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インタビュー画像大網グループ 代表取締役社長CEO  あみあみ事業部長 早稲田大学 商学部 1997年卒 金坂 瑞樹

ご略歴をお教えください。

1997年に早稲田大学商学部を卒業し、当社・大網株式会社に入社しました。入社当時の当社は、40年以上にわたりセールスプロモーション事業を主業としてきた同族継承会社でしたが、私自身は会社や事業を継承したいという思いで入社したわけではなく、当時黎明期にあったネット通販分野で新たな事業を起こしたいと考えていました。 また、私は日本のアニメカルチャーが好きで、これから世界に広がっていくだろうと確信していたこともあり、この2つの考えを結びつけて、日本のアニメグッズを世界に向けてネット通販で販売する構想を持っていました。 入社後は、2年ほど別業務を行いながらリサーチや準備を進め、1999年末に社内ベンチャーの形でホビーネット通販店『あみあみ』を立ち上げました。とはいえ、海外向けのネット通販を始めるには当時まだハードルが高かったため、まずは国内向けネット通販としてスタートし、商材には海外のカードゲームを選びました。サイト構築からネットでの独自輸入仕入れまで、すべてを独力で行いました。 商材にカードゲームを選んだ理由は、私自身の趣味の一つであったことに加え、ネット通販は商圏がないため、地元の店舗では扱っていない海外限定のカードなど、ニッチな商材に適していたからです。また、カードゲームの趣味にはリアルタイムで膨大な情報を収集する必要がありますが、当時の多くのユーザーはネット通販の経験はなくても、ネットでの情報収集や情報交換は活発に行っており、私が独自に運営していた趣味サイトにバナー広告を掲載するだけでも口コミで広まりやすい状況でした。 創業時に特筆すべき苦労話はなく、サイトオープン初日から売上は好調でした。しばらくはカードゲームを中心に、キャラクターグッズなどホビージャンル全般へと商材を拡大し、2005年頃からはアニメフィギュアに本格的にシフトしました。 それまでもホビー市場には、アメコミの輸入アクションフィギュアや食玩のミニフィギュアなど安価な商品は出回っていましたが、日本作品のアニメフィギュアは国内で少量生産が主流だったため、高額で入手しづらい状況でした。ところが、先進的メーカーによる生産技術の革新により、日本のアニメフィギュアも中国で安価に大量生産されるようになり、大型で美術品クオリティのフィギュアが手頃な価格で購入できる市場が整いつつありました。 当社はホビーショップとしてこの流れにいち早く着目し、フィギュアを主商材として注力を始めました。当時はネット通販での競合も少なく、さらに当社が先駆けて、顧客が安心して便利に利用できる予約受注方法を独自に構築したこともあり、大ヒットにつながりました。創業15年目の2014年度には年商100億円を突破し、その後も200億円、300億円と順調に成長を続けています。 2011年度には念願の越境ネット通販も開始し、当初はさまざまな困難があったものの、すぐに国内販売と同等の売上を達成するまでに急成長しました。 現在の『あみあみ』通販事業は、元のセールスプロモーション事業のほか、新規事業として立ち上げた実店舗事業、メーカー事業、流通事業なども順調に展開していますが、2024年度の全社売上480億円超のうち、『あみあみ』通販事業が4分の3以上を占める主力事業となっています。

新社長として、大網株式会社をどんな会社にしていきたいと考えていますか?

2024年6月に代表取締役社長に就任しました。『あみあみ』通販事業では、「楽しい!で世界のAmi(ともだち)とAmiをつなげる仕事」というキャッチコピーを設定していますが、これはそのまま当社の理念のひとつでもあります。アニメ、ゲームといったポップカルチャーや、当社が大きく取り扱うそれらのキャラクターグッズには、文化や言語、国境を超えて世界中の人々が「好き!」「楽しい!」といったポジティブな感覚を共有することで、人々をつなげられる力があると考えています。 当社は、主事業のネット通販だけでなく、各事業で「楽しい!」を届けることをミッションとして、同じ気持ちを共有する日本中、世界中から集まったスタッフとともに、自分たちも楽みながら会社を発展させていきたいと考えています。 そして、世界中にファンが広がっているフィギュアやアニメグッズの業界で、トップ企業のひとつとして走り続けたいと思っています。

金坂社長の仕事観をお聞かせください。

当社に入社し、社内ベンチャーとして『あみあみ』を立ち上げた当初は、「世に生を得るは事を成すにあり」といった思いを持っていました。誰もやっていない新しいことに挑戦したいという気持ちが強かったのです。 一方で、『あみあみ』事業の起業と発展を成し遂げた今では、自分自身のことよりも、社内外で新しいことに挑戦したい人たちのために舞台を整える、プロデューサー的な立場を意識するようになっています。社内での新しい自発的な取り組みは、積極的に支援していきたいと考えています。 また、より大きな視点では、海外の新興メーカーの多くは、日本の版権元との関係構築や販売ノウハウ、マーケティングデータを持っていません。当社がパートナー企業として協力できる部分があれば、積極的に支援し、ともに成長していきたいと考えています。

オフタイムは、どういった過ごし方をしているのでしょうか?

もともとインドア志向で、家事育児や教育が好きなこともあって、もっぱら家で家族と共に過ごしています。 一方で家族との時間をとる分、なかなか以前のように自分の趣味の時間を長時間もつことは難しくなっているのですが、細切れの短時間でも続けられる趣味として、新規コミック連載は継続して追いかけて楽しんでいます。 ほかにも世界のネットトレンド全般は追いかけていて、年齢差のある若手社員ともそう遜色のない知識・感覚のアップデートは続けられていると思います。その知識が仕事に直結して役立てられるというところが、この業界ならではの面白さでもあります。 当社には、趣味を仕事に、とまではいわなくても、好きなことに仕事でもかかわりたいと入社された方や、驚くような趣味人が多く集まっているので、皆さんにも趣味の時間も存分に楽しんでもらいたいですね。 やりがいのある仕事に打ち込める環境を用意しながらも、趣味だけでなく、家族との時間やほかのプライベートも充実させられる、ワークライフバランスを大切にできる環境も同時につくることも、会社の責任だと考えています。

社員に対して期待することや、どう活躍してほしいかといった思いをお聞かせください。

『あみあみ』通販事業にかぎらず、全社全事業で最重視している営業方針は、お客様のニーズを満たすことです。「自分が自分のためにやりたいこと」よりも「顧客に今、求められていること」を重視して、良い仕事をして皆に喜んでもらうことで、自分も喜びを感じられる方は、特に当社でやりがいを感じられるのではないでしょうか。 また当社の仕事は、当社だけで完結するものではありません。版権元やメーカー、問屋、実店舗、物流業者、イベント業者といった多くの関係企業や、個人クリエイターの方と連携することで、初めて良い仕事が生まれます。だからこそ、当社社員には「自分が活躍できれば良い」「自社の利益があがれば良い」という発想ではなく、 かかわるすべての人をリスペクトし共存共栄する姿勢を持ってほしいと思っています。 ほかにもあげると、『あみあみ』ネット通販事業売上の半分は海外のお客様からのものであり、潜在顧客層、言い換えれば当社の商品サービスを待っている方々は、世界中に広がっているので、世界相手に大きな仕事をしたいという気持ちをもって入社された方だけでなく、主に日本国内の業務に携わる方でも、常に世界に視野を広げて取り組んでほしいと思っています。 また、当社のエンタメ企業としての側面でなく、黎明期からネット通販を主業としつづけたIT企業としての側面からいえば、よりよい販売サイトやシステムの構築はもちろん、蓄積された膨大な売上データベースを活用した販売戦略も当社の強みです。システム開発職の方や、データ分析にスキルや興味があるマーケティング職の方はもちろん、企画営業職や、商品開発職の方でも当社でしかできないデータ活用手法を使った仕事の進め方に、驚きとやりがいを感じて働けているのではないかと思います。

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