オルベックを設立した理由は?また日頃から大切にしていることは?
会社の組織で働いていると、どうしても「悩み」って出てくるんです。人間関係が上手くいかなかったり、思っていることが伝えられなかったり…。「こんな会社があればみんながハッピーになれるな。楽しいことができるな」という理想を自分なりに追いかけてみたくなったのです。 設立当時はやりたいことの主語が「私」でしたが、会社が成長してきた今は主語が「会社のみんな」になっています。私の思いに共感してくれたみんなの意見をどんどん取り入れながら、理想を実現していきたいと思っています。 またそういう会社をつくるためには、みんなが「ここにいて良かった」と思える環境づくりが欠かせません。日頃からこの考えを大切にしており、みんなとは経営者と社員という壁をつくらず、相談しやすい雰囲気づくりを心掛けています。
営業活動やエンジニア育成に携わる中で、嬉しい瞬間ややりがいを感じるのはどのようなときですか?
営業活動やエンジニア育成に携わる中で、最も嬉しい瞬間は「人の成長」を実感できたときです。 エンジニアリングは、「人」がつくり上げていくものです。営業活動において大切なのは、モノを売ることではなく、その「人」自身の価値を伝えること。絶対「この人のために頑張ろう!」という気持ちで日々の営業活動に取り組んでいます。 現場で活躍するエンジニアは、それぞれが「成長したい」「市場価値を高めたい」という強い思いを持っています。そんな仲間が、一つひとつ壁を乗り越え、たくましく成長していく姿を見ることが、何よりの喜びです。 当社には、学校の先生や地下アイドル、コンビニスタッフ、洗車の仕事など、実に多様なバックグラウンドを持つ人材が集まっています。中にはPC操作すら初心者だった人も少なくありません。それでも、ここでならエンジニアとして新たなキャリアを歩み出すチャンスがあります。そうした「人生の大きな転機」を提供できていることに、大きなやりがいを感じています。
社員とはどのような関わり方を心掛けていますか?
人の信頼関係は、何でも言い合える距離感から生まれると思っています。社員の平均年齢が20代なのに対して、私は50代の人間。ジェネレーションギャップが普通に起き得る年齢差だけに、コミュニケーションにおいても「相手の立場で話すこと」を心掛け、会話のキャッチボールが生まれるようにしています。 誕生日には一人ひとりにお祝いの言葉を伝えたり、正月には自宅にみんなを呼んで食事会をしたりすることもあります。「人と人との繋がりが大切」みたいな価値観はみんなも共感してくれているので、ポジションや年齢の垣根を越えたコミュニケーションも自然と生まれています。 誕生日には社員からお酒をプレゼントされたこともありました。大切すぎて飲むことができません!今でもボトルを空けず、家の棚に飾っています。
プライベートの時間はどのように過ごしていますか?
子供が小学生なので、休日はもっぱら家族サービスに勤しんでいます。私はアウトドアで楽しむのが好きなので、子供が所属しているサッカーチームに同伴したり、子供と社員を連れてキャンプを楽しんだりすることが多いです。会社のみんなとキャンプをしたのがきっかけとなり、「IT×アウトドア」をキーワードとしたキャンプイベントに発展したこともありました。みんなと楽しく過ごした時間が、仕事面にも役立っています。 また、近年はゴルフにはまっており、同業の社長と一緒にプレーしています。いずれにしてもプライベートの時間は完全に仕事のことを忘れ、思い切り楽しんで英気を養っています。 オンとオフのメリハリを付けている会社なので、プライベートを充実させたい人も大歓迎です!
最後にオルベックの魅力を教えてください
当社は「みんなの幸せを追求する社風」を大切にしています。 社員はもちろん、そのご家族まで含め、すべての人が幸せに過ごせる会社づくりを徹底しています。王道のやり方にこだわらずとも、社員の声を反映しながら「ここで働けて良かった」と思える会社を目指し、日々取り組んでいます。月に一度は意見を直接聞く場を設け、環境改善に努めています。どのような意見であっても必ず耳を傾け、一人ひとりが心から楽しいと感じられる職場づくりを実現しています。 そのために、活発なコミュニケーションを促進する仕組みや機会を数多く用意しています。クラブ活動やランチ補助、社員旅行や花見など、交流の場は尽きることがありません。 仕事の面においても、当社の社員は技術力だけでなく、コミュニケーション力を強みとしています。商品やサービスの品質が高いだけでは、お客様にご満足いただくことはできません。特に問題が発生した際に、真摯に対応できることこそが重要であると考えています。私たちは品質の追求に加え、すべての点でお客様にご満足いただけるよう、“思いやり”を大切にし、拘りを持ち続けていきたいと思っています。