ベンチャーパートナーズ株式会社

ベンチャーパートナーズ株式会社は、札幌市を本拠に東京・仙台・松本に事務所を構える総合会計事務所。会社設立・起業支援を得意とする税理士法人で、“会社設立サービス日本最安・激速１日”をモットーに成長中の企業だ。

相談実績12,000件超、設立実績3,500件超。地域最安値、平日夜＆土日祝も相談可能。会社設立時の繁雑な手続きの全てを早く正確に代行し、「創業融資と補助金」も得意分野としている。もちろん、経理・記帳代行や税務顧問サービスも提供している。

そんな勢い盛んな税理士法人に、「Web制作」を手掛けるチームがある。2018年にオープンした札幌大通事務所の一角に、WEB事業部はある。チームメンバーは現在、男性1人・女性1人の2人体制。札幌を中心に東京・仙台・松本の顧客からWebサイト制作を受託している。

「当社は、会社設立・起業支援を得意とする税理士法人であるため、起業に伴うWebサイト制作の相談を多く受けます。そんな背景もあり起業支援の一環でWEB事業部が設立されました。会社設立・起業支援を全面的にバックアップするため、当社は社労士事務所と提携し、社内に財務コンサルティング部・不動産事業部・コーディネーター部など様々な部署もあります」（WEB事業部 丸田氏）。

税理士法人のWEB事業部といっても、特に税務知識が必要なわけではない。業務内容は一般的なWeb制作会社と変わらない。クライアントの要望に添ってWebサイトを制作して納品する。

「仕事内容は一般的なWeb制作会社と何ら変わりません。クライアントが自社の顧客である点が特徴です。税理士法人の顧客は業種が様々で、私たちWEB事業部が手掛けたWebサイトもバラエティに富んでいます。一般的なWeb制作会社と違う点を挙げるなら、そういったユニークな仕事にも携われる点や対応する顧客の殆どが代表者・経営者のため、
決定するスピードも速いです。また、様々な業種の制作に携わることができるので、飽きることがないというのと、自身のスキルやノウハウがどんどん蓄積されていくことは仕事として面白いと思います。」（丸田氏）。

札幌・東京・仙台・松本の各拠点の顧客から依頼があるため、WEB事業部の業績は堅調に伸びている。そのために、窓口となる制作者を増員して事業の成長を加速させる計画だ。

「税理士法人の事業がWEB事業部の営業を兼ねている形で、各拠点の担当者がWEB事業部に送客してくれます。そのため、無理な営業などは特に必要ありません。また、当社だけでは請けきれない場合は、信頼の置けるWeb制作会社と連携して、クオリティの高い制作を提供することも可能です。」

WebデザイナーやWebディレクターといったWeb系人材が、ベンチャーパートナーズで働くメリットは、圧倒的に幅広い業務内容と制作を一人で完結できるスキルを身に付けることにある。一般的なWeb制作会社では、Webサイトを作るのに分業制をとっているところが多い。

WebサイトのデザインはWebデザイナーが担当するし、規模の大きな会社だとHTML・CSS、JavaScript等でコーディングするマークアップエンジニアがいるケースもある。プロジェクトの進行や品質管理は、Webディレクターが行う。

「当社の特徴の一つとしてメンバーが少ないということもありますが、敢えて分業しておりません。一つに絞らず様々な事ができるようになることで一人の技術者として案件を完結できるようになることが大事であると考えております。

ただ、やってみてどうしても苦手という事は無理にやらなくても良いようにしております。技術力に自信はあるが顧客対応が苦手という方でも、その方の武器を活かすことができれば全く問題ございません。

ある程度オールマイティーにこなせる方か、一つでも誰にも負けないような特技・分野がある方にとっては、かなり働きやすい環境だと思います。

マイクロマネジメントをする会社ではないので、裁量を広く持って働くことができ、やりがいを感じられると思います。特に、クライアントとコミュニケーションができるWebデザイナーを求めています。デザインやコーディングが少しできるWebディレクターでも大丈夫です。」


会社全体でチャレンジを推奨するカルチャーのある同社。WEB事業部でも新しいことには積極的に取り組む。メンバーの得意なことがあれば、それをWeb制作で活かすこともできる。

「新しいことにチャレンジする事に積極的な社風ですので、入社した人材の得意な分野を事業に活かしたいと考えています。会社設立・起業支援を得意としているため当社の顧客層は、新規創業の方が多いです。ニーズは多種多様でWEBサイト制作以外にも、イラストやアニメーション、動画、3DCG等、いろいろなことを試すこともできます。」（丸田氏）。

Web制作のスキル以外で、得意なことがあれば、それを社内に発信することで、各拠点のメンバーが顧客にできる提案が増える。月に一度の全体会議で全社にアナウンスできる機会がある。社員の隠れたスキルが、ベンチャーパートナーズの強みとなって成長を加速させる。

税理士法人の本業が順調に業績を伸ばしており、新たな拠点（北見・福岡）が増える計画も進んでいる。

Web制作会社は、自転車操業に陥りがちだが、当社には本業の顧客基盤という大きな武器があるため、安定感も抜群といえる。

「部署自体の人数は少ないですが、全体の規模で言うと非常に安定しており成長が見込まれます」

成長力のある会社の中にある小さな組織。本業とは少し離れているが、会社の成長に貢献できるポジション。同社のWEB事業部での仕事は、一般的なWeb制作会社にはない様々なメリットがあるようだ。

働き方に関していえば、フレックスタイム制を導入している。標準労働時間8時間、コアタイムは11時～15時。6時から22時までの間で、自由に就業時間を設定できる。リモートワークとオフィスワークを組み合わせたハイブリッドな働き方で、時間を有効に使って生産性の高い仕事ができる。

「全社的に働き方が柔軟な会社だと感じていますが、特にWEB事業部は柔軟な対応が可能です。45時間のみなし残業がありますが、残業時間が20時間を越えることはほぼありません。クライアントワークですが、ハンドリングをしっかり行えばハードなスケジュールを組む必要がなく、働き方に余裕が生まれます。」（丸田氏）。

税理士法人と聞けば、ネクタイ・スーツの着用が必須で、「固い社風」をイメージする人もいるだろう。けれども、同社は風通しが良くてソフトな社風を持つ会社だ。

「社内におけるネクタイ着用は一年を通して原則自由です。夏期は“スーパークールビズ”を導入するなど、税理士法人にしてはオープンで緩やかな社風です。WEB事業部のように内勤がメインの職種だとなおさら自由に働けます。」（丸田氏）。

“やる気次第で楽しく働ける会社”。同社のWEB事業部での仕事を端的に表現するなら、そんな言葉がしっくりくる。物事をポジティブに捉えられる人材なら、広い裁量を持って充実した仕事ができるだろう。

「Web制作に関する業務を何でもできるのが、当社で働く最大のメリットだと思っています。プログラム・WEB広告運用など、幅広く対応できます。ですので、一つの事しかやりたくない方や、自主的に勉強できない方、挑戦を避ける方は合わないかもしれません。社内には他の部署の社員もたくさんいて、社員旅行や懇親会等で交流があります。社員同士の親睦会は 2ヶ月に1度1人3,500円までを会社が負担してくれます。年間休日も126日＋有休なので休みも多く、働きやすい環境が整った会社だと感じています」（丸田氏）。