他のコンサルティングファームではなく、ロベンダル・マサイを選ぶ理由
私はエンジニアとして長く“モノ”を相手にした問題解決に取組んできましたが、商売においては、モノだけでなく人を相手に問題解決をする力も必要なのではないかと感じていました。それができるのがコンサルティングという事業領域だと思ったのが、この業界に入った理由です。その中でもロベンダル・マサイを選んだのは、確実に「結果」を出すというスタイルに共感を覚えたからです。 一般のファームでは、上流の戦略のみをアウトプットするに留まりますが、当社では戦略を実行するところまで入り込み、その結果が早期に数字に表れます。そしてその結果を基にフィーをいただきます。成果にコミットする中で、真のコミュニケーションスキルやプロジェクトマネジメントスキルが身につくと思ったのです。また、日本においてはベンチャー企業であるため担当領域が広いことや、業界を先駆的に作っていけることにも魅力を感じました。 大学院を卒業してから、エンジニアとして光デバイス関連の国家プロジェクトに参加し、技術研究、商品開発に携わってきましたが、コンサルタントになってみて、“モノ”を対象にすることと“人”を対象にすることの間には共通するポイントが幾つもあることに気づきました。両方を手にした時、自分の可能性はぐっと大きく広がると思っています。
クライアントと正面から向き合う仕事
私が携わっている案件を一例としてご紹介します。クライアントは製薬会社です。 日本における製薬関連のコストは非常に高いという現実がありますが、このクライアントは、ある原料を中国から調達することでコスト削減を図ろうとしていました。中国にある当社のソーシングオフィスが、現地でのネットワークを活かして調査を行い、サプライヤーのリストを100社単位で作っていきます。あくまでもファクトベースで多くの情報を収集し、リストとつき合わせて絞り込んでいく作業が発生します。プロジェクトのスタッフは、コンサルタント3名と中国のソーシングオフィススタッフ1名、アシスタント1名に、クライアントの購買と品質保証部門のメンバー3名でした。もちろん、品質が大きなボトルネックですので、それをクリアするために試験が繰り返されます。最終目標は20%以上、額にして数億円のコスト削減。 ロベンダル・マサイは日本ではまだブランド力が弱いので苦労する場面もありますが、このクライアントからは、「ベストコンサルタント」とおっしゃっていただきました。 クライアントの担当者は、長年、その道一筋にやってこられたような方が多いため、こちらがいくらファクトを並べて綿密な計画を提案しても、受け入れがたいと思われることもあります。しかしそこで気後れすることなく、たとえ抵抗を受けてもファクトベースで言うべきことは言い、結果に結び付けていかなくてはならないチャレンジングな仕事です。データ分析やプレゼン資料作成と地味な作業もあります。クライアントと正面からぶつからなければならないこともあります。色々な意味でのスキルが問われる仕事ですが、目に見える成果を早期に出せることはやりがいだといえます。
成果報酬型のビジネススタイル
当社では、成果報酬型のビジネススタイルを基本としています。つまり、コンサルティングを通して実行された施策からコスト適正化に成功した時、その低減分の一部をいただくのです。プロジェクトの成功、つまりクライアントにとっての成功が当社の成功と直結しています。 戦略コンサルティングファームでは、クライアント上層部に対して戦略を提案するのに対して、ロベンダル・マサイでは、クライアントの上層部に対して戦略を提案し、それを現場のお客様と一緒になって実行して結果を出します。成果はすぐに数字に跳ね返ってくるので、言い訳無用の明確な評価が下されることになります。 これは、お客様にとっては、成果が出た時のみ、支払をすれば良いので最初の心理的な壁を超えやすくなるメリットがあります。当社のコンサルタントにとっては、結果にコミットしてシビアに動くことが求められることになります。 それ故、コンサルタント達は緊密な協力体制を築き、コミュニケーションスキルを磨いてクライアントにぶつかっていきます。このため、当社のコンサルタントは、一般的なイメージと違い、物腰が柔らかく人当たりも良く、会社も和気藹々としています。
国際性豊かな学びの環境とワーク・ライフ・バランス
入社時期にもよりますが、新入社員はフランスでの研修に参加します。ホテルに二日間、“缶詰”になり、全世界から集まった同僚と一緒に座学とグループワークを行います。実務経験レベルにより、東京オフィスで数週間の座学と仮想プロジェクトを組み合わせた研修を行うこともあります。 また、年に数回、ナレッジシェアリング・セミナーが行われます。毎回、世界各地で実施されますが、2007,年と2008年は工場視察などを含むインド・ソーシングセミナーに参加ました。この他、役職別研修では、各種ビジネススキル・セミナーに参加したり、プロジェクトリサーチが行われたりと多彩なプログラムになっています。年次セミナーでも世界中からコンサルタントが集まり、業績発表会や懇親会などが催され、グループ内の風通しを促しています。 日本独自のチーム・ビルディング活動として、年に一度、社員旅行を行っており、一昨年は台湾、昨年は韓国に渡り、交渉術やアサーティブ・コミュニケーションなどのセミナーをプログラムに盛り込みました。 休暇に関しては、フランスの会社らしく、メリハリをつけてきちんと取得することが推奨されています。入社初年度から20日間の有給休暇が与えられます。プロジェクトには波がありますので、連日遅くまで仕事をすることもあれば、2週間の休みを取って海外旅行をする人もいます。上司が率先して休暇を取るので、自分もうまく調整しないと休めませんよ(笑)。
快適でコミュニケーションを促進するオフィス環境
2008年5月に新しいオフィスに引っ越しました。ガラスを多用した開放的な内装で、オフィス家具などにもこだわりました。席にはパーティションが設けられておらず、社長も含めて全員がフラットにデスクを並べているため、コミュニケーションがとても取り易く、気軽に話し合う姿がよく見られます。このレイアウトは当社の普段の社風をそのまま表していると言えます。風通し良く、上下にこだわらずに言いたいことを言い合える、そのような環境づくりを心がけています。