ご略歴をお教えください。
2001年に大学を卒業後、大手通信キャリアをサポートする通信建設会社に入社しました。入社後の3年間の大半は、外資系大手通信機器ベンダーへの出向業務に従事しました。そこで、日本企業との給与体系の違いを知り、当時はより高収入を得たいと考えるようになりました。そんな折、出向先の上司から外資系通信サービス企業であるKVHを紹介され、2004年にKVHへ転職。ネットワークエンジニアとしてキャリアチェンジを果たしました。
部門のミッションや仕事のやりがいについてお教えください。
サービスデリバリー部門は、営業が受注したお客様の回線サービスを開通まで担うことがミッションです。 大まかなプロセスとしては、営業からのオーダーを受け、内容を精査した後、お客様とコミュニケーションしながら現地調査および設計、他通信キャリア、通信工事会社との調整等を経て工事に入り、完工後にリモートで機器の設定を行い、テストを経て開通に至るといった流れです。 一連のプロセスにおける当社の特長としては、“カスタマーファースト”の精神が強く、日本国内では大手ほどの規模がない分、スピード感があるところだと自負しています。お客様も「Coltなら短納期で対応してくれる」と分かって発注してくれるところが多いですね。
メンバーに対して期待することや、どう活躍してほしいかといった思いをお聞かせください。
シンプルに「一生懸命仕事をしてほしい」ということです。ワークライフバランスも大事でしょうが、若いうちはシンプルに仕事に打ち込んで経験を積んでほしいと思っています。その“貯金”が、その後のキャリアに生きてくるからです。 その点、当社は頑張る人にはチャンスを与え、昇格や昇給で報いてくれます。外資系企業なので、入社年次や経験年数等は関係ない実力主義でもあります。我々マネジメント層も、一生懸命頑張っているメンバーにこそチャンスを提供したいと思っています。 そして、そんな環境で充実した職業人生を送ってほしいですね。 私が20年以上当社に居続けているのは、やる気があればチャンスを与えてくれる会社だからだと思っています。ハイレベルな技術を身に付けたい。海外のメンバーとも一緒に仕事をしたい。英語もマスターしたい。そんなチャレンジ意欲のある求職者の方には、絶好の環境があると思います。ぜひアクセスしてください!
寺戸さんの仕事観をお聞かせください。
前述のとおり、若い頃は、仕事の目的は収入を得ることでした。明確にやりたいこともなく、ただ稼ぐことを重視していました。しかし、ネットワークエンジニアとしてキャリアを積む中で、非常に優秀なエンジニアたちの存在を知り、自分がこの道を突き進んでも限界があると感じるようになりました。 一方で、そうした優秀なエンジニアにも課題があり、コミュニケーションや発信が苦手なケースが多いことに気づきました。私はコミュニケーションが特に苦手ではなかったため、エンジニアと営業やお客様、さらに社内のさまざまな部門の間に立ち、全体を調整しながら進める役割に魅力を感じるようになりました。 その経験から、単なる技術者としてではなく、エンジニアチームをリードするだけでなく、メンバーを育成し、社内外の関係者と連携しながら、さまざまな業務や課題を円滑に進める管理者として成長したいと考えるようになりました。現在の立ち位置に至るまでのプロセスそのものが、私にとって大きな学びであり、仕事のやりがいになっています。
オフタイムは、どういった過ごし方をしているのでしょうか?
中学3年と小学5年の娘がいますが、子育てが少し落ち着いてからは、フットサルを楽しんでいます。サッカーは幼稚園の頃に始め、高校3年まで続けましたが、その後しばらく離れていました。最近になって再開し、改めてプレーする楽しさを感じています。