創業時の想いを教えてください。
創業当初は、周りの社労士事務所は圧倒的に社保の手続きと給与計算中心の事務所ばかりでした。社労士事務所としてそれも大事な機能ですが、クライアントと話すと、やはり悩んでいるのは労務管理のこと。従業員との関係性や、今でいう働き方の部分などでした。 相談にのれる事務所がクライアントのニーズに合っていると確信し、以後、一貫して情報発信と問題解決に力を入れてきました。 セミナーやホームページなどで法改正に関する情報発信や執筆活動等に力を入れ、お問い合わせ頂いたご相談に丁寧に対応し、信頼関係を構築することを大切にしています。
現在事務所全体で取り組まれている事を教えてください。
まずクライアントには、多田国際にアクセスしていれば労務に関する情報を網羅的に仕入れることができると思ってもらえるようにしています。というのも、よく、以前の社労士先生は、聞けば答えてくれますが、聞かないと教えてくれなかったと聞くからです。 また、インバウンド支援や、IPO支援など今後よりニーズが高まる領域へチャレンジを続けています。 特にIPO支援では、スタートアップは、IPOを目指す体力のある会社でも、事業優先で社内が未整備なことが多いです。IPOは最終段階で、そこに至るまでに、例えば勤怠管理システムの導入、各種人事制度の設計、社内教育等の仕組みづくりと運用などが必要です。何もないところから整備するには、全体を俯瞰して対応できる人事労務コンサルティングファームが必要です。実際に多くの会社が支援を必要としており、我々がその機能を担っていこうと考えています
御社で働く事の良さややりがいについて教えてください。
社労士事務所のよくあるケースとして、一人の大先生がいて、支えるスタッフがいて、クライアントがいるスタイルの事務所とは違い、私たちは常にチームで課題に向き合い、考え、チャレンジしています。そのなかで自分が前面に出ることもあれば、サポートに回ることもあります。二つの視点を学ぶことができ、お客様のためによい仕事をするという気持ちでチームが一つになるところが、やりがいを感じる点だと思います。