テクノロジー×不動産というキーワードに着目したきっかけは?
実は私、会社員時代からプライベートで不動産賃貸業をやっているんです。そこで街の不動産会社とやりとりをする中で、不動産業界が慢性的に抱えているIT活用の遅れと、それに伴う業務の非効率性を肌で実感しました。今の時代ではあり得ない気がしますが、契約をする際に不動産会社から「現金で500万円を持ってきてください」と言われたこともありました。自分はIT・Web業界でキャリアを積んできた分、ものすごいカルチャーショックを受けたのです。 不動産業界にはなかなかWeb系の人材が入ってこない現状があるので、今この分野に参入すれば大きなチャンスがあるのではないか。自らの賃貸経営の経験を生かし、未来に繋がる賃貸経営を築いていきたいと考えました。
賃貸経営の世界にどんな価値を提供したいと考えていますか?
投資用の賃貸マンション・アパートは、1棟ごとに金融資産としての特徴が異なります。それだけにオーナーがいかに信頼のおけるパートナー(管理会社)を得るかが賃貸経営の成功を左右します。しかし株式をはじめ他の金融商品と比べると、不動産投資はまだ一般的な金融商品ではなく、オーナーの皆様が安心して運用できているとは言えない状況です。例えば空室対策一つをとっても、空室を埋める施策のスピード感は管理会社のレベルによって雲泥の差があるのです。 私達は自社開発の管理ツールである『大家CLOUD』をはじめ、自社開発の強みを生かして高精度なツールを次々と開発し、テクノロジーの力で誰もが恩恵を得られる賃貸経営のカタチを確立していきたいと考えています。
事業を成長させるために大切にしている働き方は?
とにかく一人ひとりの自発性が育つような土壌づくりを心掛けています。なぜなら経営側から「あれをやりなさい」「これはやってはダメです」と現場に指示を出していたら、業務をより良くする意見・アイデアは出てこないからです。例えば物件を修繕する際も、単に原状回復するだけでなく、「ここもやった方が物件としての価値が向上するのでは?」といった意見は積極的に取り入れています。 ただ自主性といっても、勝手に動いて良いという意味ではありません。チームワークを大切にし、チーム内でしっかりと報連相を行うこと。各々の意見を尊重し、良いものは柔軟に取り入れる姿勢を持つこと。チャレンジした上での失敗は責めない分、やるべきことをサボる、言うべきことを言わないのはダメ。そんな行動が普通になるような働き方が理想です。
現場とはどんなふうにコミュニケーションを取っていますか?
風通しの良いカルチャーをつくるためには、経営と現場が断絶しない環境をつくること。そして役職・部門の垣根を越え、意見を気兼ねなくぶつけられる関係性を築くことが大切だと思っています。当社では2年ほど前から、各部門からランダムにメンバーを選び、私を含め皆でおしゃべりしながらランチタイムを過ごしています。もちろん自主性を重んじているため、強制参加にはしていません。 このランチ会によって部門間のコミュニケーションが活性化し、経営者が考えていることを知るきっかけになれば良いと思っています。 おかげさまで、経営と現場、部門間の距離が縮まることでチームの一体感が増し、お客様に提供するサービスのクオリティーは確実に向上しているという手応えがあります。
これからジョインする方へのメッセージをお願いします。
当社は今、成長真っ盛りの段階にあり、意欲あふれる方にとっては絶好のジョインのタイミングだと言えます。応募に当たって豊富な経験・実績は必要ありません。業界に擦れていない視点が必要だからこそ、不動産業界の経験がない方も新しい風を吹かせることができます。チャレンジを前向きに楽しめる方にぜひ来てほしいですね。 不動産業界はテクノロジーの導入によって、今後劇的なパラダイムシフトが起きることが予想されます。同じことを延々と繰り返す仕事は物足りないと思いませんか?私達と一緒に、変わっていくことを楽しんでいきましょう! 当社ではやりたい仕事に携われる可能性があり、皆さんの成長をサポートする体制もしっかりと整えています。ぜひ新しい環境で自己実現をしてください。