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インタビュー画像webtoonマンガ編集者 芝 謙介

SORAJIMAに入社したきっかけはなんですか?

僕は、全くの未経験、学生のときに編集者として作品を担当することになりました。インターンに応募したことがきっかけです。 そもそも、出版社に行きたいと思っていたんです。というのも、当時は出版社がエンターテイメントの上流にあると思っていて、例えば『鬼滅の刃』だと漫画から始まってアニメになってグッズが作られてっていう風にマンガが源流になっているんですよね。 でも、出版社の就活がうまくいかなくなったときに、1を10に100に出来る会社がいいなと思っていたところ、YoutubeアニメをやってるSORAJIMAという会社があるらしい、と知りました。運がいいことにちょうどWebtoon事業部が立ち上がって、編集者を募集していたので受けました。

SORAJIMA編集者のここがすごい、と思うところはありますか?

SORAJIMAのすごいところは、インターンの学生でも、編集者未経験の新卒でも、別業種からの転職でも分け隔てなく、入社したその瞬間から大きな裁量権が与えられるところ。 この裁量権の大きさは、SORAJIMAのカルチャー「Freedom & Responsibility」に象徴される、SORAJIMAならではの個性ともいえる部分です。 判断基準となるのは、「SORAJIMAにとってベストな選択か」どうかだけ。例えば、プロジェクトを進めようと思った時に上司の許可を取らなければならない場面はほとんどありません。お金を動かす時にも基本的には編集者個人の判断で決めることができるし、作品に携わるクリエイター集めも編集者に一任されています。だから、本当に言葉通りの意味で、編集者の思う「面白い作品」を自由に創れる環境に身を置くことができます しかもSORAJIMAでは、早ければ入社後半年ほどで連載作品を担当することができます。 大手出版社だと1作品担当するまでに1年以上かかることもある中で、数百万円単位のお金がかかる作品創りを入社して間もない人間に任せてしまうんです。未経験でも関係なく最大限の裁量権が与えられ、かつシンプルにたくさんのチャンスに触れることができる。しかも勤務時間中にマンガが読み放題だったり、勤務時間なども編集者個人の裁量である程度コントロールできるので、職場環境の自由度もかなり高めです。ヒットを飛ばしたい編集者にとっては理想的な環境だと思いますね。

編集者として働くにあたって、意識されていることはありますか?

僕は編集者として、「自分が一番面白いと思えるものを創ろう」という気持ちを大切にしています。 編集者はその作品を最初に読む人間になるので、自分が面白くないと感じたら市場でも面白くないと言う人がいるだろうし、自分が面白いと感じれば同様に面白いと言ってくれる人もいるだろう、と思うんです。なので、自分で間違いなく面白いと思える作品を世に出したいし、そこで後悔がないようにしたいんですよね。だから、自分の思う「面白い作品」を創ることを認めてくれるSORAJIMAの自由な環境は、僕にとってはとてもやりやすいです。 加えて、SORAJIMAには「Why No Feedback?」というカルチャーがあります。社内からも作品に対していろいろな意見をもらうんです。 読者は同じ話を繰り返しては読みません。そのため、編集者は自分の企画を読めば読むほど、読者の感覚からはどんどん離れてしまうんです。だからこそ、初見の人の意見を聞けるのは貴重な機会で、担当編集者からすると非常に参考になります。 マンガがヒット作になるかどうかは、タイミングやきっかけも大きく影響している。だからこそ、そうやってたくさんの人の意見を聞きながら作品をブラッシュアップすることで、PDCAを猛スピードで回し、面白い作品をどんどん世に出していくことが大切だと感じます。 「作品を公開するまでのサイクルが速い」というのは、SORAJIMAのどこにも負けない強みです。編集者として代えがたい経験を、他社よりも圧倒的に速いスピードで糧にして成長できる。これは、SORAJIMAでないと体験できないレベルアップの仕方です。

SORAJIMA全体としては、今後の展望はどのように描いているのでしょうか?

SORAJIMAは2021年の春からWebtoon制作を開始して、たった2年で数々のトップヒット作品を世に送り出しました。 オリジナルのWebtoon作品を約30作品、世界11ヶ国、24のマンガアプリで配信するまでに成長し、送り出したヒット作の数、そしてヒットの大きさ、どちらを取っても日本のWebtoonスタジオの中では最大規模です。 さらに次のステップとしては、アニメ化、ドラマ化などのマルチメディア展開も考えています。正直、Webtoon発祥の地である韓国でもマルチメディア展開はまだまだ始まったばかりで、日本ではさらに先の話かもしれませんが、だからこそ常に面白い作品を創り続けてWebtoon文化の最先端を切り拓いて行きたいと思っています。

芝さんの今後の目標について教えていただけますか?

将来的には、Webtoon業界トップの編集者になることが僕の夢です。「Webtoonといえば」「この作品といえば」と考えた時に、僕の名前が真っ先に挙げられるように……作品名が名刺になるくらいの編集者になりたいです。 好きなことを仕事にできるというのはかけがえのないこと。SORAJIMAでは好きなことをしながら夢を追うことができます。昔、よく周りから「趣味は仕事にするな」と言われましたが、実際やってみると好きなことを仕事にするのは最高です。SORAJIMAにはそんな編集者しかいないので、「好き」を仕事にしたい人、マンガで一旗挙げてやるぞ、という野望を持っている人にはこれ以上ない場所だと思いますよ。

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