デジタルイノベーション事業部発足の背景やミッションについて教えてください。
当社が軸足を置いている領域は、新聞業界です。社歴75年超と歴史のある会社であることもあって、多くのお客様と取引させていただいていますし、長年かけて築き上げてきた信頼関係もあります。ここの事業を深化させていくことはとても大切です。 ただ、当社の今後を長期的な視点で考えた際、新聞業界だけにとどまるのではなく、新たな業界への進出を模索していくべきです。しかし、新聞業界は他の業界に比べてDXが遅れているのも事実です。当社としてもデジタル分野における実績が豊富とは言い切れません。そこで、まずは新聞業界においてデジタルを活用したビジネスの実績をしっかり築いていく必要があると考えました。その実績と過程で培った技術力やビジネス構築のノウハウに加え、全国に広がる新聞社・新聞販売店とのネットワークを生かし、他業界も視野に入れた事業拡大に挑んでいくことになります。 その先鞭をつける部署として、社内公募によって立ち上げたのがデジタルイノベーション事業部です。公募制にしたのは、新たなことに挑戦することが前提となる部署であるため、主体性や意欲が非常に重要だと考えたからです。おかげで、優秀な人材が集まってくれたと思っています。
現状、デジタルイノベーション事業部ではどのような業務を行っているのでしょうか?
2023年に業界で初めてリリースしたクラウド型新聞販売店基幹システム『Bizpre(ビズプレ)』の次世代版の開発やコールセンターDXの開発と運用、IoTを活用した丁合機の開発等を進めています。既にお客様先に設置してある機械において不具合が発生した箇所を自動で知らせる機能は、開発、搭載しているのですが、そこからもう一歩踏み込んで、AIを使って事前に故障しそうなところを検知して、不具合の防止に繋げる機能を開発したいと考えています。 また、近年販売店経営者の高齢化が進んでおり、いざという時に販売店が保有している情報が共有できずに新聞契約者へのサービス継続に困難が生じる可能性が膨らんでいます。そのような事態を防ぐため、新聞社主導で販売店との情報共有基盤を構築したいという相談も受けている状況です。その対応もデジタルイノベーション事業部を中心に行っていければと考えています。
今後、デジタルイノベーション事業部をどのような組織にしていきたいとお考えですか?
現状、システム開発は外注していますが、内製化を目指していきます。外注の場合、どうしても仕様変更や機能追加、トラブル対応等が発生した場合に時間がかかってしまいます。外注先の方に時間を取ってもらって打ち合わせの場を設け、説明して対応してもらい、互いの認識にズレがあれば、再度打ち合わせの場を設けて修正する……。会社同士の協働となると、どうしてもタイムロスが発生します。でも、内製化していれば、担当者のところへ行って話すだけで済みます。対応策を検討する際も、話を重ねながら詰めていくことが可能ですし、コストメリットもあります。当然、開発の知見を社内に蓄積できるので、その後の開発に生かすことができます。 部署の風土、文化的側面で言えば、メンバーが互いに切磋琢磨しながら自身を高めていける組織。他のメンバーが自分にないスキルや技術を身に付けたのであれば、「自分も」と考えられる組織ですね。メンバー同士が互いを意識しやすいよう、この部署だけ360度評価を導入し、チームメンバーに見られている状況をつくっています。
デジタルイノベーション事業部のメンバーに求められる人材像を教えてください。
今ないものを生み出していくことが求められる部署なので、様々なことに興味を持ち、積極的に吸収していこうとする意識のある人がいいですね。加えて、吸収した知識から新しいビジネスのアイデアを生み出そうとできる人、そのために一見脈絡のないような事象を繋げて発想できる人だと嬉しいです。 これはデジタルイノベーション事業部に限りませんが、「できない」ではなくて、「どうすればできるのか」というスタンスで考えられることも大切です。
最後に、応募者へのメッセージをお願いします。
現状、大きな課題を抱えている新聞業界を変革する一助となるべく、また、プレッシオという会社が今後も事業成長していくために新たなことへ挑戦していく、その原動力となるため、「変えたい!」という強い思いを持ってチャレンジできる人を待っています。 この業界は、デジタル化が進んでいる業界と比べると、10年、20年遅れています。それは、他の業界で実践してきた様々な良い取り組みを導入しやすい業界だと言えます。それだけ大きく、やりがいのあるチャレンジをする機会に恵まれているとも言えるでしょう。 ここに面白味を感じて、私達と一緒に未来へ進んでいきたいという人は、ぜひ話をしましょう。
