ご略歴をお教えください。
子供の頃から起業に関心があり、大阪にある大学の在学中にメディカルツーリズムのプラットフォームを開発しました。日本やアメリカのアクセラレータープログラムに採択され、卒業後に会社を設立して運営を手掛けます。 しかし、3年ほど運営したところで、グローバル展開を目指すに当たりグローバル企業を経験したいと感じたのです。そこで、当時欧米に大人気の動画アプリmusical.lyの運営会社に入社しました。同社では日本市場開拓を担ったのですが、2017年に同社がTikTokの開発・運営会社Bytedance社に買収され、私も同社の一員となります。その後、北京本社に移って日本市場の担当となり、musical.lyとTikTokとの統合やTikTok日本チームと業務の立ち上げを手掛けます。 2019年に日本に戻り、6年間、多国籍テクノロジー企業の複数のプロダクトの日本における立ち上げやグロースに取り組みました。成果を上げたところで、2023年3月に独立してマシュマロエンタメを創業したという経緯です。
株式会社マシュマロエンタメをどういう会社にしていこうと考えていますか?
まず強調しておきたいのは、当社は日本をベースにしている企業であるということです。経営ボードは確かに海外出身ではありますが、社員の半数は日本人で、そのほか中国本土と台湾人、韓国人が集まるダイバーシティが強い組織です。一方、日本人以外も全員、日本語が堪能であり、社内は日本語で問題なくコミュニケーションができています。 当社のビジョンとしては大きく3点を描いています。 1点目は、人々の生活に大きく、ポジティブでインパクトを与える事業を展開するということです。 2点目は、日本市場に魅力を感じている海外企業の進出をサポートすることです。日本市場は1億2,000万人の人口があり、高い品質を求める先進国という魅力がある一方、独特な慣習や言葉等の壁があって参入しづらいと思われています。そこを、当社があらゆる角度から関わり、開拓からグロースまでをサポートするということです。 3点目は、逆に日本企業の海外進出をサポートすることです。日本には高品質で魅力的な商品が沢山ありますが、海外にまで届けられているものはさほど多くはありません。これを当社が届ける支援をして、日本の魅力を海外の企業や人々に知ってもらうことです。 幸い、私達は前職でTikTokというサービスを日本市場に広める取り組みを通じて、スキルやノウハウを培うことができました。そこで、より多くのプロダクトを日本や世界に広めることに貢献できると自負して、当社のサービスを展開しています。
そのために社員に対して期待することや、社員がマシュマロエンタメでどんな人生を過ごしてほしいかの思いをお聞かせください。
当社では、OKRによるマネジメントを行っています。会社の方向性に則して、社員一人ひとりのキャリアビジョンに基づく目標を明確にし、そこへのアプローチに自由度高く取り組んでもらっています。また、当社のクライアントはグローバルにサービス展開しているトップレベルの企業ばかりで、学べる機会が非常に多いと思います。そんな当社には個人が持つポテンシャルを最大限に発揮して成長できる組織風土があると確認していますので、ぜひOKRにコミットして力強く取り組んでいってほしいと願っています。 求職者の方へのメッセージとしては、「努力の前に選択することが重要」と申し上げておきたいです。どれだけ努力をしても、その方向性が間違ったものであれば無駄になってしまうからです。ですから、誰とやるのか、何をやるのか、どんな環境でやるのかを慎重に選択した上で、決めたことに努力していただきたいと願っています。 その点で、当社は若く多国籍の仲間とグローバル企業の成長を支援し、自らもハイスピードで成長している会社です。ぜひ、当社オフィスにそんな様子を確かめに来ていただきたいと願っています!
鄭代表の仕事観をお聞かせください。
仕事をしている時に、自分が生きている実感があると思っています。私は誰かに任されたことだけをするのではなく、やるべき意義があると感じたことは自ら取り組んでいくタイプだと思っています。そんな仕事に邁進できることが自分の喜びでもありますね。 もちろん、社員はそれぞれの考えや信念に従って仕事をしてほしいですし、当社としては社員のプライベートを尊重し、長時間労働等はさせないよう最大限配慮しています。
オフタイムは、どういった過ごし方をしているのでしょうか?
アートが好きです。芸術作品というだけでなく、アートにはいろいろなものがあると思っています。例えば、料理もそうであり、評価の高い飲食店に行ってシェフの作品をゆっくり堪能することが好きです。また、各国の紙幣もコレクションしています。紙幣はその国の印刷技術の結晶といった面がありますが、額面の金額で手軽に入手できる素晴らしいアートだと思っています。