株式会社プライムコンセプト

“日本一の観光業サポーター”を目指している、株式会社プライムコンセプト。同社は、日本全国のホテルや旅館に対し、Webコンサルティング／マーケティング支援を中心に、あらゆる「困った！」の解決を手掛けている企業だ。同社では、ニーズが急増しているSNSマーケティング事業部のディレクター職を求めている。

同社のサービス内容は次のとおり。

●コンサルティング
経営戦略や現場のオペレーション改善、接客トレーニング、ホテル専門の朝食のブランディング化、新規開業サポート等、旅館・ホテル専門のプロフェッショナルが様々な角度からクライアントの経営改善を支援。

●SNS・Webマーケティング
InstagramをはじめとするSNSへの投稿内容の企画から運営代行まで、顧客のアカウント運営を支援。Web広告の企画・運用の支援も行う。

●Web集客サポート
OTA（Online Travel Agent）の活用におけるマーケット調査やプラン作成等の支援、および自社Webサイト構築を支援。

●求人
旅館・ホテルに特化した求人サイト『ホテル・旅館求人コム』を運営。掲載施設・掲載求人案件数は2,000件を突破し、“旅館　求人”による検索で最上位表示を誇る。また、特定技能外国人人材紹介サービスも手掛けている。

●ブランディング
Webサイトや施設案内、プロモーション動画等のアウターブランディング、および接客サービスマニュアルや理念浸透ツール等のインナーブランディングの両面から支援を行う。

●インバウンド集客・受入支援
訪日外国人向けSNSサポートや、外国人インフルエンサー活用プロモーション等を支援。中国語、英語、ベトナム語、インドネシア語、マレー語への対応が可能。また、外国人宿泊客に対応するデジタルマルチリンガル『DXデジマル』や24時間・365日の電話通訳サービス『マルコ』を提供。

●地域活性化
各地の観光資源のプロモーションから観光庁等の補助金申請サポート、クラウドファンディングの支援までを行う。

●多言語コミュニケーションツール
「プライムコンシェルジュ」を開発展開。急増する海外ゲストへの言語対応をテクノロジー対応することで課題解決を図っている。

同社の強みは、2012年の創業以来、地方の家族経営の旅館から外資系大手ホテルチェーンまで、あらゆる規模の1,000施設を超える旅館・ホテルのサポートを通じて蓄積してきたノウハウや実績だ。
「当社の社員数は100名ほどで、グループを含めれば約500名。観光業に特化し、これほどのサービスラインアップを擁しているのは、当社のほかはないと思います」と取締役副社長の内藤英賢氏は胸を張る。

同社の代表取締役社長である的場弘明氏は、最大手旅行代理店で旅行ビジネスの経験を積んだ後、経営コンサルティング会社で観光業を専門とするコンサルティングに携わっていた。そんな的場氏を、2009年に観光業界に特化したWeb制作会社である株式会社アビリブ（1999年設立）の創業社長が2代目経営者としてスカウトする。

的場氏は新規事業としてコンサルティング事業をスタートさせる。2010年には、メガバンクから内藤氏が入社し、コンサルティング事業部長に就任する。その後、みるみる顧客が増え、2012年に同部門をプライムコンセプトとして分社化した。
「コンサルティングをしていくと、様々なお客様の『困った』を聞くことになります。その声にお応えすべく新サービスを次々に立ち上げていき、今日のような幅広いラインアップを構成するに至りました」と内藤氏は経緯を説明する。

同社のスタート当時は、OTAと自社サイト経由での予約・集客が10～20%という黎明期で、これから増えることが確実なオンライン対応をサービスの主軸に据える。
「地方の旅館オーナーはPCに不慣れで、オンライン対応が分からないという方が沢山いらっしゃいました。そういったお客様への導入を続々と支援していきました」（内藤氏）。
そして現在は、OTA経由が60～70%と最重要のチャネルとなっている。

一方、近年になってSNSの利用が急増し、2020年にSNSマーケティング事業部を立ち上げて専門的な支援サービスをスタートさせる。
「若年層は、Instagramで旅行先や宿泊宿を探しており、中には『Instagramで見た』という宿泊客が70～80%を占めているホテルもあるほどです。こうしたトレンドに専門的に対応し、お客様を支援する部署をつくりました。さらに強化する必要に迫られており、人材を求めているという状況です」と内藤氏は呼び掛ける。

コロナ禍が収まって、インバウンド旅行者もコロナ禍前を超えて増加の一途をたどっている。一方、観光業界は人手不足や経営の非効率さに苦しんでいる。こうした中にあって、同社としてのミッションは、地方創生の切り札でもある観光業を総合的に支援し、社会に貢献することにある。
「“観光立国”は国策でもあります。当社は、そのど真ん中を進んでいきたいと考えています」と内藤氏は力を込める。

同社の社員数は約100名で、新卒入社よりも中途入社の割合が多く、平均年齢は31.7歳、男女比は3：7で女性が多く若い組織だ。そんな社内に共有されている最重要のマインドは、“カスタマーファースト”の精神。
「『社内や上司ではなく、お客様の方を向いて仕事をせよ』『判断基準は、お客様のためならOK、ためにならないならNG』と常に話しています」（内藤氏）。

とはいえ、顧客から言われたことに唯々諾々と従えばいいのではない。顧客に対して、改善すべき点があればきちんと言う姿勢が求められている。「お客様からは、我々に対して『プロの目から見てどこを直すべきか言ってほしい』と期待されている。“カスタマーファースト”は、お客様の発展のために何が重要かを考えること」と内藤氏。

そうなるためにも、社員に求めているのは“素直さ”や“プラス発想”、そして“勉強好き”であること。成長していくために不可欠の要素である。こうした求められる資質（コアコンピタンス）を伸ばしていく勉強会等も検討している。また、キャリアパスとしても、本人の志向によってマネジメントコースとエキスパートコースを選択できるようにする人事制度も検討していく。

そして最大の特色は、観光業界を専門とする会社だけに、社員の旅行支援制度が充実していること。宿泊を伴う国内・海外旅行の宿泊費用の一部補助や旅行目的の特別休暇、勤続5年以上の社員には最短9日間を連続して休める「リフレッシュ休暇」がある。そして、ユニークなのが「旅してお仕事」制度。東京本社と福岡本社のほか、全国各地に9つの支店を展開しており、2週間から1カ月ぐらいの間、各地を旅行しながら各支店で働くことができるというもの。

「旅に出ることで社員には様々な知見が蓄積されると思います。それが仕事にも直結するので、こうした機会を重視しています」（内藤氏）。

顧客とダイレクトに接して業務を行う機会が多い同社にあっては、顧客志向やコミュニケーション能力が特に求められる。そして、旅行やSNSが好きであれば、仕事もなおさら楽しめるだろう。そんな人材にとって、同社の募集は見逃せないだろう。

最後に、SNSマーケティング事業部で実施された社内アンケートのコメントから、プライムコンセプトの魅力を紐解いてみよう。

■■Q. お仕事のやりがいを教えて！■■

「自分の考えた企画やアイデアが、クライアントのブランド認知や売上に貢献できたとき。日頃から担当者と伴走しながら業務を行うので、担当者が喜ぶ姿をみるとやりがいを感じる」（20代・女性・東京勤務）

「デザイン、文言、時間、コンテンツなど1つ1つ奥が深く、考えた内容に反応や変化が見られた時は嬉しいです！」（20代・女性・リモート勤務）

「広範なオーディエンスと交流し、クリエイティブなコンテンツを通じて世の中に影響を与えられること」（30代・女性・東京勤務）

「利用したことのある宿泊施設や、以前から気になっていた施設と関わることができること。もちろんクリエイティブな仕事ができる点も魅力です」（20代・女性・東京勤務）

■■Q.SNS事業部のメンバーはどんな方が多い？■■

「20～30代の年齢の近いメンバーが多く、話しやすく相談しやすい方が多いです。また明るくて優しい方が多いです！」（20代・女性・東京勤務）

「優しいメンバーが多い。わからないことがあれば支店の垣根を超えて常に相談して助け合っています！」（20代・女性・福岡勤務）

「個性豊かな素直な方が多いです！本当に、よくある会社の嫌な人という人がおらず、皆様良い方で珍しい会社だなと思っております！」（30代・女性・沖縄勤務）

■■Q. どんな方にSNSチームに来てほしい？■■

「マーケティングやWEB制作の経験を生かして、地域や観光業界を盛り上げたいという方！」（30代・女性・松本勤務）

「新たな挑戦をしてみたい、アイディアマン大募集！」（30代・女性・福岡勤務）

「旅行好きな方、挑戦することが好きな方は楽しいと思います！」（20代・男性・大阪勤務）