社名の “ Merry+Biz ” は「ビジネスを楽しく!」というビジョンから
「バーチャル経理アシスタント」を提供している、株式会社メリービズ。
社名の “ Merry+Biz ” は “ ビジネスを楽しく ” という同社のビジョンを表している。
◆企業の経理業務を支援・代行するクラウドソーシングサービス「バーチャル経理アシスタント」
「バーチャル経理アシスタント」は、事業者に向けた経理業務全般を支援・代行するクラウドソーシングサービスで、
①会計&経理に専門特化、②クラウドソーシング、③システムエクセレンス
という3つの強みを有している。
① 会計&経理に専門特化
会計・経理業務は、事業者における “ 血液 ” ともいえるお金(収支)の流れや状況を記録・整理し、
税務申告や次の成長に繋げる極めて重要な業務。
専門知識や事業の知識だけでなく、ミスを犯さない正確性が求められる。
同社は、公認会計士を擁するメリービズ会計事務所とも連携し、対上場企業レベルの専門性を担保。
また、ダブルチェック体制や後述するシステム化で高度の正確性を実現している。
② クラウドソーシング
日本全国、約800名の在宅専門スタッフを組織化。
いずれも、様々な業界で活躍した会計・経理業務の経験者だ。
出産・子育てで第一線を退いた女性が中心であるが、労働力不足社会において在宅・リモートワークによる女性活用促進という社会貢献も兼ねている。
③ システムエクセレンス
RPA化により、レシートや請求書などの画像認識およびデータ抽出・自動入力を行うことで、
人的作業を削減し、正確性の担保や生産性向上に繋げている。まさに “ 経理工場 ” のイメージだ。
こうした使い勝手の良さが評価され、ユーザーは急増中。
後述の旧サービスも含め、上場企業から個人事業者まで、累計で600事業者ほどに及んでいる。
業種もIT、メディア、金融、広告、不動産、金融、サービス、電力、医療など多岐に渡る。
この対応力も大きな強みといえるだろう。
“ スモール・エクセレント・カンパニー ”を数多く送り出し、企業のパフォーマンスをあげることをサポート!
2011年に同社を創業したCEOの工藤博樹氏は、ベンチャーの経営コンサルティングを手がけた際に、届け出や手続き、申請といった周辺業務がいかに多いかを実体験した。
2010年にLOCONDO.jpというファッションEC企業の立ち上げに参画した際、経理などバックオフィス業務を担当。
しかし、経理業務の知識が浅い上に、煩雑な作業に直面。
そこで、在宅の経理業務経験者にレシートなどを送付し、仕訳入力する業務を依頼していたという。
このことを周辺の仲間に話すと、「面白い」「自分も使いたい」という反響を得たため、経理業務経験者に複数の仲間の分も依頼すると、大好評を集めたのである。
これを原点に、当該サービスを行うメリービズ(当時はリブ株式会社)を創業し、2012年2月、サービスをローンチさせた。
その後、在宅スタッフとユーザーを徐々に増やしていった。
13年にはVCから1回目の資金調達に成功し、本格的なシステムを構築。14年には2回目の資金調達を行い、チームを厚くし、さらにRPAの導入などサービスを進化させたのだ。
レシート仕訳入力サービスを提供していく中で、例えば飲食店チェーンを運営するユーザーから「帳票類が非常に多く、クラウド会計システムを使いたいが使いこなせない」といった困り事が届くようになる。
当該システムは数々あれど、ユーザーとの間に乖離があると知った同社は、自らが当該システムを活用してユーザーの経理・会計業務を代行するサービスのニーズを見出したのである。
そして、2017年に「バーチャル経理アシスタント」をローンチした。
1年ほどサービスを提供していく中で、さらに請求業務や登録業務といった非経理会計領域のニーズも寄せられるようになる。
「当社の社名は“メリービズ”であり、“メリー経理”ではありません。当社のビジョンは『ビジネスを楽しく!』、ミッションは『“ビジネス・インフラ”を創る』と掲げています。こうしたニーズも積極的に吸収し、新たなサービスに発展させていきたいと考えています」(工藤氏)
起業家は、社会課題の解決やビジネスチャンスへのチャレンジといった志を抱いて事業を起こす。
しかし、工藤氏自らが経験したように、本来行うべき業務以外の周辺業務があまりにも多く、本業に集中し前進させる時間や熱意が阻害される。
「こうした周辺業務をまとめて引き受け、起業家が本来行うべき業務に集中できるようにし、その成功を支援したい」と工藤氏。
「私は“スモール・エクセレント・カンパニー”、特定の分野に集中し、小さくても勢いがある企業がたくさん生まれ、相互に連携し補完し合いながら発展を目指す絵姿を理想として思い描いています。
こうなると、大企業一辺倒の新卒者も目を向けるようになるなど、働く側の選択肢も豊かになるでしょう。
こうした構造をつくることで、ひいては企業のパフォーマンスの向上にも繋げることができる。当社は、そんな縁の下の力持ち的な、社会のインフラになりたいと思っています」(工藤氏)
" Work Smart " を自ら実践。プロ集団によるクロス・ファンクショナルな “ チーム・メリービズ ”
2018年7月現在、5名の社員および契約スタッフ6名という少数精鋭でコア業務を運営している同社。
単なる “ 金儲け ” ではなく、社会性・公共性を強く意識した事業運営を行っている。
毎週、工藤博樹氏やCOOの山室佑太郎氏によってメンバーとのOne On Oneを行い、コミュニケーションの量を増やし企業文化づくりに力を入れているのも、その一環だ。
「ビジョン、ミッションを重視し、ミーティングなど事あるごとにそのことにコメントして浸透、推進を図っています。
事業環境や社内の変化は早く、毎週でも話すことは尽きないですよ(笑)」(工藤氏)
クラウドソーシングサービスを手がけている同社であるが、コアスタッフは基本的にオフィスに出社している。
素早い意思決定や確認はフェイス・トゥ・フェイスのほうが行いやすく、非言語情報も伝わりやすいからだ。
但し、エンジニアやデザイナーが出産し、在宅ワークを希望した際に柔軟に対応した実績もある。
「信頼関係の上で、働き方と成果のバランスを考えて最適化させています。
当社のサービスが生産性向上を目的としているので、当社自身が高い生産性を発揮しなければ話にならないですからね。
“ Work Hard ” ではなく “ Work Smart ” を指向し、自らが実験台となっていろいろなスタイルにチャレンジしていきます」(工藤氏)
月末には “ 締め会 ” と称する飲み会を行い、外部スタッフも含め職種を超えてコミュニケーションを深める機会をつくっている。
「例えば、営業担当が『売ってきた。後は知らない』と言うような分断は許さず、
最後のお客様満足までを在宅スタッフも含めて全員が気にかけ、それぞれが協力し合いながらやるべきことをやる、
クロス・ファンクショナルな “チーム・メリービズ ” をマネジメント・ポリシーにしています」と工藤氏。
当たり前のようにある、“ 空気のような存在 ” を目指すという同社。
1人でも多くの事業者のビジネスを楽しくすることに力を発揮したい人は、ぜひアクセスしてほしい。
メリービズ 株式会社の社員の声

20代前半
2018年09月入社

20代後半
2018年09月入社
お客様の悩み事や...続きを読む

30代後半
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