ご略歴を教えてください。
東京都足立区で育ち、小中高はサッカーに熱中する一方で勉強は遠ざけていました。それでも大学には入ったものの、授業に付いていけず楽しくない日々を過ごしていたのです。 そんな中、友人の紹介で天然水の宅配事業を手掛ける会社を紹介してもらい、営業のアルバイトを始めました。 その仕事は頑張れば頑張っただけ成長し、評価もされたのです。非常に楽しく、夢中になって取り組みました。 20歳の時のことです。会社の飲み会で社長が「京都に支店を出したい。やりたい人はいるか?」と。すぐさま手を挙げましたが、手を挙げたのは私だけでした。まだ学生のアルバイトでしたが、社長はそんな私に京都支店の立ち上げを任せてくれたのです。大学の授業を月曜と火曜に集中させ、水曜から日曜までを京都で過ごす生活を1年続けました。「行けるところまで行ってやる!」といった意気込みで励み、支店の立ち上げを成功させることができました。 そんな努力を認めてもらい、当時の社長からは大学を辞めて正社員として働かないかと誘われていました。「ここで働いたら、絶対に成功するビジネスパーソンにしてやる」と言われ、その言葉が決め手で大学を辞めて、入社を決意したという感じです。 今思うと、大学を途中で辞めてまで入社するなんて、かなり思い切った決断だなと思います。 そんな21歳の時、東京都心部の支店立ち上げを任され、ほかの支店は最大20名程度のところ、出会いに恵まれて50名ほどまでに成長させることができました。市場の伸びと営業力、つまり人材がそろえば成功できると感じました。 こうして23歳の時には、子会社の社長まで任されました。そんなステージもやりがいのあるものでしたが、100%出資の子会社なので結局は事業部長といった位置づけです。この先を見出すのが難しいと感じました。そこで、当時上場を控えていたこともあり、ストックオプションを狙って残留するか、それ以上の成果を目指して起業するかの二者択一で悩み、後者を選びました。 こうして、2014年に株式会社UPSIDE(現・株式会社LOHASTYLE)を設立しました。 前職の会社は自分をとことん成長させてくれて、今でも本当に感謝しています。
会社設立後、今日までどのように成長させてきたのでしょうか?
当初はMVNOの代理店として事業をスタートしました。 そして2016年、前職の同僚だった綱藤芳信が合流し、共同代表として経営に加わることに。 これをきっかけに、自社ブランド『LOHASUI』を立ち上げ、社名も「LOHASTYLE」へと生まれ変わりました。 新生LOHASTYLEにとって大きな転機となったのはコロナ禍です。 それまでショッピングモールなどの売り場で行っていたフィールドプロモーションが困難になったことを受け、Webマーケティングへの転換を図りました。あわせて、新電力やガスといった生活インフラ領域へも事業を拡大していきました。 そして2025年には、新たな自社プロダクト『LOHASUI Luxe』をリリース。 現在では生活インフラの一環としてインターネット回線の取り扱いも開始しており、今後もさらに領域を広げていきたいと考えています。
VISIONや、その背景にある想いについて教えてください。
当社のVISIONは、【LOHASと共に創る未来 The future we create with LOHAS】として、次の内容を掲げています。 「弊社が考えるLOHASは、生活を支える「環境」「経済」「社会」が、この先もずっと続いていく仕組みをつくること 私たちの行動で未来を創り、お客様に新たな価値を届けながら、より良い未来を築いていきます 私たちは、社員とお客様、そして社会全体が一体となって、 持続可能な未来を創造することを追求し続けます」 AIが進展していますが、私は営業というアナログな接客の仕事がこれからも必要だと考えています。その仕事は、お客様とのコミュニケーションを大切にし、その方々の生活や心を豊かにすることであり、それはどれだけ技術が進歩しようとも、私たち人間にしかできないことだからです。そして、そのことが持続可能な未来づくりに繋がると考えています。だからこそ私たちは、そういった直接のコミュニケーションで豊かさを創出することを目標としているのです。
社員にはどんな想いを持っていて欲しいですか?
人生は一度きりなので、全てのことに積極的に取り組んでほしいと考えています。後天的な努力で人生は大きく変わると私自身が体感してきたからこそ、その経験をメンバーのみんなにも伝えたいと思っています。様々な挑戦をしてもらうためにも、そのためのサポートは会社として全力で行っていきたいと思っていますよ。
最後に、求職者へのメッセージをお願いします。
何かに熱中して過ごす10年と、何も考えずに過ごしてきた10年は人生の成長幅が全く違うと思います。せっかく仕事をするなら「つまらない」、「苦しい」といったネガティブな感情に支配されるのではなく、「頑張ったらどれだけ稼げるか」、「10年後のキャリアはどうなっているか」など、ワクワクするようなポジティブな働き方をしてほしいです。 そのために我々のような若い会社があると思っているので、興味があればぜひ、一緒に働きましょう!