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インタビュー画像代表取締役 馬屋原 隼人氏 日本経済の不況に負けず、創業の志を保ち続けるエンジニア社長。大学卒業と同時に「エンジニアが幸せになれる会社」を目指して、株式会社SORICHを創業。リーマンショック、東日本大震災で日本経済が混乱する中、事業と志を守り続けた。何があっても動じず、めったに怒ることがないため、「仏のような人」と周囲から囁かれているとか。趣味はバスケットボール。現在も社会人チームに所属して、会社の仲間とプレーを楽しんでいる。

大学卒業後、株式会社SORICHを立ち上げた理由は?

学校の先生になりたくて、大学で勉強していました。その傍ら、アルバイトでプログラマーをしていました。教員には向いていないと進路を変えて就職活動を始めましたが、留年が決定してしまい、プログラマーの道で生きていこうと考えました。エンジニアとして会社に就職する道もありましたが、私は「起業」という道を選択。アルバイトとはいえ、プログラマーとして働く中でIT業界の課題に気が付き、エンジニアが楽しく働ける会社をつくりたいと考えました。 学生時代にお世話になった会社で、ある製品開発のプロジェクトが進んでいました。営業目線で商品をつくる社長と技術者目線で開発を進める開発部の部長。開発が難航して、開発部の部長が大変な目に遭っていました。一方で、商品開発が進まないことに、社長も困っていました。私は社長とも部長とも懇意にしていたこともあって、双方の言い分を聞いて、「技術者が社長をすると上手くいく」と感じたのが起業の出発点でした。 社名は「Society=社会」を「Rich=豊か」にしたいという思いを表現した造語です。エンジニアが幸せになれる環境を整えることで、社会に対してテクノロジーで貢献し、豊かな社会をつくるという好循環を生み出したいという志を社名で表しています。

SORICHの創業に当たり、印象に残っていることは?

当社は、私を含め五人でスタートした会社です。そのうちの二人は、全くの未経験。当時は就職氷河期の終わりの時期で、私の友人も就職活動が難航していました。困っている人を見捨てられない性分なのか、進路が決まっていないようなので、当社の創業に参加するように声を掛けました。私も学生ではありましたが、プログラマーとしての経験には、ある程度の自信を持っていました。人脈もあり、起業しても仕事があると考えていました。 結果から言えば、私の考えが甘かったです。私が個人として仕事を請けるのと、会社として仕事を依頼されるのは、同じようで別物でした。今にして思えば、未熟な経営者であったようで、社員の仕事量も把握せずどれぐらいの仕事を取らなければならないのか、明確にイメージしていませんでした。 そんなこんなで創業直後は受託開発の仕事が取れず、私が客先常駐して稼いで会社を支えていました。その後、FXの会社に転職した知り合いから開発の仕事を請けることになり、当社の経営は軌道に乗り始めました。ところが、サブプライムローンを発端とするリーマンショックが全世界を襲い、当社のお客様も大打撃を受けました。

「リーマンショック」「東日本大震災」による不況の影響は?

リーマンショックに東日本大震災が追い打ちをかけました。船出には苦労した当社の受託開発事業ですが、その後は順調に成長し、リーマンショック前には20名規模の会社になっていました。リーマンショックと東日本大震災で日本経済が停滞し、当社の事業も急減速。社員も次々と辞めていき、残ったのは五人だけ。その時、創業当初から取引があった会社がSalesforceの事業に力を入れており、大きな案件を回してくれました。FinTech系の開発にSalesforceの案件が加わり、当社はV字回復を果たしました。 事業を立て直す時も、SES事業は始めませんでした。受託開発にこだわらず、SESをしていればエンジニアが辞めずに済んだかもしれませんが、エンジニアが幸せになれる会社をつくるという創業の志を失ってしまうと思いました。会社の業績が回復する道中も、私だけは例外として客先で働きましたが、当社のエンジニアは受託開発をメインにしてきました。あの時、易きに流れずに耐えたからこそ、今の当社があると思っています。

SORICHはどんな社風の会社ですか?

内気な人が多い会社ですね。技術は大好きだけど、SNSやブログで発信するのは苦手なエンジニアが多い印象があります。社内コミュニケーションは活発ですが、フルリモートというのもあって、プライベートまでべったりといった雰囲気ではないです。ただ、普段顔を会わせる機会が少ないからか、年に1回、大集合した際は、技術トークも含め話が盛り上がります。技術力のあるメンバーも多数います。彼らの力を最大限に発揮するためにも、社内のコミュニケーションをもっと活発にしてくれるエンジニアが入ってくれると、当社はもっともっと働きやすい会社になると思います。 当社では、採用面接を極力、1回で済ませます。だから私も含め、SORICH側は五人で面接に挑みます。圧迫面接をする意図ではなく、応募者の時間と手間を節約するためです。1回の面接が1時間だとして、五人だと5時間。五人で一斉に面接すれば1時間で済みます。採用に関しては「合議制」で決めています。面接を担当した五人のうちの一人でもカルチャーに合わないと感じたら、不採用。長く一緒に働くメンバーですから、考え方や価値観が近い人と働きたいです。

SORICHの今後の展開は?

当社は、もうすぐ創業から20年を迎えようとしている会社ですが、若いエンジニアが次々と入社してくれて、今までで最も活気ある状態だと感じています。50名規模の会社になり、Salesforce事業をさらに強化して、100人規模の会社を目指し、新しいフェーズに乗り出すタイミングです。エンジニアが幸せになれる会社という創業の志は今も変わらず、これからも変えることなく、可能な限り守り続けたい大切なカルチャーです。 理想を目指して挑戦したいことがまだまだ沢山あります。今後も社員と一緒にお客様のため、そして社会のために技術力を磨き、無理のない範囲でさらなる成長を続けていきます。最近は若手エンジニアが増えたこともあり、経験豊富なエンジニアの増員を進めている状況です。若いエンジニアを牽引して、会社を盛り上げてほしいと思っています。これまで数多の困難を乗り越えて守り通してきたカルチャーを引き継いで、次の世代へ繋いでください。

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