合同会社スタープリンス

スタープリンスは受託案件に頼らない独立パブリッシャーとしてゲームタイトルの開発をすすめています。

当社はゲーム開発会社を経験したメンバーで構成されており、チーム全員の共通意識として受託開発やIPタイトルではなく発注元や版権元に縛られず自由な環境でゲームを創り出そうとしています。

ゲーム創りで魅力的な会社とは何だろうか、とチーム全員で考え２つの点を考えました。

-一つは、オリジナルタイトルの開発、自社リリースができる会社。
企画立ち上げ、オリジナルIPの考案、ストーリーや世界観の構築、版権元に縛られないオリジナルキャラクターの創造、受託元の指定に囚われないエンジニア視点による技術スタックの選定、そしてパブリッシング、マーケティングまでのプロデュースすべてが自社の決断と責任だけで行える会社。

-二つは、長期的なゲーム市場を考え、海外向けに積極的にリリースし、国内だけでなく海外リリースを大前提とした会社。

この二点を軸にタイトルの創造を積み重ねていくことで、世界に向けてゲーム開発を広げていきたいと考え共感できる新メンバーを心よりお待ちしてています。

スタープリンスが取り組んでいるオリジナル新作ゲームへの情熱は、現在開発最終段階のお店経営シミュレーションゲーム『魔女とクラフト』で形になりつつあります。

上記スマホゲーム『魔女とクラフト』は魔法の力で錬成したアイテムをお店で売りながら、一人前の魔女を目指していく「お店経営シミュレーション」。スキマ時間でプレイでき、ほっこりとした物語も楽しめることも重視しています。

また、国内で主流のスマートフォン向けゲームタイトルは女性キャラをモチーフにしているものが多いのが現状ですが、北米やヨーロッパ等海外市場進出を考慮し、女性キャラを主軸にしたゲームより純粋なゲームの楽しさでユーザーに喜んでもらいたいと考えています。

社員みんなでアイデアを出し合って、自分達が作りたいスマホゲームを追求していきます。
小さくてもパブリッシャーで、ゲーム作りを純粋に楽しめる環境、全メンバーが同じ目線で働く会社を目指しています。

スタープリンスではスタッフが満足して働けるように、組織や制度の整備を進めています。
その会社の制度設計に関して、過去のそれぞれの経験を踏まえてちょっとめずらしい制度としています。

例えば、全スタッフを対象に定期昇給しており、査定や評価制度がありません。
事業単位ではなく会社利益による業績連動性のボーナス制度があり、営業利益の一定の割合を全社員で等分しています。
担当事業やタイトル、ベテランと新人スタッフで同じ金額ですが、やってみてそれぞれが納得する制度となっています。

「チームでの結果を大切にしているため、目に見える成果だけを評価するのではなく、会社全体の成果を全員の評価としています。見えないところでの貢献もあります。評価制度を導入して競争を促すよりも、全員で会社の利益を分け合った方が気持ち良く働けます」（スタープリンス代表 伊藤）。

フルリモート体制で仕事を進めており、チェコから開発に参加しているメンバーもいます。バイリンガルの社員もおり、海外マーケットを目指しているため、国外での勤務も問題ありません。
また、本社オフィスはあり希望者は出社可能となると同時に出社手当というユニークな制度があり、希望者には引っ越し支援も行っています。

「つくば市のオフィスに出社したら、1日2,500円の手当を支給します。当初は、つくば市に移住したら、住宅手当5万円を支給しようと考えていました。しかし、移住は面倒ですし、リモートワークが普及した現代ではナンセンスです。そこで、住宅手当5万円を月間の出勤日数の20日で割って、つくば市に引っ越して毎日通えば『2,500円×20日』で5万円の手当になる計算で、出社手当を定めました。オフィスに出社すれば、ランチも無料です」（伊藤）。

組織の生産性を上げるため、「心理的安全性」を最重視しています。そのため音声通話による会議では雑談を大切にし、立場関係なく発言しやすい土壌となるように心がけています。

「フルリモート体制に移行し、コミュニケーションを活性化させるために、週に2回、雑談ミーティングを設けています。仕事の話は一切ありません。趣味の話や最近あった出来事等、徹底的に雑談します」（伊藤）。