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インタビュー画像リードエンジニア/入社3年目

仕事のやりがいを教えてください。

やはり一番は、「社会的意義のあるプロジェクトに、技術の側面から深く関われること」ですね。特に公共性の高い案件では、ただ動くものを作るだけではなく、その先にある「何をどう創るべきか」という本質的な問いに技術で向き合う必要があります。 例えば、教育系のプロジェクトでは、誰が使うのか、どんな状況で使われるのかを想像しながら、UI/UXやシステム設計に反映させていく。そうした一つひとつの判断が、そのまま社会の使われ方に直結するので、責任も感じつつ、非常にやりがいがあります。

スパイスファクトリーに入社後はどんなプロジェクトを担当されましたか?

最初はアプリ開発のポジションで入社し、Railsなどのコードを学びながらスキルを磨いていきました。最初に関わったプロジェクトも教育関係のもので、社会的に意義のあるプロジェクトだったので印象深いです。その後、リーダーポジションになり、大規模な公共系のプロジェクトにアサインされ、リードエンジニアとして中心的な立場で関わりました。

リードエンジニアとして初めて大規模プロジェクトを担当する中で、苦労したり、反省を感じた場面はありましたか?

いくつかの苦労がありました。特に印象的だったのは、短期間での開発と、複雑な機能要件の両立です。公共系のプロジェクトでは、通常、システム仕様の決定に1年、開発に2〜3年かかることも珍しくありません。しかし、今回の案件ではその期間が大幅に圧縮され、数か月という短納期の中で開発を進める必要がありました。 私自身がシステム仕様の調整も担当しましたが、特に外部SaaSの選定には苦戦しました。要件に合ったサービスを探すなかで、自分の知識や経験だけでは対応が難しい場面も多く、社内のシニアインフラエンジニアにアドバイスをもらいながら、ようやく進めることができました。 結果的に、要件の9割はSPA(Single Page Application)を必要としないものであると判断し、フロントエンドにReactを全面的に用いるのではなく、Railsをベースとした構成を採用しました。これは、Railsが本来持つ高速開発・高生産性というメリットを最大限活かすための判断です。操作性や複雑性が特に求められる一部の機能だけにReactを適用し、Railsの上にReactを載せるという、あまり一般的ではない構成にチャレンジしました。これは他のプロジェクトではあまり見ない構成でしたが、最終的には想定通りに実装を完了することができました。 今回のプロジェクトを通じて印象に残っているのは、チーム内で専門領域を超えて相談し合いながら進められた点です。それぞれがプロフェッショナルとして自立しつつも、困ったときには助けを求めることを自然にできる関係性がありました。そういった点では、スパイスファクトリーのコアバリューでもある「Form a scrum ― チームで最大の成果を。」を体現できたプロジェクトだったと感じています。 一方で、反省点もあります。自分自身のプロジェクトリード経験が不足していたことで、チームに迷惑をかけてしまった場面がいくつかありました。たとえば、チームメンバーを信頼するあまり、判断を委ねすぎてしまい、コードレビューを飛ばして進行してしまったことがありました。その結果、修正対応が発生し、後工程にも影響を及ぼすことになりました。 また、スコープの調整にも甘さがあり、納期の延長交渉を行わざるを得ない状況にもなりました。これらは、見積もりの精度や進行管理における自分の未熟さが招いた結果だったと痛感しています。 ただ、こうした中でも意識していたのは「助けを求める姿勢」と「他人のアドバイスを受け入れる柔軟さ」です。リードエンジニアという立場ではありましたが、すべてを一人で背負うのではなく、周囲のメンバーと協力しながら進めていくことを常に意識していました。意見の食い違いが生まれる場面もありましたが、それは良いプロジェクトにするための前向きな議論であり、チームの雰囲気が悪くならないよう配慮してきました。 そして最後に、リードエンジニアとして何より大事にしていたのは「明確なゴールを示すこと」です。プロジェクトに終わりが見えないと、メンバーはどんどん疲弊してしまいます。だからこそ、「ここまでやればゴールだ」という指針をチームに示し続けることを心がけました。その結果、多少の困難はありましたが、チームとして最後まで走り切ることができたのだと思います。

スパイスファクトリーの開発環境の特徴はありますか?

プロジェクトが大規模になるほど、プロジェクトマネージャー(PM)やデザイナーなど別の職種の方ともより密に関わっていくことになります。スパイスファクトリーはそれぞれのメンバーがプロフェッショナルとしての自覚を持っていることが特徴的だと思っています。例えば、エンジニアとして技術的な視点で意見を持っていたり、PMとしてクライアント視点で考えたり、デザイナーとしてエンドユーザーの使い勝手を考えたりと、それぞれ、意外と見ている視点は異なると感じています。だからこそ、良い意見交換ができて良いチームになるし、良いものを創りたいという方向に一緒に向かっているチームだと感じています。多くのメンバーがスパイスファクトリーのコアバリューである「Take initiative ー課題を発見し、行動しよう。」という意識を持ち、「意見を出すのが当たり前である」という姿勢の人も多く、建設的な議論ができる点も良い部分です。 また、リードエンジニアになってから経営層とのやりとりも増えました。その中で意外だったのは、もともとは大企業の役員だった方なのに、とてもフラットに丁寧に接してくださるので、私も遠慮をせずに自分の意見を言うことができています。前職の大企業ではレイヤー構造があったので、すぐ上の上司やすぐ直下の部下には話せるけれども、それよりもレイヤーや関係性が遠くなるととたんに話しにくいということがありました。スパイスファクトリーでは、いい意味でレイヤーが無くフラットな組織なので対話がしやすいし、そこが魅力だと思います。

今後目指していることを教えてください。

転職の時の軸だった「社会的にインパクトのあるプロジェクトに、自分の技術を用いて関わること」というのは、今実現できているので、目標としていた場所にとても近いと感じています。スパイスファクトリーに入社して、社会的なインパクトだけでなく大規模なプロジェクトに関わったことで、エンジニアとしての技術的な成長だけでなく、プロジェクトリードの経験も積むことができ、とても大きな成長につながりました。 今後、会社としても成長していく中で、さらに大規模かつ社会的インパクトのあるプロジェクトに関わりながら、スキルを磨いて成果を生み出していきたいと思っています。そんな大規模プロジェクトを、自分の信念を持ったプロフェッショナルとして様々な職種の方と一緒に、切磋琢磨して取り組み、大きな成功につなげていきたいです。

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