株式会社TOMIYO JOBに入るまでのキャリアは?
大学在学中に、臨床試験のマッチングサービスを立ち上げました。医療機関と被験者をつなぐ仕組みは想像以上にニーズがあり、事業として着実に成長していきました。現在はグループ会社がその基盤を引き継ぎ、WEB制作やEC支援、サイト運用など、より広いデジタル領域へと発展させています。 学生時代は通信関連の代理店ビジネスなどにも挑戦し、いくつかの事業を並行して進めていました。一方で、事業を大きく育てていくには、自分の外側の環境で“組織で働くこと”を経験する必要があると感じていました。そこで卒業後は一般企業に入り、仕事の進め方やチームの動き方など、現場でしか得られない視点を学びました。 その経験を踏まえて、立ち上げた事業をさらに発展させるためにグループへ戻りました。すべては、事業と組織をより成長させるためのステップだと考えています。
株式会社TOMIYO JOBではどんな仕事をしてきましたか?
私が入社した当時は、人材派遣事業一本の会社。売上は伸びていましたが、派遣事業は利益率が高いビジネスモデルではないため、まだまだやれることがありました。 まず人材派遣事業の一環として、保育園の運営を始めました。最初は、派遣で働く自社社員の子供を預かるイメージでスタートしました。ところが、企業主導型保育事業は内閣府が開始した企業向けの助成制度だったこともあり、保育園へのニーズが高いことを知り、保育園の運営事業を拡大させ、企業主導型保育園の設立・運営コンサルティングやフランチャイズ制度を始めました。 さらに、IT・Web事業を立ち上げ、自社のWeb制作やマーケティングに加え、広告代行サービスやネット通販事業等のITやWebに関する事業を幅広く手掛けています。それぞれの事業が軌道に乗って、シナジーを生み出しているのが、当社の強みだと認識しています。
株式会社TOMIYO JOBをどんな会社にしたいですか?
現在は40億円強の売上規模の会社ですが、5年後には100億円企業にしたいです。単なる事業の多角化ではなく、それぞれの事業が価値を与え合う関係になっており、そのおかげもあって、グループ全体の売上は右肩上がりで順調に推移しています。2024年度も昨年対比で130%以上の成長を遂げています。エンジニア組織を社内に作って、開発の内製化を決断したのも、100億円企業を目指す一環です。 IT・Web事業における新規サービスの開発と、海外進出も計画しています。現地の文化や習慣に合わせてローカライズが必要ですが、保育業務支援システム『famcloud』をはじめ、当社で開発したシステムは海外の保育園でも活用できます。既にベトナムでの展開を模索しており、現地での調査を続けています。
会社を経営する上で大切にしていることは?
「やってできないことはない」と考えています。できるまでやる、勝つまで止めない、諦めない。しっかり創意工夫をして臨めば、たいていのことは何とかなります。ビジネスは準備が大切です。スタート地点に立った時点で、既に勝っている。この状態を作れるのを大事にしています。シナジーを意識した事業展開も、ある意味スタート時点で勝利の方程式に入るためかもしれません。ストック型ビジネスを基本にして、雪だるま式に成長する。これも重要なポイントです。 社員にも常に「やってできないことはない」と伝えています。特に、IT・Web事業はアイデアをカタチにすることで、全国・全世界をターゲットにビジネスを展開できます。新たにエンジニア組織を作るので、これから入社してくるエンジニアには、積極的にいろんなことにチャレンジしてほしいと願っています。事業を生み出す。価値を提供する。日本の将来を築く。エンジニアには大いに期待しています。
エンジニアへのメッセージをお願いします!
技術の世界で学び続けるエンジニアの姿勢を、私は心から尊敬しています。新しい技術をキャッチアップし、自分の力に変えていく。その姿勢は、当社が大切にしているカルチャーと強く重なります。 当社には、メンバーのアイデアが自然と形になっていくボトムアップの文化があります。現場の提案から生まれた挑戦が会社の成長をつくってきましたし、これからもその中心にいるのは、主体的に学び、動ける方だと思っています。 ぜひ一緒に、技術を楽しみながら、組織の未来も盛り上げていきましょう。あなたの力が、次のフェーズを加速させてくれます。