株式会社 インテージヘルスケア(旧:株式会社アンテリオ、株式会社アスクレップ)
ヘルスケア領域のあらゆる課題に対して、「医療消費者」起点のデータの価値化による最適な意思決定をサポート
取締役 企画分析部長 草野智絵氏
大阪府大阪女子大学国文学部卒業。エプソンメディカル、医薬広告代理店AEを経て、業界に通用する知見を得たいとの思いからティー・エムマーケティングに入社。経験豊かな調査領域のなかでも抗癌剤関連調査を得意とする。趣味は歌舞伎観劇。週末は着物を着て歌舞伎座へ赴く。
部門における業務の流れを教えて下さい。
まず、クライントから現状抱える課題について相談を受けます。そして先方に出向きヒアリングした後、調査の企画書を作成し、プレゼンします。
クライアントからのゴーサインが得られたら(コンペの場合は勝ち抜いたら)、調査票の作成、インタビューフローの作成を行いますが、この部分が肝心です。疾患の理解、診察現場での状況の想定、調査対象であるドクターに対して説得力のある調査内容に仕上げるための注意や努力が必要です。
その後、当社の実査担当部門であるメディカル情報管理部において調査を行い、あがってきた結果を分析、報告書にまとめます。そして、報告会において分析結果の報告、ならびに課題解決に向けた提案までがプロジェクトの一連の流れとなります。
一人のアナリストは複数のプロジェクトを平行して進めていきます。1プロジェクトあたり2~3ヶ月の期間のものを、一人平均5~6本平行して担当します。1ヶ月に2~3本の報告会が予定に入っているイメージです。
仕事のやりがいはどんなときに感じますか?キャリアアップの進み方は?
自分の分析した結果がクライアントのニーズにフィットした、という感触が得られたときが嬉しいです。データの集合体であるにすぎない調査結果に対して、どんな解釈をするのか、どんな発想を持って、どんなストーリーを組み立てるのかはアナリスト個人の能力に委ねられています。
分析結果を通して個人の能力が評価されるまでに至ったときの満足感は高いですね。この調査・分析はこの人に任せたい!とクライアントから指名を受けるようになることがアナリストとしての目標でもあり、当社におけるキャリアアップにもつながります。
ですので、当社では権限の拡大というより個人能力の向上を計ったキャリアプランを推奨しています。スキル評価シートに基づきジュニアアナリスト、アナリスト、シニアアナリスト、アソシエイトディレクター、ディレクターの順でキャリアアップしていき、シニアの時点からプロジェクトリーダーとしての役割も担っていきます。
現在、企画分析部門は4人のディレクターのもと4つのチームに分けています。そして、各チームが月一回の勉強会を設け、4ヶ月に1回のチーム当番制で全社員への公開勉強会としています。知見やプロジェクトの課題の共有、そして事例から相互に学ぶことを奨励しています。
アナリストに求められる資質は何ですか?
案件ごとに必要な知識は次々と発生することから、勉強する姿勢、知識を吸収する努力を惜しまない人がいいですね。事前に医療知識を持っていれば役立つことは間違いありませんが、必須要件ではありません。興味を持って取り組んでくれれば大歓迎です。製薬会社出身の方も多いですが、医療関連業務未経験の方も多く、IT業界や法律事務所出身の方など前職は様々です。
個人の采配、能力に委ねられた業務内容でもあるため、自立心が強く、責任感のある方に向いていると思います。あとは報告会でクライアントに納得してもらえるようなプレゼンテーション能力も備えていれば好ましいですね。
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