株式会社マイテックシステム

大手メーカー出身の研究職や技術職の8名が「我々のやりたい技術を追求して、社会に貢献しよう」と1996年に設立したのが株式会社マイテックシステム。<br /><br />同社は「通信・画像」を技術のキーワードに据え、無線通信・固定網通信・LANのプロトコルや画像認識を始めとして世の中の技術の進化に貢献をしている。特に日本でCDMA-oneが実用になる前から携わっており、携帯電話の進化に対する先見性は高いものを持っているのだ。<br /><br />「制御系・組み込み系エンジニアが活躍するフィールドが急速に広がっています。ソフトだけでなくハードも絡む開発なので手間は掛かるけれど、やりがいのある仕事。特に我社の開発領域は広いから面白いですよ」と語るのは同社管理部長の高柳氏。<br /><br />同社は設立から常に新しい開発領域を広げようと努力しており、産学共同研究にも惜しみない時間を使っている。例えばホームセキュリティ分野もその１つ。チャレンジングな環境に身を置きたい人にはぴったりの職場なのだ。

様々なチャレンジの結果、今年から始動したプロジェクトの1つに地上デジタル放送のモバイル版ソフトウェア開発がある。現在この開発設計に携わっているのが新卒で入社し、今年3年目の技術部の濱谷氏。入社後から同社において着実に力をつけてきた1人だ。<br /><br />「若いうちから重要なプロジェクトを任されるチャンスが数多くありましたね。社内で誰も知らない技術開発を任された時はさすがに苦しみましたけど。そういう経験が今に生きています。何が楽しいって、自分の技術力の進歩が実感できる喜びは例えようもないですよ」と語ってくれた同氏。開発領域が広く、若手にもチャレンジングな環境があり、蓄えられる技術も深い。<br /><br />そんな同社の経験は今後のキャリアの選択にも幅が広がるのだ。「今、これまで蓄えてきた力を発揮できる“自社開発”のステージに上がっている。ここで更にチャレンジしていきたい。新しく入社する仲間と一緒にいい仕事がしたい」と語ってくれた同氏。自社開発で力を発揮してくれる人材を熱望しているのだ。

16年前の設立から今日まで、創業メンバー・そして新しく加わったメンバーも含めて試行錯誤しながら地道に歩んできた同社。その同社を引っ張り、設立間もない時期から初代三木社長を支えてきた現社長である寺田氏の自信は揺らぎない。<br /><br />「企業としての存在価値は、世の中の役に立つ商品をタイムリーに提供していくことが必要。これまで蓄えた技術力を大きく花開かせる時期に来ている」と語る同氏。会社設立時から持ち続けた「独自の商品開発を行う」という社員一同の夢に向かってこれから飛躍しようとしている。そんな同社が仲間に迎えたいのは、自ら考え、能力を伸ばしていこうとするチャレンジ精神のある人材。<br /><br />「もの作りには開発者としての信念が大事だと思っています。そんな仲間と一緒に全力でオンリーワン企業を目指したい」と寺田社長は熱く語ってくれた。