3Cの理念の下、必要とされ続ける企業を目指す

「信頼」と「実績」に裏打ちされたネットワーク&サーバ技術とITソリューションサービスを提案・提供する同社。

サーバ・ネットワークの設計・構築では30年以上の実績がある。
富士インフォックス・ネット株式会社(FUJI INFOX-NET CO., LTD.)は、インフラ構築からアプリケーション開発まで、顧客の事業や業務のデジタル化をトータルにサポートしている企業だ。富士通株式会社のコアパートナーに認定されており、既存顧客(大手SIerや大手事業会社)からも技術力を評価されている。事業所は、東京・芝に本社、名古屋、大阪、福岡に支店がある。
【事業内容】
ソリューション・サービス
・ITコンサルティング
・ITインフラ(サーバ、ネットワーク、DB)の設計/構築/運用保守
・Webシステム・業務アプリケーション・システム開発
・クラウドサービス展開
・セキュリティソリューション展開
・データ分析コンサル及びプロダクト販売
設立は1991年4月で、以来30年にわたり、ITインフラサービスを中心とする企画立案から構築・運用サービスまで一貫して提供してきた。その一方で自社サービス開発にも力を注ぎ、業務改善ソリューション『BI21』や、学校支援ソリューション『スクールアシスト昴(すばる)』等を開発・販売している。
売上構成は、ITインフラ70%、ソフトウェア開発25%、クラウド/グローバルサービス5%の比率となっている。売上高は堅調に推移している。
代表取締役を務める近藤俊一氏は総合電機メーカーの出身。今後の展望として、単独での事業展開から、アライアンスによる加速度的な成長を目指している。具体的には、ITインフラ主体のサービスモデルから、ソリューションの提供にシフトする。その未来図の指針として、3Cを掲げている。
Create…ソリューションを創造して問題を解決する
Continue…革新的なサービスを作り続ける
Contribute…お客様の成長に貢献する
富士インフォックス・ネットは「社会を変革し、会社も成長し続ける企業」を目指し、30年後、50年後も社会や顧客から必要とされる企業であり続ける。
強みのITインフラから、「クラウドビジネス&グローバル」戦略へ

富士通のコアパートナーという立ち位置に加え、クラウド等新しい分野にもチャレンジし、常に成長することを止めない風土の会社だ。

今後はネットワーク主体のサービスモデルから、課題解決型(ソリューション)ビジネスへ軸足を移していく方針。
ITインフラ(サーバ・ネットワーク)の設計、構築、およびシステム開発では、公共事業や大手有名企業、新聞社、電力会社、通信キャリア、大学のネットワーク等、生活に身近な分野でサービスを提供している。
基幹システムリプレイスの商談支援のケースでは、数年に一度実施される大型リプレイスに向けて顧客要件をヒアリングし、システム構成や製品選定、運用後の安定稼働に向けた運用設計等を支援した。
国内企業向けネットワーク構築・運用のケースでは、VPNや広域ネットワークサービスを利用環境やトラフィックに合わせて構築した。同時に、企業向けインターネットへの接続サービス運用も実施した。
自社サービスには、Excelの機能を120%活かすWebベースのBIツール『BI21』がある。レポート作成や社内向け業務アプリケーション等、幅広い活用シーンをもっていることが特徴で、これまで
・大手製薬会社の予算実績管理
・大手石油会社の勤怠管理および自動集計システム
・メガバンクの法人顧客向け財務状況モニタリングシステム
等のツールとして採用されている。
学校支援ソリューション『スクールアシスト昴』は、入学前から卒業後の進路までのあらゆる学生情報を一元管理できるシステムだ。各種証明書発行等の事務作業を簡略化・自動化し、教務の負担を大幅に軽減できる。クラウドサービスによりコストダウンを実現し、帳票類をExcelシートで入力・閲覧でき、全情報を効率よく管理することが可能だ。人材誘致のために利用することで地方創生にも貢献する。
新サービスの開発にも意欲的に取り組んでいる。直近では、
・チャットボットを用いた問い合わせ対応システムや、AIスピーカーによる会議進行支援システムの構築
・ブロックチェーン技術を用いた社内仮想通貨(トークン)の発行
・流通管理システム
等を手掛けた。
富士インフォックス・ネットは、グローバルな視点でのビジネス展開を目指している。国をあげて外国人材を受け入れる仕組みが整えられている現在、技術力を活かしたシステム開発やサービスを展開していく方針だ。
ワークライフバランスを取りながらスキルアップを目指せる環境

ITインフラ・ネットワークからソリューションまで幅広い知識とスキルが身に付く。

実務経験の有無や経験内容に合わせてカリキュラムを決定し、外部研修・社内検証環境を用いた自己学習を通じてスキルアップできる。短期間で資格取得を目指す勉強会も開催している。
従業員数は180名で、平均年齢は34歳、男女比は8:2、育児休業の取得実績有。新卒・中途の割合は5:5。
チームワークを大切にする社風で、社歴や年齢、役職等を超えたコミュニケーションが活発だ。経営陣との距離も近く、自らの意見やアイディアを発信しやすい。努力や成果に対してしっかりと報いる伝統があり、36歳で執行役員に昇進した人もいる。
富士インフォックス・ネットは残業時間の削減や子育て支援の取り組みが港区に認められ、「港区ワーク・ライフ・バランス推進企業」に認定されている。認定後も引き続き、個別相談による柔軟な働き方、有給休暇取得促進月間の設定、時間外労働時間の管理徹底、有給消化率の向上等に取り組み、「より社員思いの会社」を目指す。
この会社なら、最新技術を身に付け、自身の価値を高めながら働くことができるだろう。実務経験の有無や経験内容に合わせてカリキュラムを決定し、外部研修・社内検証環境を用いた自己学習を通じてスキルアップできる。短期間で資格取得を目指す勉強会も開催している。
単にプログラムを組むだけでなく、上流工程から携わるプロジェクトも多い。そのため、早期にスキルアップできる環境だ。最新技術にも積極的に挑戦し、AIやブロックチェーン等を用いた開発にもチャレンジできる。
今回の採用では、性別や学歴は不問だ。資格は、インフラ領域であれば、CCNA、CCNP、LinuC、ネットワークスペシャリスト、AWS認定アソシエイト等が歓迎される。求める人物像は、新しい技術を積極的に身に付ける努力ができる人。そして、お互いがお互いを大切にし、尊敬し、困った時には助け合う、そんな繋がりを大切にできる人だ。
今後は課題解決型(ソリューション)ビジネスにシフトする方針もあり、クラウド型の新サービス開発に力を入れた体制にしていく。社内はますます活性化するだろう。
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