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インタビュー画像代表取締役 山田 和人氏

ご略歴をお教えください。

大学では工学部で応用物理を専攻し、1997年に卒業後、大阪のe-ラーニングのベンチャーに入社しました。そこでは5~6年間、エンジニアとして情報システムのインフラの保守管理に携わります。30歳を迎えるに当たり、エンジニアとして大きな仕事をしたいと思い立ち、学生時代の先輩を頼って上京しました。ところが、なぜか人材サービス業界の組合設立の仕事を手伝うことになり、半年ほど関わりました。すると、その縁で人材サービス会社から「会社を立ち上げて当社のシステム開発を担ってほしい」と要請されたのです。ほかにやりたいことがあったので、代行してくれるシステム会社を探したところ、その社長から「君がやるべきだ」と逆に説得されました。そこで、2003年12月に有限会社インターブレインコミュニケーションズを設立し、その会社をパートナーに付ける形で人材サービス会社のシステム開発事業を始めたのです。ですから、何か志があっての起業ではありませんでした。 とはいえ、せっかく頂いた縁なので2年間は集中して取り組み、3年目から新規事業にチャレンジして業容を広げようと考えました。その3年目の2005年にデータライブ株式会社に改組し、オフィスを麹町から秋葉原に移転。しかしながら、なかなかエンジニアが採用できずにいました。そんな時に、秋葉原の街で中古PC販売の勢いがあることに着目し、自社もこれを手掛けることにしました。 リース期間が終了し廃棄されるといった中古PCを仕入れていると、ある時、そこに大量の中古サーバーが紛れていたのです。インフラエンジニア経験のある私には“宝の山”に映りましたが、ディスプレイのないサーバーは“鉄の固まり”扱いされていました。検品してみると、ちゃんと動くのです。それを「キロあたりいくら」という二束三文で仕入れることができました。 この中古サーバーをECで売り出したところ、大手企業の担当者ばかりが買いに来ました。保守期限切れの自社サーバーを延長稼働させるために“部品取り”するというニーズだったのです。これで“第三者保守”のビジネスチャンスを見つけました。メーカーの保守期間が終了(EOSL:End of Service Life)したITハードウェアに対し、メーカー以外の第三者が代わって保守を行い、製品寿命を維持・延長させるサービスです。 その後、2008年にリーマン・ショックが起こるとシステム開発案件が蒸発。中古PC販売も収益が上がらなくなり、結果的にEOSL延長保守サービスに集中特化したという経緯です。このマルチベンダー対応が受け、成長させることができました。

御社を起業して実現できたこととは?

最初の10年近くは会社として鳴かず飛ばずの時期が続き、経営者としての勉強期間でした。EOSL延長保守サービスを本格展開させてから、ようやく一人前の経営者として会社運営ができるようになったと思います。 社会に対して、お客様の「IT予算の組み替え」を促進し、DXをバックアップしている意義は大きいでしょう。日本におけるITコストの80%は、保守切れのハードウェア買い換え等“現状維持”のために費やされ、DX等に必要な新たなIT投資には20%しか向けられていません。このEOSL延長保守サービスによって、現状維持コストを50%に抑制し新規投資を50%に増やす分、日本のDXを推進していると自負しています。 また、地球規模ではSDGsにも貢献しています。従来は産業廃棄物として処理されていたリースアップ製品や保守切れ製品の寿命を延ばし、その分の資源の節約に繋げているからです。壊れて使えない部品等はマテリアルとしてのリサイクルルートに流しており、捨てるところがない状態まで持っていっています。

山田さんの仕事観をお聞かせください。

私にとっての仕事とは、経営です。会社経営を通じて、自分はどう生きればいいのか、何のために生きればいいのかを気付かせてもらえていると感じます。といっても、まだまだ探索中ではありますが。そういう意味では、“経営道”と言ってもいいかもしれませんね。

社員に対して、御社でどんな活躍をしてほしいかの思いをお聞かせください。

先述の通り、私は仕事と人生観が一致しているのでいいのですが、社員も当社での仕事が自分の進むべき道であると思えてもらえると嬉しいですね。当社での仕事が自分を生かす手段であってほしいです。 別の観点でお話しします。今、多様性が重要と盛んに言われていますね。高度成長期は市場自体がどんどん伸びていたので、上意下達の風土で画一的な仕事の在り方が効率的でした。ところが、人口が減り市場が縮小する今、生き残るには自ら新たな市場をつくり出さなければなりません。“0 ⇒ 1”には創造力が不可欠です。創造力は、ネガティブな姿勢で養うことはできないでしょう。自らやりたいことをやるという自立性が不可欠です。そして、そんな人材を集めた会社が生き残っていくことができる。当社を、そんな人材集団にしたいと思っています。当社の価値観・行動指針は、そんな考え方から定めていますので、ぜひこのGreenの「企業詳細」で確認してみてください。

オフタイムは、どういった過ごし方をしているのでしょうか?

ランニングやロードバイク等の持久系スポーツが好きです。ロードバイクでは、東京から箱根の山まで150kmほど走ることもありますよ。あとは、1年ほど前に始めたゴルフ。苦手意識がありましたが、あえて苦手なことにチャレンジしてみようと始めたところ、夢中になりつつあります。 それ以外では読書ですね。哲学書等の普遍的なものをよく読みます。生物学や生態学の本も好きですが、読んでみると経営の参考になることが見つかるのです。そこが面白いところですね。

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