KeepAlive株式会社

KeepAlive株式会社は、クライアントの事業競争力の強化へ向けた支援を行うITコンサルティングファームである。企画構想から基本設計フェーズまでを手がけ、企業の事業計画・システム企画をテクノロジーの観点から補強する。

同社は、既存の事業環境を「段階的に進化させ、ポジティブに転換する」という意味を込めて、独自のステートメント「>>switch」を制定。この「>>switch」ステートメントの下、企業のITモダナイゼーションやデジタルトランスフォーメーションを推進している。

変化が激しく未来の予測が困難な時代において、同社が提唱する「しなやかに変化する持続可能なIT戦略」は、複数の大手クライアントから高く評価されている。この実績により、同社はシステムの構想段階から参画し、クライアントと密接に連携しながら基本設計を手がける「アーキテクト集団」としての地位を確立したのだ。

近年の代表的なプロジェクトには、以下がある。

◆モール型ECサイトのリプレイスプロジェクト◆
既存システムの課題が見え隠れする不明瞭な状態からスタートし、数ヶ月に及び顧客と意見交換を重ねた。その中で、ECサイトの存在意義や採算性に関する課題を整理して、新たなコンセプトを提案。経営層と共に具体的な計画を練り上げ、数十億円規模のリプレイスプロジェクト化に成功した「超上流工程」を手がけた事例である。

◆中古流通業の基幹システム刷新プロジェクト◆
朽化した業務基幹システムを刷新した、3年間にわたるプロジェクト。複雑なシステムを統合し、運用負荷を軽減する新しいアプローチを提案。設計段階では未使用だった最新技術を導入し、運用の効率化を図る俊敏な対応と挑戦的な取り組みによって、基幹システムの刷新を成功させた。

◆石油元売り企業の統合アプリプロジェクト◆
2社の経営統合に伴い、全社のデジタル顧客基盤を構築し、タッチポイント戦略を企画・構築・運用したプロジェクト。業務プロセスや企業カルチャーの違いを乗り越え、部門間での連携を実現。既存のアプリ基盤とマーケティング基盤を分離し、マーケティングの高度化と迅速化を達成した。このプロジェクトは、予期しない変化や困難に対応し、持続的に運営できるシステム設計の実績として評価されている。

今後もクライアント企業の競争力強化を推進するドライバーとなり、事業価値の最大化に貢献する。さらなる成長フェーズに突入し、原動力となる人材を求めているのだ。

KeepAlive株式会社は、先端技術を駆使して多様なプロジェクトに取り組み続けている。最近の具体的な取り組みとしては、iPaaS（Integration Platform as a Service）基盤を中心にした、複数のクラウドサービスやAI、ビッグデータのインテグレーションがある。これにより異なるシステム間でのデータ連携を容易にし、パーソナライズされた顧客対応や、リアルタイムでのマーケティングメッセージの最適化など、顧客体験価値の向上に貢献している。

直近の代表例の一つとして、広大な日本庭園を持つ結婚式場を運営する企業との共同プロジェクトが挙げられる。このプロジェクトでは、次世代型マーケティングオートメーションツール「SAP® Emarsys® Customer Engagement」を国内で初めて導入し、顧客データの一元管理とマーケティングの自動化を実現した。

クライアントは歴史ある企業であり、顧客との長期的な関係構築を目指していた。しかし、従来のシステムでは顧客情報が分散してしまい、手作業による管理が必要な課題があった。この課題を解決するため、同社が主導し3カ月という短期間で新たなマーケティングプラットフォームを構築。SAP Emarsysの採用により、大規模なデータ処理とセキュリティ向上、APIを通じた他システムとのシームレスな連携が可能となり、効率的な運用を実現したのだ。
また、SAP Emarsysにはノーコード・ローコード開発の機能があるため、プログラミングスキルを持たないユーザーでも、ビジネスアプリケーションを迅速に構築できる。クライアントがビジネス情勢の変化へ迅速に対応できるよう、環境を整備した点にも注目したい。
こうした挑戦的な取り組みに興味を持っているならば、同社での業務は非常にエキサイティングだろう。

同社が目指すのは、単なるITシステムベンダーの役割ではなく、クライアント企業とビジネスの未来を共創するパートナーとなることだ。代表である成田氏は、「変化を恐れず柔軟に対応できる基盤作りが、これからの企業に求められている」と語っており、その信念が同社の設計思想に深く根付く。今後も最新の技術を取り入れながら、クライアントと共に価値創出に取り組む。クライアントの事業成長を根幹からサポートする、アーキテクト集団としての地位をさらに固めていく意向だ。

同社は、社員の成長を支える理念として「KAカルチャー」を掲げている。このカルチャーは、知識、品性、健康、そして自ら考え行動する姿勢を重視し、すべての業務プロセスの根底を成す。その上で7つのVALUEを制定。これは、社員の日常的な行動指針であり、それぞれが自律的に成長できる環境の基盤になっている。

＜KAカルチャーの7つのVALUE（概略）＞
1.多くを知ろう － 知識を広げ、常に学び続けよう
2.品よくいよう － 教養と品性を持ち、他者との良好な関係を築こう
3.健康でいよう － 心身の健康を大切に。それが創造的で先進的な仕事に繋がる
4.自分で考えよう － 主体的に行動し、自己責任を持って意思決定を行おう
5.同時に考えよう － 複数の視点から同時に考え、広い視野で対応しよう
6.堅くならずに － 柔軟に対応し、物事の本質を見極めることが重要
7.あきらめない － 困難に直面しても、最後までやり抜く意志を持とう

このような価値観が浸透する中において、社員はプロジェクト進行や日常業務において一貫した行動を実践している。

コミュニケーションにおいては、対面での意見交換を重視している。リモートワークが一般化した時代において、あえて顔を合わせるやり取りを選ぶのは、社員同士の協力体制を作り上げ、より良い解決策を追求できると考えているためだ。
もちろん、ワークライフバランスに配慮し、リモートワークの日を設定することも可能だ。

キャリアパスに関しても、同社は多様な成長機会を提供している。ITコンサルタントやプロジェクトマネージャーのキャリアだけでなく、成果と実績に応じて事業部長や執行役員など、さらなる上位ポジションへの道も開かれる。成長期にある企業として、社員が自己のキャリアを築き、会社の成長と共に自己の成長を追求できる環境が整っている。

同社のユニークな取り組みは、クライアントワークばかりでなく、自らも事業を立ち上げ、事業価値の変革を実践している点にもある。
例えば、アパレルや雑貨とテクノロジーを融合させたレザーグッズブランドをリリースし、消費者に新たな価値を提供している。
また、実験的な「DXスナック」を四谷荒木町にオープン。デジタル×リアルを体感できる場として、飲食の新たな価値提供を模索している。さらに、ワーケーションを研究するために静岡にリゾート施設を購入し、クライアントや家族と共に余暇と仕事を両立できる新しい働き方も開拓している。

このように、同社はテクノロジーを核としながら、その応用範囲を広げ多様な分野での挑戦を続けているのだ。事業会社として培う知見と経験は、クライアントワークへも存分に活かされている。
KeepAliveは、クライアントの事業成長を推進すると同時に、社員一人ひとりが主役となり成長できる環境が整っている。挑戦し続ける姿勢を持つ仲間を、心から待ち望んでいる。気になるポイントがあれば、まずは気軽に話を聞いてみてはどうだろうか。