、“数字が全て”という面も確かにありますが、それでも子供達に誇れる仕事をしている。そんな思いをいつも大切にしています。