株式会社LOHASTYLE

株式会社LOHASTYLEは、オリジナルのミネラルウォーターブランド『LOHASUI』のほか、電気・ガスやインターネット回線等、暮らしに必要なインフラ領域を手掛けているベンチャーである。同社では、集客を手掛けるマーケティング部門のスタッフを求めている。

人材を募集しているのは、DM事業部。同社では、電気・ガスやインターネット回線といった生活インフラを提供するベンダーの代理店として、引越しを予定しているエンドユーザーを集客し、ニーズに合うサービスに取り次ぐサービスを提供している。同事業のマーケティング部門では、主にオウンドメディアである『LIVIKA』などをランディングページとしてリスティング広告で集客。Webや電話で問い合わせを受け付け、成約に繋げるといったサービスだ。

同社の強みは、一連の業務をすべて正社員が内製体制で行っていること。かつ、広告運用やメディア、コールセンター、営業の各担当がワンフロアで業務を行っていて、緊密な連携体制を確立している。
「目の前で発生している問い合わせの内容や件数の動向をリアルに共有し、成約に繋がる問い合わせの件数を増やす施策のPDCAをハイスピードで回すことができます。これが大きな強みであると自負しています」とChief producerのM氏は胸を張る。
今後も、取扱商材を広げていく構えだ。

なお、自社ブランドとして力を入れている『LOHASUI』は、次のプロダクトをラインナップしている。

・『LOHASUI Luxe』：インテリアに馴染む浄水型ウォーターサーバー。水道水を高性能フィルターでろ過し、冷水・温水の両方で手軽に利用できる。インテリアに溶け込むデザインを重視し、設置面積250㎜×250㎜と業界最小を実現。本体のアクセントに革素材を使用し、今までにない当該製品の質感を表現している。
※ウイルスや細菌類を除去するウイルス除去装置『Dr.AiR UV-C』と組み合わせて使うことで、設置スペースを有効活用できるメリットも提案。

・『LOHASUI evo』：富士山の天然水が自宅で利用できる専用ウォーターサーバー。豊富なミネラルを含む天然水は、富士山工場から直接自宅に配送する。

引越し市場が安定的に推移していくことは間違いない。新生活に必要なインフラをできるだけラクに整え、スムーズにスタートさせ、より豊かな環境をつくりたいというニーズは尽きることはない。そうしたニーズに正面から応える同社は、社会的貢献度が高いと言えるだろう。

同社は、2014年10月、代表取締役の木村友貴氏が創業した。

木村氏は、学生時代に天然水の宅配事業を手掛ける会社にアルバイトとして入社し、営業担当として働く。20歳の時のこと。飲み会の席で社長が「京都に支店を出したい」と言い、希望者を求めた際に木村氏だけが挙手をした。学生でありながら、営業成績を伸ばしていた木村氏を社長も認めて京都支社の立ち上げを任せた。木村氏は大学の授業をやり繰りして対応し、成功させた。
こうした功績が評価され、正社員としての入社を求められた。
「『ここで働いたら、絶対に成功するビジネスパーソンにしてやる』との言葉にひかれたのです。そこで、大学を中退しての入社を決意しました」（木村氏）。

21歳で東京の中心部を担当する営業課のマネージャーに任命される。23歳で50名規模のチームにまで成長させ、その後100％子会社の経営まで任されるようになった。
「社長でも、100％子会社なので実質的に事業部長といった感じでした。これ以上先はないかなと感じたのです。当時、上場を控えていたので、ストップオプションを狙って居続けるか、もう一度自らチャレンジしてそれ以上の成果を上げるかの選択をして、後者である創業を選んだのです。けれども、前職は本当に素晴らしい会社で、今でも感謝しています」と木村氏は述懐する。

設立した株式会社UPSIDEは、他社のウォーターサーバーや天然水の代理店としてスタートする。2016年にウォーターサーバー会社の経営に携わっていた綱藤芳信氏が木村氏と意気投合し、もう一人の代表取締役としてLOHASTYLEにジョイン。自社ブランド『LOHASUI』をリリースし、社名もLOHASTYLEに改めた。

『LOHASUI』の販売方法として、ショッピングモールなどに売り場を構えるフィールドプロモーションを行っていたが、コロナ禍で不可能になってしまった。そこで、Webマーケティングに切り替えるとともに、新電力やガスといった領域にも広げ、ウォーターサーバー以外の柱をつくることに。2025年には『LOHASUI Luxe』をリリース。こうして、新たなLOHASTYLEのステージをつくるに至っている。

そんな同社は、次のとおりのVISIONを掲げている。

【LOHASと共に創る未来　The future we create with LOHAS】
弊社が考えるLOHASは、生活を支える「環境」「経済」「社会」が、この先もずっと続いていく仕組みをつくること
私たちの行動で未来を創り、お客様に新たな価値を届けながら、より良い未来を築いていきます
私たちは、社員とお客様、そして社会全体が一体となって、
持続可能な未来を創造することを追求し続けます


今後の成長ビジョンについて、木村氏は次のように話す。
「現在の売り上げは10年で30億となっていますが、今後の3年で100億の企業に成長することを目指しています。それによって、働く方々の幸せを増やし、従業員満足度の高い会社を実現したいと思っています。たくさん稼ぎながらも楽しさを感じることができる会社を作り上げたいですね」

2025年10月現在、同社の社員数は83名で、男女比は6対4、平均年齢27歳という若い組織だ。
入社年次や年齢、性別に関係なく活躍できる実力主義の組織風土があり、昇進・昇格は3か月おきに行われている。このため、個人の業績はスピーディーに待遇に反映され、ハイテンポで昇格できる。例えば、事業部を任されているマネージャーは32歳という若さだ。


メンバーの前職は、アパレル販売や整体師、グランドスタッフ等、多様だ。業界未経験者や女性も多数活躍している。キャリア設計も柔軟で、本人の意欲や希望を重視した配属が行われている。


働き方においては、週休3日制を採用している（※希望者のみ。入社後の変更も可能）
このため、ワークライフバランスがより一層充実できるだろう。
社内イベントとしては、社員旅行や食事会、BBQ、運動会等と多彩なイベントを楽しんでいる。
社員同士のコミュニケーションも活発で、プライベートでも一緒に遊びに行くメンバーが多いのが特徴的だ。「このため、業務においても自然とチームワークよく取り組めている」と人事部で採用を担当している在家朋美氏は話す。


こうした組織風土は、同社が掲げている次の行動指針の賜物でもあるだろう。


・明るく素直
・感謝の心を持ち自己成長ができる
・やり遂げる責任感を持っている
・共に働く仲間を大切に思い、互いの成長を支え合える
・社会人のルール、そして人との約束を守れる


これらの項目は、人事考課の定性指標として評価され、浸透・促進が図られている。


そんな同社が求める人材像について、共同代表の綱藤氏は次のメッセージを発信している。
「当社は、学歴なんか関係なく、がむしゃらに頑張れる人、成長していきたいという意欲のある人を評価しますし、そんな人たちが働いている会社です。苦しくて大変な時もあると思いますが、頑張った分、報酬でしっかりお返しする。本当にやる気がある方は、ぜひLOHASTYLEでその熱い気持ちを試してください！」


マーケティング業務の幅を広げつつ成長したいと考える人材にとって、見逃せない募集といえるだろう。