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株式会社sMedio

  • IT/Web・通信・インターネット系

チャンス到来!マルチメディア×ネットワーク×最新技術でIoT社会に貢献

上場
自社サービス製品あり
グローバルに活動

企業について

株式会社sMedioは、マルチメディアとワイヤレスコネクティビティ、セキュリティーの技術に強みを持ち、これらに関連するソフトウェア製品を展開する会社だ。Blu-ray、DVD、デジタルテレビなどの映像を、パソコンやスマートフォンをはじめとするスマートデバイスに展開して視聴を楽しむソフトウェアに特に強みを持ち、装置バンドルの形で数々の製品を提供。そのライセンス収入が、現在のsMedioの主要な売上となっている。取引先は国内大手パソコン、携帯端末、家電各社だ。(主要取引先参照)

最近は、このマルチメディア技術をVR分野にも展開する技術の研究を進めており、既に360°カメラで録画された映像をWindows環境で再生し、大画面への出力など自在に展開できる技術を開発。サービス化に向けて動いているところだ。

sMedioは、2007年に設立された。当時、マルチメディアの各種ソリューションをグローバルに展開していたInterVideo社の旧日本法人の進取の気性に富むメンバーが独立。家電のデジタル化を見据えて、「これからは、あらゆる家電のデジタル化が進むから、今ある技術をパソコン以外にも広げたら可能性が広がる」と考え、マルチメディアの技術×家電でイノベーションを起こそうと会社を設立したのだ。

情報家電のマーケットが伸びるという読みがあたり、会社は、立ち上げ当初から大手家電メーカーをクライアントに順調に事業を拡大した。しかしながら思った以上に技術の進化や環境の変化の波は速く、コモディティ化が進んでしまう。

そこで舵を切ったのが、現在の主力事業であるマルチメディアやネットワーク技術をさらにパソコンやスマートデバイスにも展開する製品群だ。元々、これらの技術領域に関する確かな技術を持つだけに、ほどなくこの領域でも存在感を示すようになった。2015年には株式を東証マザーズ市場に上場。堅実な成長を続け、今日に至っている。

ただし、これらはあくまでも「今の姿」だ。ソフトウェアを組み込んで、ライセンスを得るビジネスに安住している気はない。「これからは『モノ』から『サービス』にシフトしていきます。当社にとって大きなチャレンジです」とプロダクト・マーケティング本部の本部長を務める林浩一郎氏は言う。既に組み込み型のソフトウェアから、クラウドベースのサブスクリプション型サービスへのシフトをスタートしている。同時に、これまで蓄積した技術を活用した新たなサービス展開への布石も打っているところだ。

モノからサービスへ。具体的には、これまで蓄積してきた映像処理とネットワークの技術を活用し、スマートホーム、スマートオフィスの分野のサービスに注力していく。その一つとして、既に形になりつつあるのが『ブイログ(VLOG)』だ。ネットワークカメラと各種センサー類を連携させたスマートホームソリューションだ。

ブイログは、カメラからの映像をビデオログとしてクラウドに自動的に保存し、手元のスマートフォンでいつでもどこでも簡単に閲覧できるというサービスだ。留守宅や離れて暮らす家族やペットの見守りのほか、店舗や倉庫の監視などビジネスシーンでも活用できる。ログを蓄積して閲覧や解析ができるアプリとカメラ、家電コントローラー内蔵の温湿度センサーを展開中で、これらを組み合わせることで様々なシーンに応用できる。

さらに踏み込んだ開発も進んでいる。カメラの画像から特定の人の認識や表情の画像から人の感情を認識するシステムだ。映像処理技術にAIの技術を組み合わせたもので、既に人物認識、表情認識エンジンは開発済み。今後は、映像から動作を認識するといった方向に広げていく。

「対象を認知し、より精度の高いアプローチを可能にすることで、付加価値の高いサービスを展開していきたいと考えています」と林氏。従来の見守り、セキュリティーといった用途だけではなく、例えば店舗なら、お客様の反応を検知したり、行動や反応のデータを蓄積したりすることで、マーケティングに活かせる極めて有用なデータが収集できるだろう。

sMedioは既に、ビッグデータを収集する技術を持ち、AIの研究も進む。VRやARも、既存のマルチメディアの技術の延長上にある。これまで蓄積した技術に、これらの先端技術を組み合わせれば、イノベーティブな様々なサービスを提供できるに違いない。

具体的なアウトプットは、これから本格的に詰めていく段階だが、創業時から今日まで、一貫して協業を続けてきた数々のクライアント企業、および新たな技術をきっかけに広がる新しいクライアント企業とも、情報交換をしながら価値を最大化できる活かし方を模索していく。「創業以来のマルチメディアとネットワークの技術は、他社に引けをとりません。これらの技術の上にAI, VRなどの最新技術を応用していくことで、IoT時代の到来はまさに当社に追い風になるものです」。林氏は言う。B2B、B2B2Cのサービスを基本に可能性を探っていく考えだ。

このように、様々な展開を模索するにあたり、重要拠点となるのが、これから組織を拡充しようとしている福岡だ。これまでは上海の現地法人が、現在の主力製品である装置バンドルのソフトウェア類の開発を担ってきた。しかしモノからコトへ、サービスを提供する企業へのシフトを目指すなかで、開発するものもより広範になり、様々な領域のスキルを持ったエンジニアが必要になる。福岡の事業所は、技術が集積する一大拠点となっていく計画だ。福岡の地を選んだのは、「優秀なエンジニアが多いから」と林氏。加えて明るく開放的な空気と、中心部を少し離れれば、素朴で美しい光景が広がる環境も魅力だ。Uターン、Iターン希望者は大歓迎だ。

現在、sMedioの社員は70名弱。小所帯で自由にものづくりに打ち込めることが、最大の魅力だ。林氏は、「大きな会社だと稟議があり、反対意見もあり、説得の時間もかかるでしょうが、ここではご飯を食べながら『やってみよっか』で話が決まります」と、その自由で意欲的な空気を語る。中途で入社したメンバーが大半で、林氏のように大手から移ってきた人も多い。みんな、このスピードとフットワークの軽さ、自由さを楽しんでいる。ものづくりが好きな人が集まった素朴な社風だが、一方で少数精鋭の会社らしく、高い意欲を持ち、活躍している人はどんどん裁量が大きくなり、ポジションや給与にも反映される。

例えばフランスから来た留学生で、今春に入社した人物は、AIのプロフェッショナルだ。どんどん新しいものを開発しては、お客様にデモを見せに行くという。入社して1年に満たないが、専門領域を確立し、コツコツと仕事に打ち込む姿勢に、周りは信頼とリスペクトを寄せ、仕事を任せる。そして彼は期待に応え次々と成果を出す。そんな好循環が見られる会社だ。手応えは大きく、みんなが伸び伸びと仕事をしているため、離職率も極めて低い。

先頃、社長が創業メンバーの一人であり、セールス出身の岩本定則氏に若返った。技術中心の素朴な社風はそのままに、だが「新社長は色々なことに積極的で、社内は『まずはやろうぜ』と向かっていく空気になりました」(林氏)といった変化も起こっている。変革期の今、新たな体制で、自分たちの持つ素晴らしい技術でイノベーションを起こす決意を新たにしたところだ。新しい風を吹かせてくれるメンバーの参画を待っている。

企業情報

会社名

株式会社sMedio

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > ソフトウェア/パッケージベンダ

企業の特徴
上場、自社サービス製品あり、グローバルに活動
資本金

5億340万2000円

設立年月

2007年03月

代表者氏名

代表取締役 岩本 定則

事業内容

ソフトウエア開発及びサービスの提供

株式公開(証券取引所)

東証マザーズ

主要取引先

株式会社東芝 富士通株式会社 株式会社アイ・オー・データ機器 エプソンダイレクト株式会社 シャープ株式会社 Microsoft Corporation (米国) (順不同)

従業員数

62人

本社住所

東京都中央区新川2-3-1 セントラルスクエア8階

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