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株式会社日本アムスコ

  • IT/Web・通信・インターネット系

独自の研修体制で高付加価値な人材を輩出。CAE解析(物理シミュレーション)専門のエンジニアリング会社

企業について

現在のモノづくりにおいて、製品品質の向上と開発プロセスの効率化は重要なテーマだが、実物の試作品を用いて実験と修正を繰り返す手法では、莫大な費用と期間を要する。また、宇宙空間や高温高圧環境等、現実には実機実験自体が困難な領域も存在する。その問題を解決するのが、パソコン上で物理現象を再現する“CAE解析”だ。設計の初期段階からPC上で強度や性能を検証することで、開発コストや手戻りを大幅に削減する。現代の製造業において、CAEは開発の効率化と品質向上を支える不可欠な技術となっている。

株式会社日本アムスコは、2000年に代表取締役社長・西脇良一氏が経営を引き継いで以来、そのCAE領域に特化した独立系エンジニアリング企業として、自動車、重工業、航空宇宙、プラント、新材料研究に至るまで、日本のモノづくりの根幹を支え続けている会社だ。現在(2026年11月)は、神戸本社の他、名古屋、豊田、東京、広島に事業拠点を構え、約320名の社員で業務を行う。

「ソフトを売ることを目的として技術サービスを提供するソフトベンダーや、大手派遣会社と競合することはありますが、独立系300名以上の規模でCAE解析専門のエンジニアリングサービスを提供する会社は、国内でも当社を含めて数社しか存在しません」(西脇氏)。

最大の強みは柔軟な対応力だ。得意領域を絞らずに幅広いソフトウェアを揃えているため、ソフトを横断して解を求めたい場合でも、自由な組み合わせで解決できる。また、ソフトウェア開発に特化した子会社である株式会社コムスコシステムズと連携し、業務効率化ツールや市販ソフトでは解けない特殊課題に対するオリジナルソルバの開発・改修まで内製で対応できる体制も確立している。さらに顧客の設計現場に常駐するオンサイト支援(派遣や場内委託)、自社内における受託解析、それぞれのニーズに対応。オンサイト支援においては、本社側のリソースを組み合わせたサービス提供も可能としている。

こうした強みを背景に、同社は毎年15%成長を目標に掲げ事業を拡大させてきた。コロナ禍においても増収増益を続け、12期連続増収を達成している。近年は従来の自動車や重工業、航空宇宙にとどまらず、半導体やスポーツ関連、防衛産業等、新たな産業分野からの依頼が増加しており、事業領域を拡大しながら着実な成長を続けている。

西脇氏は大学卒業後、総合重機メーカーグループのエンジニアリング会社に就職し、立ち上がったばかりのCAE部門に配属された。元々は設計志望だったが、実務を通じてCAEの面白さに魅了され、9年間にわたりエネルギーや宇宙開発等の先端解析業務に従事。その後、独立を視野に中小企業に転職し、経営の勉強を経て同社の代表に就任した。

元々同社は西脇氏の父親が創業した会社だが、東日本大震災や創業者の病気等が重なり、長らく休眠状態となっていた。その会社を引き継ぎCAE会社へと事業転換し、再スタートを切ったのである。

「当時はCAE業界が本格的に立ち上がり始めた時期です。原子力や宇宙開発等、実機実験が困難な現象をPC上で解き明かすCAE技術は、今後、モノづくりに不可欠な基盤になると確信し、“PC上にすべての物理現象を再現する。”というミッションのもとで事業を立ち上げました」(西脇氏)。

スタート時のメンバーは4名。原子力、宇宙開発、掘削機等の実験では再現できない現象や、人命に関わるシミュレーション等、高難度領域に挑み続け実績を積み重ねた。特に事業立ち上げ2年目の大手自動車メーカーとの取引開始や、2000年代後半の原子力領域への進出がフックとなり、事業領域、事業規模共に拡大。CAE専門のエンジニアリング会社として確固としたポジションを築く結果となったのである。

また2014年には、CAE業務とプログラミングの親和性に着目し、社内のIT事業部を分社化してコムスコシステムズを設立。自動化ツールや専用ソルバを開発できるワンストップ体制を確立するに至っている。

さらに、2019年以降は自動車集積地である愛知県の拠点を強化し、自動車開発の心臓部における支援体制を段階的に拡大。300名体制となった2026年1月には豊田事業所を開設し、次世代モビリティ開発の現場に対する技術支援体制を強化している。

同社が中長期的な目標に掲げるのは社員数1,000人、売上100億円の達成である。毎年15%の成長を続ける前提なら8年後には到達する計算だ。

「ただし、AIを活用して一人当たりの生産性を大幅に高められれば1,000人に達しなくても売上目標は達成できます。そのためにもAIを恐れずに乗りこなし、自身の技術と組み合わせることで、一人で数人分から20人分の成果を出せる付加価値の高い技術者の育成に注力しています」(西脇氏)。

同社は毎年着実な成長を遂げるため、新卒、キャリア共に積極的な採用活動を行い、組織の強化に取り組んでいる。

CAE解析は専門性の高いニッチな領域だ。即戦力を求めても同社が求めるレベルに達していないことが多い。そのため同社は中途採用においても未経験者を採用し、入社後は社内で3カ月間の研修を施した上で現場に配属する方針を採る。

選考で重視しているのはまず理系出身者であること。そして既存の知識や経験の範囲に安住せず、デジタル技術に強い関心を持ち積極的に学ぼうとする人物だ。会社に与えられた環境だけに頼らず、自ら最新の知識や情報を収集し、会社に貢献し、自分の力で未来を切り開く姿勢を高く評価する。

「最低限大切なのは素直さです。状況や視点、視野、視座によって回答は180度変わります。自分の考えが正解だと思い込まず、“無知の知”を知り、柔軟に学び続けることが重要です」(西脇氏)。

入社後の初期研修は、材料力学や構造力学といった基礎理論の理解からスタート。シンプルな現象に対する手計算を通じて理論と現象の一致を確かめ、根本的な仕組みを深く理解させる。その後、汎用的な解析ツールの習得や実践的な課題演習を経て、社内で受託している案件の中から少しずつ実務を体験した上で、正式な配属先を決定。配属後も1年間のOJT期間という長期の育成期間を設けている。

さらに新しいソフトの使い方や物理現象・構造物自体の理解を促進するため、社員主体の発表会や技術発表会、様々な社内勉強会も開催する等、継続的に成長できる環境が整う。

「AIの発達により、より能動的に意識して自己成長を考えなければいけない時代になりました。今後は、より高いポジションで仕事をしていかなければ、AIに置き換わってしまうでしょう。AIに置き換わらないのはAIを使いこなして融合し、指数関数的に出力を上げられる人間です。一人で20人分ぐらいの仕事ができるような人材を、いち早く育てていく必要があると考えています。これまでの経験ではなく、今後に向けたポテンシャルを持った人材の育成に注力しているところです」(西脇氏)。

西脇氏が理想に掲げるのは、「勝手に人が集まり、勝手に仕事が来て、勝手に成長していく組織」だ。経営者がトップダウンで牽引する体制から脱却し、組織自体が自律的に循環する持続可能な仕組みの構築を目指している。その根底にあるのは、組織力の強化と社員の人間的成長を願う気持ちだ。価値の源泉を人間力に置き、安心して働ける環境と働きがいの両立を追求している。

人材教育に力を入れるのも、そのための施策の一環である。また、評価面では、社員同士が多角的にフィードバックを行う「360度チェック」を導入し、客観的な視点による成長を促す。さらに「SOS窓口」や外部機関連携のハラスメント窓口の設置、男性の育児休暇取得定着等、環境改善を怠らない。各拠点へ分散して常駐するエンジニアの帰属意識や技術力を支えるため、分野横断の議論による属人化防止、年2回の技術発表会、社内報の創刊といった連携強化を徹底する等、インナーブランディングにも力を入れる。

「当社最大の魅力は、最先端のモノづくりの根幹を、自らの手で動かせることです。航空宇宙、自動車、重工業等、各業界のトップメーカーと直接取引を行い、不世出の先行開発を最上流から支援するという醍醐味を味わえます。加速度的に進化するAIに対しても、受託解析の知見を武器に積極的に融合させる等、時代の変化に淘汰されない市場価値の高いエンジニアへと成長できる環境を整えています」(西脇氏)。

さらに、上下の垣根がなく、立場にとらわれずフランクに議論を交わせる風通しの良さも同社の魅力の一つだ。西脇氏自身の気さくな人柄が会社全体に波及し、上長や先輩が若手社員に対して威圧的な態度をとることもなく、互いに気遣い合う文化が定着している。
「シミュレーションの対象となる現象は無限に広がっています。ワクワク感を持って技術を磨き、将来、替えの利かないエンジニアになってほしい。AIを恐れるのではなく、AIを使いこなし、融合しながら乗りこなせる技術者を目指してください」(西脇氏)。
CAE解析の未経験者でも、理系の学習や研究等を通して得た経験と知識は必ず生きる。また、CAEエンジニアとしてだけではなく、適性に応じてソフトウェアエンジニアとしてキャリアを築ける可能性もある。過去に培った知識を生かして世の中に貢献したいという思いを持つ人にとって、同社への参画は自己実現を果たす絶好のチャンスとなるだろう。

募集している求人

エンジニア・技術職(電気/電子/機械/半導体)の求人(1件)

企業情報

会社名

株式会社日本アムスコ

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > システムインテグレータ・ソフトハウス

資本金

3,000万円

売上(3年分)

2025年 3月 24億2000万円

2024年 3月 20億2000万円

設立年月

1987年04月

代表者氏名

代表取締役社長 西脇 良一

事業内容

CAE受託解析
システム開発
オンサイト業務支援

株式公開(証券取引所)

従業員数

307人

平均年齢

32歳

本社住所

兵庫県神戸市中央区東川崎町1-3-6 LSKOBE1F

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採用戦略室 神谷
シミュレーションは本当に面白い技術です。理系であればぶっ刺さること間違いなし!こんな技術があるんだ、と知るだけでも面白いので是非一度話を聞いてみて下さい!
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