大手・中堅メーカー様から信頼されている研究開発型企業
組込システムの受託開発を中心に手がけている、株式会社マイクロネット。
CPUや各種デバイスなどのアナログ/デジタル回路設計のハードウェア開発から、ファームウェアの開発、さらにアプリケーションソフトの設計・評価までワンストップで対応できるところが大きな強みだ。
「従業員数60名強の規模で、ハードからソフトまでを一貫して開発できるところは、そうそうないと思います」と代表取締役の濵丈章氏は言う。この強みを活かし数多くの電機メーカーや精密機器メーカーなどの研究開発部門・システム開発部門における要素開発や試作開発を支援。
「研究開発で手が回らない試作部分をトータルでお任せいただくといったケースが多い」と営業統括の毛利邦宏氏は強調する。
さらに同社は“研究開発型”の企業として、長年にわたって「制御技術」「デジタル信号処理技術」「電子回路・信号処理のシミュレーション技術」というコアテクノロジーを日々進化させ、自社製品開発に活かしている。例えば、電子回路・デジタル信号処理シミュレータ『InterSim』、音で音を消すANC(アクティブ・ノイズ・コントロール)騒音低減試験システムやサーボアナライザー、さらに特許を取得した教育用のリアルタイムシミュレータ内蔵参考書ソフト『IS Bookシリーズ』もリリースしている。
そんな同社の顧客には、セイコーエプソン、デンソー、東京エレクトロン、トヨタ自動車、ニコン、ノーリツ、ヤマハといった大手メーカーや、大阪電気通信大学、東京工業大学、東京理科大学などの大学および全国の専門学校や工業高等専門学校、工業高校が名を連ねる。
「古くからのお客様と継続してお付き合いがある背景としては、納期・品質に対して信頼して頂いているからこそです。」と濵氏は胸を張る。