大手クライアント多数。圧倒的な結果を出し続けるグロースハックの専門家集団。
PROJECT GROUP株式会社は、マーケティング戦略のコンサルティングを手掛ける企業である。会社を特徴づけるキーワードは『グロースハック』だ。グロースハックとは、企業のサービスや事業そのものを継続的に成長させていく仕組みを作り上げること。データから企業にとって最適な戦略を立案し、あらゆるマーケティング手法の中から最適なものを取捨選択してPDCAを回す。時にはサービス・事業の開発にも関与する。2010年代から提唱されてきた概念で、PROJECT GROUPはこれをいち早く取り入れてきた。
このグロースハックを行う上で欠かせないものが「泥臭さ」である。あらゆるデータを収集してポイントとなる箇所を抽出、仮説を立てて具体的な施策に落とし、それを実行してデータで検証する。このOODA(OBSERVE=観察、ORIENT=状況判断、DECIDE=意思決定、ACT=実行)を繰り返し、状況変化にもスピーディーに対応しながら成果を上げていく。少数精鋭の会社ながら、取引先には各業界の有名企業が名を連ねる。
ここまでの道のりは決して容易ではない。2011年、創業者で代表取締役の田内広平氏は大学卒業後と共に起業。当時はFacebookが日本に普及し始めたタイミングで、これに着目した田内氏は「Facebookのページ作成・運用」から事業をスタートした。その後は受託開発事業、サイト改善事業、広告事業、M&A事業、SEO事業等を経て、現在はマーケティング全体の戦略コンサルティングを主力事業としている。常に世のトレンドを捉えて事業を展開してきたことにより、受託開発事業を始めた頃には大手企業の案件が大半になった。事業の軸をコンサルティングに移すと、ますます大口案件が増加するようになり、今のPROJECT GROUPの姿となった。
ゼロスタートでこれだけ事業を拡げられたのは、田内氏の営業力と合理的な思考に基づく判断力に寄るところが大きい。田内氏は言う。「基本ポリシーとしては非合理を嫌う。金になる提案があったとしても、それが企業成長に繋がらない、本質的で無いなら提案はしない。その姿勢が結果的に信用に繋がったのだと思います。自然とネットワークは広がっていきました。」
創業から10年の時を経て、PROJECT GROUPはこれまでに約250件のプロジェクトを手掛けてきた。クライアントの期待を裏切ることはなく、改善成功率98%、直近1年間の契約更新率95%という圧倒的な結果を出している。
データは、マーケティング業界の闇を祓い、マーケットを正しい道へと導くと考えています。そして、それこそが日本が世界に勝つ布石であると信じています。
― 代表取締役 田内広平
ビッグデータ活用支援『DATA LAB』を始動。更なるクライアントの裾野拡大へ。
このような事業変遷を経て2021年、新たにスタートした事業がビッグデータ活用支援『DATA LAB』である。いわゆるデータを蓄積・加工し、マーケティング活用を可能とするCDP(Customer Date Platform)を、クライアントの課題に合わせて構築・提供するサービスである。
グロースハックサービスの一環でも活用するが、決して『DATA LAB』ありきのコンサルティングはしない。「ツールベンダーは通常、自社ツールの導入ありきでコンサルティングをします。ですが、それはコンサルティングではない。ただのサポートです。弊社は最適解を選ぶコンサルティングから入り、使うツールはウチのものでなくていい。他社のものの方がいいと判断すればそうします。」と田内氏は語る。
『DATA LAB』の優位性は、マーケティングおよびデータ解析の知見を併せ持つエンジニアが開発していることにある。「弊社のエンジニアは皆、データ解析を中心としたマーケティングコンサル出身であり、他社とは設計のレベルが違います。設計時についても「どのデータを収集し、モニタリングしていくべきか」など、データ解析の経験が無ければ回答できません。導入後についても普通の会社は放置ですが、弊社はグロースハックサービスも加えて提供します。」(田内氏)。
『DATA LAB』をなぜ開発したか。データマーケティング部分を自動化・最適化するほか、PROJECT GROUPには「サービス利用者の裾野を広げたい」という思いがあった。元来、田内氏は非合理を嫌う。非合理をなくす強力な武器となるのが『DATA LAB』だ。田内氏は企業規模に関わらず「データで判断することが当たり前の世の中」にしたいのだ。「この国はデータを見ません。社会にも非合理なことが多過ぎます。その状態が気持ち悪い。世の非合理を消すために、『DATA LAB』の普及に努めていきます。」と田内氏は語る。
世の非合理を駆逐する大きな構想も。優秀なメンバーが集い生き生きと活躍中。
PROJECT GROUPにはさらに大きな構想がある。M&Aでレガシーな会社を買収、グロースハックで成長させた後、バイアウトするという一種の投資事業を行っている。その目論見としては投資事業にて貯めたノウハウを駆使し、その業界にフィットするマーケティングの手法なり、ツールなりを開発し、業界全体を最適化してしまおうということにある。世の非合理をどんどん駆逐する大きな構想だ。これは決して夢物語ではない。というのも、PROJECT GROUPには、これを実現できそうな優秀なメンバーが揃っているからだ。
優秀な新卒、中途のメンバーに加え、優秀なインターンが、大学卒業後に名だたる有名企業に就職し、数年すると戻ってくるケースがままあるのだ。「インターンは元々優秀な学生を採用していることに加え、弊社で半年~1年と過ごすうちにさらにレベルが上がっていきます。そのインターン生たちが実際に就職活動を始めると、軒並み大手の内定をもらってきます。戦略コン、ITコン、メガベンチャー等。でも就職してしばらくすると、スピード感や裁量、風通し等の違いを感じて弊社に戻ってきます。そのメンバーがコンサルタントやエンジニアとして活躍しています。」と田内氏。様々な経路で入社したメンバーが、同社の成長の源泉だ。
採用で重視するのは会社へのフィット感。一緒に働くイメージが持てることに加えて、「コンサルタントなら合理的に考え、正しいことを臆せず言える人。当然、クライアントとぶつかりますが、忖度せずに通せる人。ウチは、クライアントから難しいミッションを振られる仕事ばかりです。データに基づき仮説のパターンを網羅的に挙げ、確度の高いものから選別し、クライアントの同意を得て実行する。淡々とこれができる人。エンジニアも同じです。言われたものを全部搭載する人は論外で、自分で考えて進める人でないと難しいでしょう」と田内氏は言う。
そのような人が集まるとはいえ、社内は決してギスギスはしていない。データで合理的に判断するという考え方が浸透しているので、むしろ気持ちよく働けるだろう。オフィスは秘密基地風の遊び心に溢れた内装で、一人ひとりが生き生きとしている様子がうかがえる。コロナ前はタイ、沖縄等に社員旅行に行き、大いに楽しんだ。今はできないが、コミュニケーション良好で気持ちのいい社風だ。仲間と共に仕事に打ち込み、世の非合理をなくすことに挑戦したい人を待っている。
PROJECT GROUP 株式会社の社員の声

20代後半
2020年08月入社

30代前半
2012年03月入社

20代前半
2021年04月入社