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インタビュー画像取締役 SI事業本部 本部長 官 少波氏 2005年に中国から来日し、ITエンジニアとして8年の経験を積む。2013年、トリオシステムズ株式会社立ち上げ時の初期メンバーとしてジョイン。取締役として代表取締役社長らをサポートし、重要な経営の決断や制度策定に携わる。また、情報セキュリティ責任者と採用担当を兼任し、イベント企画および広報も担当。さらに現役エンジニアとして金融系の主幹システムの開発に10年以上携わりながら、後進の育成にも力を入れている。

エンジニアに優しい会社を立ち上げることが目的だったそうですね。

そうですね。代表取締役社長の朱(自鵬氏)は、エンジニアとしてジョインした数々の開発現場で不満を感じていました。そこで同じ開発現場にいたエンジニアに声を掛け、その不満を解消できる会社を自分達で作ろうと決めたのです。そのメンバーの中に私もいました。 具体的な取り組みとしては、いろいろあります。まずエンジニア同士の仲間意識、会社への帰属意識を高めてもらうため、2カ月に1回の帰社日を設定。情報共有等を行った後は、会社負担で懇親会を実施しています。コロナ禍で中断していますが、年1回は社員旅行をしたり、社員の家族も交えたBBQを開催したりして、社内でのコミュニケーションが図れる環境を整えました。 また、技術を磨くための研修への参加、資格取得の費用も会社負担で行っています。資格取得後は、毎月5,000円~2万円の資格手当を2~3年間支給しています。この他にも、5年勤続賞や優秀社員賞等の表彰も行っているのです。

朱様はIT分野での「モノづくり」にもこだわっていらっしゃると伺いました。

当社では、自社プロダクトを持つことを目標に掲げています。これまでの実績で言うと、中国のQR決済WeChat Payサービスが挙げられます。これは越境ECのプラットフォームで、中国人の方がネットで日本企業の商品を購入する際、面倒な通関作業等を全て省き、配送までをワンクリックで済ませられるサービスです。現在約400社に導入済みで、その中には日本の大手ドラッグストアチェーン様もいらっしゃいます。 実際の開発は、当社の中国の子会社が手掛けていますが、日本側のエンジニアにとっては、中国人エンジニアとの交流や中国文化に触れる機会に繋がっているようです。これも仕事の醍醐味の一つであり、「エンジニアに優しい会社」作りの一環にもなっています。 このような自社プロダクトを手掛けるソリューション事業と、大手を中心としたお客様に常駐してシステム開発を行うSI事業、この二つが同じ会社にあることが当社の強みです。

貴社には中国をはじめ、様々な国籍の方がいらっしゃるのでしょうか。

日本人と中国人が一番多く、比率は4:6です。そのほかに韓国、ミャンマーの人もいますが、社内では日本語しか使いませんし、日本語ができる方だけが採用対象になります。 国籍を問わず、エンジニアに求めているのは「まずやってみる」姿勢です。当社は全体で135名。1プロジェクト当たり通常4~5名、最大10名でチームを組んでジョインしますが、リソースは無限ではありません。またジョインしたお客様先では、スケジュールを守ることが必須です。つまり人も時間も限られている中で、議論を重ねて仮説を立てて…というプロセスを踏んでいる余裕はないのです。まず手を動かしてみてから結果を確かめる。軌道修正が必要であれば、それもまたすぐ実行する。そしてお客様に提供する。この積み重ねで、お客様の信頼を勝ち取ってきました。 ただし、お客様に提供するものはあくまで「シンプル」であることが最優先です。

「シンプル」を提供する、とはどういう意味でしょうか。

私達エンジニアは、要件を満たすことを重視するあまり、使い勝手やユーザー体験よりも、複雑な作り込みをする傾向があります。そしてローンチ後、「使うのが難しいシステムになってしまったけれど、お客様に慣れてもらうしかない」と。当社ではそのような取り組み方を良しとしていません。複雑さをお客様に丸投げするのではなく、自分達で抱え込むべきだと考えています。 複雑さを丸投げしないことは、先ほど紹介したワンクリックのプラットフォームが典型的な事例です。中国からワンクリックで購入し、日本から荷物が届くのを待つ。お客様にとって複雑なことは全くありません。そのプロダクトを開発する中で、当社はその大切さを実感しました。 常駐先で、一部の機能を設計する場合でも同様です。同じ機能でも、お客様に複雑な操作を求めない実装方法はいくらでもあります。そのスタンスで設計できることが、当社の優位性と言えるでしょう。

最後に、求職者の方々にメッセージをお願いします。

当社は、不確実性を包容する会社です。言い換えれば、安定を求めていない会社ということです。その社風を表す一例として、ソリューション提供の幅を広げるために行ってきたM&Aが挙げられます。 M&Aには「時間を買う」「一気に規模を拡大できる」等のメリットがありますが、合併後に上手くいくかどうかは、やってみないと分からないリスクが付きものです。実際、初めてM&Aをした時は苦労の連続でした。働く人も社風も異なる会社同士が一緒になるのですから、当然かもしれません。それでも当社はチャレンジしましたし、これからも続くでしょう。 このような会社ですから、安定性を求める方には向いていないかもしれません。しかし仲間としてお迎えした方に対しては、全面的にバックアップします。経験者にも未経験者にも、それぞれに合ったサポートを行っています。エンジニアの思いをよく知る経営層の下で、一緒にモノづくりをしていきましょう。

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SI事業本部長 官 少波
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