業界屈指の導入規模約17万件を誇るレンタルサーバー『XSERVER』
エックスサーバー株式会社は、大阪市に本社を置き、ホスティングサービスを中心にWEBサービス事業を展開する会社だ。2003年7月の創業時から継続している共有レンタルサーバー『XSERVER』を中核サービスとして持続的な成長を遂げてきた。
『XSERVER』は、個人法人を問わずライトユーザーをメインターゲットとしたレンタルサーバーである。低価格ながらPHP4/5、MySQL5への標準対応やアクセス解析、ブログや各種CMSプログラムの自動インストール機能、メールのウィルスチェックやスパムフィルターといったセキュリティ機能などを揃えている。マルチドメインおよびメールアドレスが無制限に設定できる自由さと、稼働率99.99%という安定性の高さも強みだ。さらに24時間365日のメール対応と平日のコールセンター対応で、インターネットに関する特別なスキルを持たないユーザーでも継続して活用できるようサポートしている。
このようなコストパフォーマンスの良さ、充実した機能、手厚いサポートを武器に、『XSERVER』はホスティングサービス業界の中でも確固としたポジションを築いてきた。
ホスティングサービスでは『XSERVER』の他に、2009年1月にビジネス向けを意識しセキュリティと品質をより重視した『SiXCORE』ををリリース。『XSERVER』の強みをそのまま引き継いだ上で、ユーザーのニーズに合わせて機能を追加したサービスとなっている。2013年2月には人気ブログツールWordPressが快適に運用できる環境に徹底的にこだわって開発したレンタルサーバー&クラウドサービス『wpX』の提供を開始し、間口をさらに広げている。
上記と並行し、『ドライビー for Business』などの提供も行っており、ホスティングサービスにとどまらない事業展開を行っている。
若いスタッフが主力で活躍中
開発、運用、サポートまで100%自前主義を貫き、今、第2成長期
エックスサーバー社の創業者である代表取締役・小林尚希氏は、大学在学中に共有レンタルサーバーサービス『エックスサーバー』を立ち上げている。それが2003年7月で、翌年2004年1月には法人化して有限会社ベットを設立。2006年6月には株式会社への組織変更と増資を行うなど順調に事業を拡大してきた。直近でも業績は安定的に推移しており、2010年以降毎年約20%の成長を遂げている。
同社の成長の要因は“お客様に「最高」を提供する”という理念に基づいて、自社サービスの開発・運用に注力してきたことにある。最先端の技術や機能ではなく、顧客にとっての本質的な使いやすさを重視し、出来るだけ幅広い層のユーザーにストレスなく利用できるサービスを追求してきた。
この理念を実現するのは、100%の自前主義だ。サーバーの調達から開発、保守、サポートまで全てのソリューションを自社内に揃えることで、サービスの開発や運用上の効率化を図っている。全てのソリューションを自社内で賄うことは、意思決定の速さに繋がる。それによって新しいサービスをリリースしたり、既存サービスにユーザーからの要求を反映させたりするスピードが速まる。サポートでもユーザーからの問い合わせに対するレスポンスがより早くなるとともに、より深いレベルでユーザーの課題に応えることが可能だ。こういったことが総合的な顧客満足度の高さに繋がっているのである。
2012年度は基軸サービスの『XSERVER』のディスク容量の倍増や機能追加など大幅なサービス拡張を行い、それが新たな成長軌道をつかむきっかけとなった。同年7月には株式会社ベットからエックスサーバー株式会社へと商号を変更し、2013年5月には大阪・梅北の再開発の目玉として注目されるグランフロント大阪へオフィスを移転、2014年2月に東京駅前の丸ビルに東京オフィスを開設しました。さらに、2017年12月には、大阪本社をグランフロント大阪32階へ移し、増床した。
今後の事業展開としては、安定的に成長するホスティングサービスをさらに強化するとともに、新たなWebサービスの開発を積極的に推し進め、さらなる業容の拡大を目指している。
少数精鋭、実力主義、誰もがコアメンバーとして活躍できる会社
エックスサーバー社は少数精鋭の組織として成長してきた会社だ。2019年11月現在、開発部門、サポート部門、事務部門の総勢約123名で事業を運営している。これをさらに拡大する計画で、現在、積極的な採用活動を行っている。
同社が求めている人材は、とにかくインターネットが好きで成長意欲の高い人材だ。特に開発部門では、プログラミングが得意で、新しいサービスを立ち上げたいという意欲ある人材を求めている。取締役 最高技術責任者・辰巳準之介氏は語る。
「Webサービスを作ることは個人でもできますので、自分で勉強して実際にサイトやサービスを作ったことがあるような方に期待しています。運用やサポートなどまでやろうとすると並大抵ではない力が必要となりますが、弊社には、開発から運用、サポートを含め、長年にわたる自社サービスの運営の中で培ってきたノウハウとリソースがあります。会社としてしっかりバックアップすることが出来ますので、自分のアイデアと技術を活かして何かやってみたいという方には、ぜひこの環境を活かしていただきたいと考えています。」(辰巳氏)
同社のスタッフは中途入社が約8割。中には文系出身者や他業種出身のエンジニアも在籍する。開発部門の責任者である辰巳氏も前職はアパレルの接客販売に携わっていた経歴を持つ。エックスサーバー社には2006年に入社し、以降、同社が提供するサービスのほとんど全ての開発に携わってきた。
このように、これまでの経歴に関わらず、実力に応じて評価され活躍できる舞台を与えられることが同社の魅力だ。自社のサービスを自社内のソリューションで提供するため、エンドユーザーからの反応もダイレクトに実感することが出来る醍醐味もある。これらは開発だけではなく全ての部門に共通して言えることだ。だからこそスタッフ一人ひとりがコアメンバーとして責任と自主性を持って積極的にサービスや組織運営に携わることが出来る。
エックスサーバー社では平均年齢30歳という若いメンバーが一つのフロアに集まり、切磋琢磨しながら業務を進めている。資格手当や書籍購入制度などの成長支援制度や産前産後休暇や育児休暇などの福利厚生制度も充実し、じっくり腰を落ち着けて仕事に取り組める条件も整う。“地元関西でステップアップしたい”“新しい環境で自分の可能性を広げたい”といったあらゆるニーズに応えてくれそうな期待が持てる。それがエックスサーバー社である。
「日本SME格付け」における最高格付け『aaa』取得のお知らせ
エックスサーバー株式会社は、2020年8月28日、S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンス社の「日本SME格付け」において、最高格付けである『aaa(トリプルエー)』を取得しました(2020年3月期決算)。
「日本SME格付け」は、S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンス社が提供する格付けで「aaa」から「ccc」までの7段階で評価され、企業の信用力を客観的に表したものです。
2004年の設立から“「最高」を提供する”を企業理念に邁進してまいりましたが、弊社サービスをご利用いただいているユーザー様や、弊社サービスをご紹介いただいているパートナー様、また、お取引先様に対し、弊社とより安心してお取引いただけることを目的に取得いたしました。
当社は今後も日本SME格付けの最高格付け取得事業者として、引き続き安心してお取引いただけるよう安定経営の維持に努めてまいります。
■S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンス社について
S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンス社は、150年以上の歴史を誇る世界の大手格付け会社のひとつである「S&Pグローバル」における、財務データ提供を担う事業会社です。
エックスサーバー 株式会社の社員の声

40代前半
2015年05月入社

30代前半
2014年04月入社

20代後半
2015年06月入社
逆説的に言えば少しの業務改善...続きを読む