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インタビュー画像代表取締役 長崎 伸也氏

ご略歴をお教えください。

私のキャリアの出発点は、2004年。 大学を卒業して、大手のノンバンクに入社しました。 法人向け融資の営業を担当していて、毎日のように経営者の方々とお会いしていました。資金調達や返済の話を通して、経営の現場を肌で感じられる仕事でしたね。 ただ、やっていくうちに気づいたのは、「お金がない」という表面的な悩みの裏に、 本質的な“経営の構造的な課題”があるということでした。 資金の流れを良くするだけでは根本的な改善にはならない――そう感じるようになったんです。 その後、1年で転職して、大手飲食チェーンの本部に入りました。 ちょうど全国で1,000店舗を超えるような急成長期で、私はフランチャイズ加盟店の経営を支援するスーパーバイザーを担当していました。 本部は大手ですから、間接費の削減や仕入れの最適化など、いろんなコストコントロールの手段を持っているんです。 でも、私が見ていた加盟店の多くは、小規模なオーナー経営。 同じような削減手法が取れず、経費負担が重くのしかかっていました。 中には、頑張っても黒字に届かない店舗もあって、「この構造を何とか変えられないか」と思ったのが、すべての始まりです。 一つひとつの間接費を洗い出して、より安くて良いサプライヤーに切り替える。 そんな地道な改善を積み重ねていくしかないと感じました。 でも同時に、それができる仕組みが世の中にないことにも気づいたんです。 そして思いました。 ――これは飲食だけの話じゃない。 日本の企業のほとんどを占める中小企業すべてに共通する課題だ、と。 そのとき初めて、「この領域を事業にして支援できないか」と思い立ちました。 2008年10月、私は独立してゼネラル・パーチェス株式会社を設立しました。 創業当時から、私の中で一貫している想いがあります。 それは、「中小企業の経営を支える“裏方”になる」ということ。 目立たなくてもいい。でも、彼らの利益構造を根本から強くする。 それができれば、日本全体の経営体質はもっと健全になっていく。 そんな信念で、今も『コストドック』という形で挑戦を続けています。

ゼネラル・パーチェス株式会社をどんな会社にしていきたいと考えて取り組んできましたか?また、現在どこまで実現できていますか?

正直なところ、創業当初は理念とかビジョンなんてものは、まったくありませんでした。 「とにかく稼げるサービスをつくろう」――それだけを考えていたと思います。 でも、思い通りにはいきませんでしたね。 軌道に乗るまでには本当に紆余曲折がありました。 ようやく形になったのが2014年。 携帯電話の料金をより安いキャリアに切り替える、そんな小さな購買コンサルティングからのスタートでした。 そこから、お客様の要望に応えながら少しずつ対象を広げていって、間接費のあらゆる領域に踏み込むようになりました。 同時に、より良い提案をするためにサプライヤーとの提携も少しずつ進めていったんです。 一方で、私は営業が得意なタイプではなかったので(笑)、 自分でガンガン売るよりも、信頼できる専門家に紹介してもらう仕組みをつくろうと考えました。 そこで動いたのが、金融機関や税理士事務所、会計事務所です。 この方々とパートナー関係を築くことで、既存の顧客ネットワークに自然にサービスを届けられるようになっていきました。 こうして、サプライヤーとパートナー、そしてユーザーがつながるプラットフォームとして形になったのが、2020年1月にリリースした『コストドック』です。 中小企業の経営を支える専門家集団として、ユーザーの利益を改善し、 コストを「見える化」して経営を健康にする。 そんなコンセプトが共感を呼び、5年も経たないうちに全国で700社ものパートナーが集まりました。 ただ、正直に言うと、まだまだこれからです。 金融機関はほぼ網羅できたとはいえ、サプライヤーや新しいパートナー候補は全国にまだまだ存在します。 登山で言えば、まだ2合目あたりでしょうね。ここからが本当の勝負です。 パートナーとサプライヤーが増えるほど、『コストドック』というプラットフォームは加速度的に強くなっていく。 そして最終的には、大きな商流を生み出し、 日本中に“つよい企業”をつくっていくことで、日本経済そのものを活性化させたい。 それが、私のこれからの挑戦です。

目標達成のために社員に対して期待することや、どう活躍してほしいかといった思いをお聞かせください。

私たちが向き合っている市場は、本当に変化が激しいんです。 昨日までの常識が、今日には通用しなくなる。 だからこそ、成長し続けるためには、常に変化に対応していかなければいけないと思っています。 たとえば、富士フイルムさん。 デジカメの登場でフィルムが淘汰されたときに、彼らは「もう終わりだ」とは言わなかった。 むしろ、自分たちの技術を活かして化粧品などの新しい領域に挑戦し、いまや医療やバイオなど、幅広い分野で成長を続ける企業になっています。 あれは本当にすごいですよね。 でも、あの変化を起こせたのは、経営者が求めただけではなく、社員一人ひとりがそれに応え、全員で変わる努力をしたからだと思うんです。 実際、多くの企業はある技術や事業で成功すると、現場が変化を怖がってしまう。 「今のままでいいじゃないか」と守りに入る。 でも、そこで止まった瞬間に、衰退が始まるんです。 だから私は、変化を起こすのは経営者だけではなくて、 社員一人ひとりの意志だと思っています。 当社のメンバーにも、そんな前向きな発想と柔軟さを大切にしてほしい。 そして、自分の力で未来を切り開くような人であってほしいと思っています。 理想を言えば―― ここで経験を積んで、当社よりも高い年収を提示する企業にヘッドハンティングされるような人材になってほしいと強く思います。 あるいは、自分で会社を立ち上げて、経営者として成功していくような存在になってほしいんです。 特に、20代から30代前半のみなさんに伝えたいのは、 「40歳になったとき、自分はどうなっていたいか」を明確にしてほしいということ。 40代になってから考えても、正直もう遅い。 いまからそのビジョンを描き、成長できる環境に身を置く。 それができれば、キャリアは必ず大きく変わります。 だからこそ私は、ゼネラル・パーチェスを“その成長の舞台”にしたいと思っています。 挑戦できる環境をつくること。 それが、経営者としての私の使命だと思っています。

長崎さんの仕事観をお聞かせください。

私にとって、仕事の本質は「自己成長の機会」だと思っています。 結局のところ、仕事で出しているアウトプットって、 自分の“今の状態”そのものなんですよね。 成果が出ないときは、自分がまだそのレベルに達していないということ。 だから、もっと大きな成果を出したいなら、自分自身が成長するしかない。 シンプルだけど、すごく本質的なことだと思います。 もちろん、その途中には壁がたくさんあります。 でも、壁は“成長のサイン”でもあるんです。 乗り越えれば一段上に行けるし、避ければ現状維持。 だからこそ、私は「壁を求める生き方」をしたほうがいいと思っています。 それが、私の言う“武者修行”です。 会社や環境が与えてくれるものを待つのではなくて、 自分から成長の機会をつかみに行く。 それができる人は、どんな場所でも強くなれると思います。

オフタイムは、どういった過ごし方をしているのでしょうか?

学生時代からずっと、サーフィンをやっているんです。 社会人になってからは忙しさもあって、しばらく離れていたんですが、 最近ようやく少し余裕ができて、また海に戻るようになりました。 東京にいる時は千葉方面の海に行きますし、出身地でもあり、 当社の拠点を構えている沖縄に帰った時にも楽しんでいます。 波に乗っているときって、仕事のことを一切考えなくなるんですよね。 自然と向き合って、自分と向き合う時間がリセットできる、すごく大切な時間です。

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