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株式会社 クイックのインタビュー

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【クラウド基盤/自社プロダクト】第2創業期の企業でエンジニアリングを推進しサービス、クラウド基盤を創っていきたいSREを募集!

株式会社 クイック 【大手企業をTechで変革する】東証プライム上場企業の第二創業期をDXで推進する、社長直下の社内ベンチャー組織

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<Web事業企画開発室 小原努>
Web事業企画開発室室長兼執行役員。大手プロバイダでインフラエンジニアや業務支援システムの開発を経験後、クイックに入社。新規事業の立ち上げや、社内システムの開発、広告運用体制の構築などを手がけた後、クイック本社内にWeb事業企画開発室を立ち上げる。メンバーのマネジメントを行う傍ら、サービスのプランニングからコンテンツの企画、システム開発まで幅広く関わる。

――まず初めに、Web事業企画開発室って私からはいろいろやっている部署に見えるのですが、何を具体的にやっているんですか?

もともとは、人材紹介事業本部内で人材紹介事業の集客のために転職サイトを作ったり、Web広告を運用したりするマーケット企画部という小さな組織だったんです。そこから、2017年10月に社長直下の組織として独立し、Web事業企画開発室という部署になりました。現在では、既存事業を加速させながら、Webを舞台とした新規事業の立ち上げなどさらなる成長エンジンを確立する役割を担っています。メンバーが増えて体制が変わる中で、自分達専用のオフィスも構え、今まで以上にやりたいことができるようになりました。

――その中で、クイックを成長に導いてきた秘訣は、ズバリなんなのでしょうか?!

そうですね。Webを舞台にしたマーケティングに伴う、Webサイト、アプリの開発からグロースまでの一連のことをやってはいるんですけど、やることなすこと全てに、ブレずに「ユーザーファースト」って芯を貫いてきた、ってことに尽きると思っています。
というのも、うちは誰もが知っている有名サービスがあるわけじゃないんですけど、特定のターゲットを対象に高いシェアを獲得しているサービスが多いんです。そんなサービスを作る為に大事にしてるのは、とにかくユーザーに会う、生の声を聞く、ユーザーを五感で感じ取る、ってこと。
これを大量に、徹底してやるんです。引かれるぐらいに。そしてユーザーと同化し、ユーザー自身も気付いていないニーズを見つけ出す。
結果、あるサービスでは、ターゲットユーザー165万人に対して150万DLという、圧倒的なシェアを実現できているんです。

「正しいことをしていれば結果はついてくる」。これこそが僕たちのスタンスです。Webの世界って、何をやるにしても人に常に見られている分、マネされやすいですよね。少し前に医療系メディアで問題にもなっていましたが、誰でも参入できてしまう分、低品質なコンテンツも多く生み出されがちです。

そんな中で、どうやったら突出した存在になるか。それはもう、短期的な結果に右往左往せず、中長期のビジョンを明確にし、そこに徹底したユーザーファーストの芯を通す、それをブレずにやりきることでしかない。
ユーザーファーストって、言うのは簡単ですけど、実現するのは並大抵のことじゃないです。
必ず社内事情とバッティングします。コストがかかったり、時間がかかったり。それだけ大変なのに、それでいくら儲かるの?とか。こんな短期的な利益を第一に追求するような風土では、ユーザーファーストを貫くことはほとんど不可能です。

だからこそ、ユーザーファーストを貫く風土を作れば、それ自体が競合優位性になる。ユーザーに最も支持されるサービスを生み出すことができる。
私たちはそう考えています。

――なるほど…。小原さんご自身も執行役員の1人ですし、経営陣にも理解のある方が多いんですね。小原さんは以前から、エンジニアとしてそういう思いで仕事してたんですか?

いやいや!今でこそ技術オタクみたいになってますが、
実は僕、クイックに入る前はただのバンドマンだったんですよ(笑)

30過ぎるまでバンドマンでフリーター。あっ、…パチスロで収入は得ていたかな(笑)。

――上場企業の執行役員が、まさかのバンドマンでフリーター…(笑)いつ頃から小原さんはターゲットを絞って徹底的にユーザーファーストを貫くという考え方だったのでしょうか。やっぱりバンドマンでパチプロだった経歴が影響してますか?

いえ、全然関係ないです (笑)。何かキッカケがあったというより、時代の流れの中でそう思い至った…という感じでしょうか。

Webマーケティングの進歩と共に、ユーザー層はどんどん細かくセグメントされるようになりました。昔は「F1層」だとか「T層」だとか、ざっくり世代 や性別でしか分けていなかったものが、価値観や性格、行動パターンといったものを掛け合わせて細分化されるようになり、最終的には個々人単位…つまり「One to One」こそが理想だ、と言われるようになりました。でも、僕はそこにちょっと疑問を感じたんですよ。

「ターゲティングとアプローチをどれだけ個別化できるようになったとしても、それだけではユーザー志向って実現できないんじゃないの?」って。

もちろん「One to One」の考え方は大切です。僕が違和感を覚えたのは、マーケッターが向き合う「One」が、人ではなく「ただのデータ」だということです。

データから、顕在化したユーザーニーズを読み取ることは比較的たやすいでしょう。でも、ユーザーの潜在的なニーズをデータから読み解くのは難しいです。どんなに個別にターゲティングとアプローチができるようになったとしても、潜在ニーズをしっかり拾えないと、プロダクトはどうしても「無難なもの」から前に進めないと思うんですね。

大切な人に何かプレゼントするとき、無難なものでいいのか? ということです。そこはやっぱり、相手が心の底から喜んでくれる、サプライズのあるものにしたいじゃないですか。そのサプライズは、データからは導けないんですよ。

――なるほど。では小原さんは、どんな人がWeb事業企画開発室に向いていると思います?

ユーザーを理解する過程を楽しめる人ですね。ユーザー理解にゴールなんてありません。人は自分自身のことさえ100%理解することはできないんですから。ユーザーを体で理解していく 長い道のりを、恋わずらいみたいに楽しめる人がウチにピッタリだと思います。

四六時中ユーザーのことを考えて、お風呂に浸かりながらでも「この時間、きっとユーザーはベッドに寝っ転がりながらスマホを操作しているはず。もしかするとこのアプリを使うシーンは立っているときより横になっているときの方が多いかもしれない。だとするとUIはもっとこうした方が使いやすいんじゃないか、ボタンはここに置いた方が押しやすいんじゃないか…」なんて想像する。そういう人たちが集まって、ワイワイガヤガヤMTGをする。そういう楽しい環境から良いプロダクトを生み出していってほしいですね。

僕たちは既存事業をドライブしていくことはもちろん、Webサービスに軸足をおいた新規事業を創出していくことがミッションです。ユーザーファーストを貫く風土を武器に、血の通ったサービスを創造し、ハッピーを生み出し続けること。それが、僕たちがやろうとしていることです。

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