これまでのキャリアと、キュクノスを設立した背景について教えてください。
大学時代に趣味でホームページを制作していたことから、始めはwebデザイナーを志しました。 デザインやコーディングを独学で学び、自分でサイトを一から作ること自体が純粋に楽しかったんです。その延長で「これを仕事にしたい」と考え、卒業後は京都のWeb制作会社に飛び込みで入りました。 当初はデザイナー志望でしたが、実際にはプログラミングを担当することになり、PHPやjava、JavaScript等を学びながら、開発からインフラ構築、顧客対応まで一通り経験しました。 その後、より大規模なプロジェクトに関わりたいと考え、上京。ECパッケージの開発会社に転職しました。 そこではリーダーやPMとしてプロジェクトを任されるようになり、20名以上のチームをまとめながら開発を進める経験を積みました。最初は分からないことも多く、試行錯誤の連続でしたが、周囲からのフィードバックを受けながら、徐々にプロジェクト全体を見て判断する力を身に付けていきました。 さらにもっと上流に関わりたいという思いから、コンサルティング会社に転職。要件定義や計画立案といったフェーズも経験しました。 その後は個人事業主として、大規模プロジェクトのPMとして複数の案件に携わり、プロジェクト全体を推進する役割を担ってきました。 振り返ってみると、Webデザイナーからエンジニア、リーダー、PM、コンサルタントと、少しずつ自分の役割を広げてきたキャリアです。 その中で感じていたのが、「エンジニアとして開発経験を積んだ先には、もっと多くのキャリアの選択肢がある」ということでした。 一方で、開発経験はあるけれど、その先のPMやPMO、上流工程に挑戦する機会がなかなか得られないエンジニアも多いと感じていました。 「やってみたいけど、経験がないから任せてもらえない」という状態ですね。 でも、僕自身も最初からPMができたわけではありません。開発を経験して、チームをまとめるようになり、少しずつプロジェクト全体を見るようになって、そこからPMや上流工程へ進んできました。 だからこそ、エンジニアが開発だけでキャリアを終えるのではなく、その経験を活かして次のステップへ進める環境を作りたいと思うようになりました。 それなら、そうしたキャリアを目指せる会社を自分たちで作ろう。 それがキュクノスを立ち上げた大きな理由の一つです。
現在、キュクノスではどのような事業に取り組んでいますか?
現在は、システム開発やIT支援を中心に事業を行っています。 その中で特に力を入れているのが、エンジニアのキャリアを「開発だけ」で終わらせないことです。 開発経験を積んだエンジニアが、SE、PL、PM、PMOなど、次のステップへ進めるように、実際のプロジェクトで経験を積みながら成長できる環境づくりを進めています。 また、これからは社内向けの育成だけではなく、PM・PMOを目指すエンジニアのための育成プログラムも展開していく予定です。 さらに、その育成で培ったノウハウを、将来的には外部企業向けの研修や教育サービスにも広げていきたいと考えています。 単純に「人を採用して案件に入れる」という会社ではなく、エンジニアを育て、その成長を通じて企業のIT人材不足やPM・PMO不足といった課題も解決できる会社を目指しています。
なぜPM・PMOを目指すエンジニアの育成に力を入れているのですか?
一番の理由は、これまで自分自身が経験してきたキャリアにあります。 僕自身、最初からPMを目指していたわけではありません。 開発をして、チームをまとめるようになって、プロジェクト全体を見るようになって、そこからPMや上流工程へ進んできました。 だからこそ、「開発経験の先には、もっといろいろな選択肢がある」ということを伝えたいんです。 エンジニアのキャリアというと、スペシャリストとして技術を極める道をイメージする人も多いと思います。それももちろん素晴らしいキャリアです。 ただ、それだけではありません。 技術を理解した上で、顧客の課題を考えたり、チームをまとめたり、プロジェクトを動かしたりする。そうした方向にキャリアを広げることもできます。 特にAIによって開発そのものの進め方が大きく変わっている今、これからは「コードを書ける」だけではなく、何を作るべきなのかを考え、関係者を巻き込み、プロジェクトを前に進められる人材の価値がさらに高まっていくと考えています。 だからこそ、開発経験を持つエンジニアが、次のキャリアとしてPM・PMOを目指せる仕組みを作っていきたいと思っています。
今後、キュクノスをどんな会社にしていきたいですか?
「エンジニアが成長できる会社」から、さらに一歩進んで、「人材を育てる仕組みそのものを提供できる会社」にしていきたいです。 これまでは、自社のエンジニアが成長して、より大きな仕事を任せてもらえるようになることを目指してきました。 これからは、その経験やノウハウを社内だけに閉じず、外部の企業にも提供していきたいと考えています。 IT業界では、PM・PMOをはじめとした上流人材が不足しています。 一方で、開発経験がありながら、次のキャリアに進む機会を得られていないエンジニアもいます。 この2つをつなぐことが、キュクノスがこれから取り組んでいきたいことです。 開発事業を続けながら、エンジニアの育成、研修・教育事業へと事業領域を広げていく。 最終的には、「IT人材を育てるならキュクノス」と思ってもらえるような会社を目指したいですね。
どのようなエンジニアと一緒に働きたいですか?
一番大切なのは、「今よりも成長したい」という気持ちがあることです。 現時点でPM経験があるか、上流工程を経験しているかは、それだけで判断していません。 「開発経験を活かして、次のキャリアに挑戦したい」 「いつかPMやPMOになりたい」 「技術だけではなく、顧客やプロジェクト全体を見られるようになりたい」 そんな思いを持っている方とは、ぜひ一緒に働きたいです。 もちろん、技術を極めたいというスペシャリスト志向も一つのキャリアだと思っています。 ただ、キュクノスでは「今の仕事をずっと続ける」というよりも、自分から新しいことに挑戦して、できることを増やしていきたい人の方が合っていると思います。 また、会社自体もまだまだ成長途中です。 完成された会社に入るというより、これから新しい事業を作っていく会社なので、「こんなことをやってみたい」と自分から提案してくれる人は大歓迎です。 エンジニアとしてのキャリアを一緒に考えながら、会社そのものも一緒に作っていく。 そんな仲間と出会えたら嬉しいですね。
