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インタビュー画像代表取締役社長 半田 基実氏 1990年、大手電機メーカーに入社。1997年に衛星放送サービスを手掛ける会社に移った後、2000年に金融情報を配信する会社の設立に参加。さらに、2002年に有線放送サービスを提供する会社、2009年に有料音楽配信サイト等を手掛ける会社、2014年にプレミアム・タイムセールサイトとWEBサービスの開発責任者を歴任。2023年6月、グループの経営改革を推進するべく、イメージ情報開発株式会社にジョイン。前任者の退任に伴い、イメージ情報システム株式会社の代表に就任。

WEB業界で活躍するまでのキャリアの前半生は、どんなものでしたか?

新卒で大手電機メーカーに入社し、エンジニアとしてのキャリアをスタート。7年間の在籍中に、新しく伸びていたPCやUNIX系サーバー、LAN等のNWに関する技術を徹底的に学びました。その後、1997年にアメリカの衛星放送サービスの日本法人に転職。日本市場へのサービス展開に向けて設立されたばかりのタイミングで、立ち上げ期のダイナミズムを体感しました。 しかし、2000年に諸事情により日本市場から撤退することになり、私は大手電機メーカーで同期だったインド人エンジニア達と共に、新たな挑戦として会社を立ち上げました。テーマは「携帯電話への金融情報配信」。当時はインターネットが普及し始めた時期で、ガラケーの小さな画面でもJavaプログラムが動くようになった技術革新のタイミングでした。その技術を活用し、株価等の金融情報をガラケー向けにリアルタイムで配信するサービスを構想・開発しました。 立ち上げには、外資銀行の日本支店でCTOを務めていたエンジニアや、世界の最新金融ニュース等を提供する会社の初代日本社長等、非常に優秀なビジネスパーソンが10名以上集まりました。まさに“精鋭集団”でしたが、「船頭多くして船山に上る」とはこのこと。意見の衝突も多く、方向性が定まらず、結果として2年で解散することになりました。

イメージ情報開発株式会社にジョインするまでのキャリアは?

有線放送サービスを提供する会社では、副社長が兼務していたシステム本部長の後任として、私に白羽の矢が立ちました。祖業である有線放送のシステム刷新をはじめ、社内で活用していたERPのリプレイスを主導。また、全国規模のコールセンターネットワーク構築プロジェクトにも携わり、その会社のIT基盤を支える役割を担いました。 私が在籍していた当時、有線放送サービスを提供する会社は完全無料パソコンテレビの事業に注力していました。非常に興味深い取り組みではありましたが、私は「これからはパソコンではなく、モバイルの時代が来る」と直感し、次のステージとして有料音楽配信サイト等を手掛ける会社へ。そこでもシステム本部長として、スマートフォン向け音楽配信サービスの開発に取り組みました。 2014年には、ハイクラス転職サイトを手掛ける会社が立ち上げたプレミアム・タイムセールサイトを手掛ける会社に参画。2019年に大手通信キャリアへ事業譲渡された後も、プレミアム・タイムセールサイトを手掛ける組織に残り、2022年2月28日のサービス終了まで見届けました。サービスの終了まで、事業のライフサイクルを通して関わることができたのは、貴重な経験でした。

イメージ情報開発に入った理由は?

プレミアム・タイムセールサイトを手掛ける会社の社長との約束を果たし、サービス終了まで見届けた後、私は「起業して事業をつくる」という次の挑戦に向かうことを決めました。ちょうどその頃、知人を通じて、イメージ情報開発の社長から「グループの経営改革を手伝ってほしい」というオファーをいただきました。 「既存事業を度外視して、新規事業を立ち上げても構わない」という言葉を受け、自分で会社をつくって実現しようと考えていた構想を、イメージ情報開発の中で試してみようと決意。2023年6月、取締役経営企画室長としてジョインしました。 新たに立ち上げた事業は、ITエンジニアのエコシステムをつくる試みです。私はこれまでのキャリアの中で、数多くの優秀なエンジニアと働いてきました。彼らがもっと活躍できるフィールドをつくるために、ベンチャー投資を通じて支援したいと考えています。 具体的には、独立・起業支援やM&Aを通じて、小さな組織同士を緩やかに繋ぎ、セールスやバックオフィス機能の共有、仕事の融通等を通じて、シナジーを生み出しながら共生する仕組みを構築していくことを目指しています。個の力を尊重しながら、緩やかに繋がることで、エンジニア達が安心して挑戦できる環境をつくりたい。そんな思いで、この事業に取り組んでいます。

イメージ情報システム株式会社は、どんな会社だと感じていますか?

親会社であるイメージ情報開発にジョインして半年後、子会社・イメージ情報システムの代表が退任することになり、グループの経営改革の一環として、イメージ情報システムの変革を託されました。現在は、親会社の取締役経営企画室長と兼務する形で、イメージ情報システムの代表取締役として経営改革を推進しています。 就任当初の印象は、旧態依然とした組織文化、古風なカルチャーが根強く残る会社だと感じました。しかし、社員へのサポートは手厚く、温厚な人柄の社員が多いため、とにかく人が辞めない。エンジニアの流動性が高まっている昨今において、これは非常に稀有な特徴だと感じました。 一方で、新規採用が思うように進まず、人手不足は否めない状況でした。人手不足なら採用を強化すればいいと考え、まず取り組んだのが「既存社員の給与アップ」です。エンジニアの市場価値が高騰する中、既存社員の年収に合わせて採用を進めると、どうしても競争力を失ってしまいます。そこで、既存社員の年収を切り上げることで、中途採用のエンジニアに提示する年収レンジを底上げし、採用力の強化を目指しました。 人が辞めない会社の良さを守りながら、外部からも優秀な人材を迎え入れられる体制をつくる。その両立こそが、今の当社に必要な変革だと考えています。カルチャーを尊重しつつ、未来に向けて組織を進化させる。そんな経営を、これからも実践していきます。

仕事をする上で、大切にしていることは?

私はこれまで、どの会社でもエンジニアに「技術提案や改善提案を積極的にしなさい」と伝えてきました。IT業界において、本当の意味での提案ができるのは、技術に精通したエンジニアだけだと考えています。IT活用とは、技術によって何が実現可能かを深く理解してこそ、アイデアが生まれるものです。セールスやマーケティングの人材は、エンジニアのアイデアを魅力的に伝えることはできても、アイデアそのものを生み出すのは難しい。だからこそ、技術者が提案する文化を根付かせたいと思っています。 一般的に、エンジニアは“口下手”だと言われがちですが、当社のエンジニアは違います。コミュニケーション力が高く、対話を通じて価値を生み出せる人材が揃っています。これは当社の隠れた強みであり、だからこそ、お客様への積極的な提案を求めています。私自身、事業会社で開発会社に依頼する立場を長く経験してきたからこそ分かるのですが、事業会社がエンジニアに求めているのは、単なる開発ではなく「提案」です。技術力があるからこそ生まれるアイデアは、事業会社が本当に欲しているものです。 現在、当社のシステムインテグレーション事業において、よりエンドユーザーに近いポジションで案件に参加できる体制を整えようとしています。これは、当社エンジニアのコミュニケーション力を生かし、売上・収益の向上に繋げるための戦略です。もちろん、外部から来た社長が改革を進めることに対して、賛成する人もいれば、反発する人もいるでしょう。しかし、自社の強みを冷静に分析し、それを最大限に生かした事業展開を行うことで、経営改革は必ず成功すると信じています。

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