創業者で代表取締役社長の上田満弘氏は、どのような方ですか。
社長の上田は親近感があり、組織がどれだけ大きくなっても、昔と変わらず、スタッフに気軽に声を掛けてくれます。私が上田に初めて会ったのは、当社が当時運営していた中古パソコンショップ、PCNET仙台駅前店の開店日でした。上田が自ら、事業のビジョンや「こういう会社にしたい」との熱い思いを話してくれたのを覚えています。その時に「ここで好きなことをやっていいよ」と言われたことが、とても嬉しかったですね。 上田が日頃よく口にしているのが「従業員が自慢したくなるような会社にしたい」ということで、スローガンも「全従業員総活躍企業」です。仕事も報酬も福利厚生も、どうすれば社員にもっと喜ばれるか、常に考えています。私は当社を心の底から自慢に思っています。昔も今も変わらず自由な風土で、社員一人ひとりの声に本気で耳を傾けてくれるところを魅力に感じています。
この5年間で業態転換をされたそうですが、その経緯と今後のビジョンを教えて下さい。
当社は元々、レンタル事業として創業し、企業で使用された中古パソコンを引き取ってデータを消去し、中古パソコンとして販売するビジネスが主力でした。しかし、景気の変動やパソコンの排出台数など、環境の変化に左右されやすい事業構造だったため、5年ほど前から根本的な構造改革を行い、法人向けのITサブスクリプションサービス事業に舵を切りました。月額制のサービスで、ストック型の収益が安定的に得られるようになり、大幅に業績を伸ばしています。 当社のITサブスクリプションサービスの強みは、パソコンを貸し出すだけでなく、選定、調達、ソフトウエアの導入、運用サポート、データ消去、適正処分まで、お客様の用途に合わせてフルスクラッチでサービスを構築できる点です。これらをトータルで提供できる企業は少なく、上場企業では当社のみでしょう。あらゆる業界でDXが推進されるなか、非常に大きな伸びしろのある事業だと期待しています。
御社で働く社員にはどのような姿勢が求められますか。
当社の社員として、技術や営業など仕事面での成長はもちろん、それ以上に、人間として魅力のある人になってほしいと思います。一人ひとりが自分の良さを磨き、生き生きと働ければ、チームでの仕事もさらに充実したものになります。さらに、お客様にも魅力を感じてもらえれば、より深い信頼関係となり、やりがいにも繋がります。 また、私たちと同じ目標に向かい、達成することの情熱がある方と一緒に働きたいと思っています。自分が会社を経営しているんだというような当事者意識を持ってほしいですね。そうすれば、どんな仕事もぐんと面白くなるはずです。 ここ数年で、中途採用で入社した人が一気に増え、多種多様な才能の持ち主が集まったと感じています。これからさらに新しい仲間が増え、新しい仕事ができることを楽しみにしています。
転職を考えている方にアドバイスをお願い致します。
私が自分の過去を振り返って一つだけアドバイスできるとすれば、「何事も行動してみる」ということです。 当社に入社する前は、映像関係の仕事に興味を持ち、映像ディレクターのようなクリエイティブな仕事に憧れていました。その夢は叶いませんでしたが、ご縁があって、この会社で働き始め、店舗を運営したり、新しいITサービスを創造したりし、自分のやりたいことをたくさん形にすることができました。私達の仕事は、ある意味、とてもクリエイティブです。この会社で面白い仕事ができ、とても満足しています。 当社は様々な業界のお客様と繋がりがあり、何にでもチャレンジできる環境です。パシフィックネットでぜひ自分の夢を叶えてください。