ご略歴をお教えください。
大学を卒業後、エンジニアとして大手メーカー系システム開発会社でキャリアをスタートさせました。 組織が大きく融通が利かない面があったので、もっと自由にできる環境で力を発揮したいと、中小規模のソフトウェア会社に移り、開発業務だけでなく、チームマネジメントや組織づくりにも携わるようになりました。 事業の拡大フェーズを現場から経験する中で、エンジニア組織の統括やプロジェクト全体の推進を担う立場を任され、最終的には経営に近い立場で組織運営にも関わるようになりました。 そうした経験を通じて、単に「つくる」だけでなく、お客様の課題を起点に、価値をどう届けるかという視点で仕事に向き合いたいと考えるようになり、2005年10月にビジネスネットコーポレーションに参画しました。 当社では、大手企業のコーポレート部門向け業務改善システム『CuBeシリーズ』を中心に、営業以降の要求定義・要件定義、開発ディレクション、導入・運用・保守まで、一連のフロント業務に携わっています。 現在は、これらの業務を担うシステムインテグレーション部の責任者として、チームとともに顧客価値の最大化に取り組んでいます。
システムインテグレーション部の仕事のやりがいは、どういったところにあると考えていますか?
一番は、大手企業と直取引し、何千人、何万人の全社員が使う業務改善システムを提案・導入し、使い続けて成果を上げていただくことに尽きます。前職は2次請け・3次請けという立場で、いかに商流を上げるかというところが大きな課題でした。下請けだと、元請けの理不尽な要求にも応えなければならないからです。その点、当社は全て直取引なので、そうした余計な軋轢もなく100%、お客様の業務改善に取り組めるのです。 お客様も、昨今ではシステムに関する知識をお持ちで「こういう機能が欲しい」と言われるケースがよくあります。しかし、当社は業務改善システムのプロです。直取引の立場もフルに生かして、お客様から言われたことだけに従うのでは全くなく、「ここはこうすべきではないでしょうか」と提案します。“お客様が正”なのではなく、“お客様の業務改善が正”だからです。 だからこそ当社では、手段を決める要件定義の前に、目的を明確にする要求定義を重視しています。 例えば、「この文言を修正してほしい」といった一見すると軽微なご要望であっても、私たちはそのまま対応することはほとんどありません。 「なぜこの文言修正が必要になったのか」「どの立場の方からのご意見なのか」を必ずお伺いします。 利用者の方からの指摘であれば、該当箇所だけでなく、他の文言や画面全体を見直したほうが、より効果が高い場合もありますし、影響範囲が想定より広いこともあります。 一方で、管理職など異なる立場の方からの指摘であれば、現場担当者が普段目にしない画面や機能に、検討漏れがあるケースも少なくありません。 このように、背景や立場を丁寧に確認することで、単なる文言修正にとどまらず、本当に業務改善につながる提案ができる。それが当社のシステムインテグレーションの考え方です。 一連の業務を、誰もが社名を知っているような大手企業の幹部の方々とカウンターパートとして進めていく。これほど面白い業務はほかにないと確信しています。
システムインテグレーション部の今後の課題やビジョンについてお教えください。
社員の待遇を上げていくためにも、作業効率や業績向上は最低限行わなければなりません。そのためにも、人材育成が最重要の課題だと思っています。特に当社は開発業務を外部協力会社に依頼していますが、当社の考え方や品質レベルの目が届かないケースをいかに無くして、関わる全員が納得できるソリューションを提供できるかに取り組んでいきます。
そのために社員に対して期待することや、社員が株式会社ビジネスネットコーポレーションでどんな人生を過ごしてほしいかの思いをお聞かせください。
能動性を高めてほしいと思っています。上から言われることを待っているのではなく、自ら取りに行ってほしいということです。分からないことはいくらでも教えます。まず、自分から動いてほしいのです。 特に新人には待つ傾向が見られる場合がありますが、仕事を覚えて面白さを感じるようになれば、自分からどんどん積極的に動けるようになると思いますので、期待しています。 これは私の仕事観でもあるのですが、能動的に動くことで環境を変えることができるのです。サッカーに例えれば、優れたフォワードの選手はボールを持っていない時でも動き回っていますよね。動いていればスペースができ、そこにパスをもらってシュートすることができるからです。ゴールが決められなくてもまた動く。仕事も全く同様だと思っています。
オフタイムは、どういった過ごし方をしているのでしょうか?
10年ほど前から、もっぱらテニスをやっています。スクールにも入って、毎週3~4時間、びっしょり汗をかいています。会社の同僚から地域の大会に出場するからと無理やり誘われた際に、負けず嫌いが顔を出して練習に取り組んだところ、ハマりました。それから、健康づくりにいいと熱心に取り組んでいます。テニスは生涯スポーツとしてちょうど良いのではないでしょうか。 それ以外は、お付き合い程度のゴルフをしていますね。