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インタビュー画像代表取締役CEO 田村 涼太氏 社員の可能性を信じてやまない若き経営者。2018年にリユース企業へ入社し、出張買取事業の営業としてキャリアをスタート。その後、STYLEへ参画し、一般営業から主任、部長、COOを経て、2025年に代表取締役へ就任。信頼と誠実さを大切にしながら、人材育成と組織づくりに力を注ぐ。「人の可能性を信じる経営」を実践する。

株式会社STYLEに入社するまでの経歴を教えてください

新卒で、出張買取事業を展開する東証上場企業へ入社しました。営業として、埼玉・東京・神奈川を中心に、北海道や東北、静岡等、全国各地の現場を回っていました。 順風満帆なスタートだったわけではありません。入社後2年ほどは思うように成果が出ず、かなり悩みました。自分では頑張っているつもりでも、結果に繋がらない。当時は「なぜ上手くいかないのか」さえも分かっていなかったと、今から振り返ればそう思います。 転機になったのは、組織再編によって上司が代わったことでした。その上司は、数字への向き合い方や日々の振り返り等、仕事の基本を徹底的に教えてくれました。それまでの私は、自分なりに頑張ることが大切だと思っていたのですが、成果を出すためには、行動を改善し続けることが必要だと学びました。 そこから少しずつ成果が出るようになり、半年間で2,400万円という高い売上目標にも挑戦しました。未達だったら転職しようと覚悟を決めて挑んだのですが、結果は、あと8,000円届かず未達。8,000円程度ならほぼ達成と考えることもできたと思います。ただ、自分の中では「やり切った」という感覚が強くありました。次の環境で挑戦したいという気持ちもあり、退職を決意しました。自分の限界を決めず、本気でやり切ったこの時の経験は大きな財産になっています。

STYLEへ入社した経緯と、代表就任までの流れを教えてください

上司との出会いをきっかけに、前職でも少しずつ成果を出せるようになりました。ただ、プレイヤーとして結果を出すだけではなく、組織づくりやマネジメントにも挑戦したいという気持ちも強くなりました。 そんな時に声をかけてくれたのが、当社の創業者でもある前代表でした。前代表や先輩とのご縁があり、当時立ち上がったばかりの組織へ参画することになりました。話を聞く中で、「成果を出したらマネジメントも任せる」という言葉をもらい、自分にとっては大きな挑戦の機会になると感じました。元々最短でマネジメント経験を積みたいという思いもあったので、転職を決意しました。 入社後は一般営業からスタートし、主任、部長、COOと段階的に役割を広げていきました。当時の会社はまだ小規模で、一人ひとりの裁量も大きかった。営業だけではなく、採用や教育、組織運営等、様々な経験を積ませてもらいました。 代表就任の話が出たのは、会社が大きく成長していく中で、組織づくりや上場準備を見据えるタイミングでした。前代表は海外事業へ注力したい思いを持っており、半年ほどかけて話し合いを重ねた上で、経営を引き継ぐことになりました。 不安がなかったわけではありませんが、COOとして経営に関わっていたこともあり、「自分がやるしかない」という気持ちの方が強かったですね。

STYLEの事業を成長させる上で、どのようなことを意識していますか?

一番意識しているのは、人が成長できる環境をつくることです。事業を成長させるためには、店舗数や売上を増やすことも大切ですが、それ以上に、社員一人ひとりが成長し続けられる組織でなければ長続きしないと思っています。 私自身、前職の営業時代に上司との出会いによって大きく変わることができました。それまでは成果が出ず悩んでいましたが、仕事への向き合い方や考え方を教えてもらったことで、少しずつ結果が出るようになった。その経験があるからこそ、人の可能性を信じられるんです。 当社でも、年齢や社歴だけで判断することはありません。若いうちからマネジメントを任しているメンバーもいます。挑戦したいという気持ちがある人には、できるだけ早くチャンスを渡したい。その方が成長スピードも速くなりますし、組織全体も活性化すると考えています。 任せることは簡単ではありません。失敗することもありますし、遠回りに見えることもあります。ただ、自分一人で会社を大きくすることはできません。だからこそ、メンバーを信じて任せることが、経営者として重要な役割だと思っています。 最近は経営者のポジションが板についてきたのか、自分が成果を出すことよりも、社員が成果を出したり、昇進したりする姿を見る方が嬉しいんです。一人ひとりが成長し、自分の可能性を広げていける。そんな環境をつくることが、結果的に当社の成長にも繋がると考えています。

なぜ土日休みや働きやすい環境づくりを重視しているのでしょうか?

社員には当社で長く活躍してほしいと思っています。だからこそ、目先の成果を出すために無理を続ける働き方をしてほしくありません。 一般的に、接客業やサービス業は土日に働くイメージが強いと思います。多くの業界で土日は繁忙期ですから。ただ、私達の催事買取は少し特徴が違います。データを分析すると、土日の方がお客様の数は増えるものの、成果が大きく伸びるわけではありませんでした。 平日は主婦やシニアの方が多く、お客様一人ひとりとじっくりお話しできるケースが多いんです。一方で、土日は家族連れのお客様も増えるので、立ち止まっていただくこと自体が難しくなることもあります。来場者数と成果が必ずしも比例するわけではないんですね。それなら、社員には土日をしっかり休んでもらって、プライベートを充実させてほしいと考えました。 日々の残業がないのも、同じ理由からです。催事も18時頃には終了し、スーパーの営業時間に合わせて遅くまで残ることはしていません。夜に買い物をしているお客様は、たいてい仕事帰りで忙しく、ゆっくりとお話しすることができません。単に長く働けば成果が出るわけではありませんし、しっかり休んで良いコンディションで働く方が、結果的にお客様にも良いサービスを提供できると思っています。 もちろん、私達は成長を目指している会社です。だからといって、成長を誰かの無理や我慢の上に成り立たせたいとは思っていません。社員が安心して働きながら成長できる環境をつくることが、結果的に会社の成長にも繋がると考えています。

仕事をする上で、大切にしていることは?

一番大切にしているのは、信頼を積み重ねることです。ビジネスは結局、人と人との関係の上に成り立っていると思っています。お客様との関係もそうですし、一緒に働く社員との関係も同じです。 前職時代から感じていたことですが、その場だけ上手く立ち回ることは意外と簡単なんです。ただ、それでは長く続きません。約束を守ることや、誠実に向き合うこと。当たり前のことかもしれませんが、そういう積み重ねが最終的には大きな差になると思っています。 私も上司や先輩、多くの方に育ててもらってここまで来ました。その自覚が強くあります。だからこそ、自分だけが成功すればいいとは思えません。社員一人ひとりが成長し、それぞれの目標を実現できる環境をつくることも、経営者として大切な役割だと考えています。 以前は、自分が成果を出すことに喜びを感じていました。もちろん今も成果は大切です。ところが、最近は社員が成果を出したり、昇進したりする姿を見る方が嬉しいんです。自分が主役になるのではなく、周りの人達が活躍できる環境をつくる。その方が、ずっと大きなやりがいを感じます。 会社は一人では成長できません。だからこそ、信頼を積み重ねながら、一緒に働く仲間やお客様と長く良い関係を築いていきたいと思っています。

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