株式会社クリアに入社するまでのキャリアは?
私は元々エンジニアとしてキャリアをスタートしました。SESエンジニアとして、ECサイトや管理システム等の開発に携わり、4年間現場で経験を積んできました。しかし働くうちに、SESエンジニアの仕事を“支える側”に回りたいという気持ちが強くなり、営業職へのジョブチェンジを考えるようになりました。 ところが、当時所属していた会社には専任の営業担当がいませんでした。エンジニアの上司が部下の案件管理を兼務しており、エンジニアが安心して働ける環境を整えるには限界があると感じていました。そこで「自分が営業としてサポートしたい」と直談判したのですが、営業は現場エンジニアが担うという会社の方針もあり、希望が叶うことはありませんでした。 その経験をきっかけに転職活動を始め、当社に営業担当として入社しました。 SES営業の役割は、既存顧客との関係構築や新規開拓だけでなく、エンジニアのキャリア希望や現場での悩みを丁寧にヒアリングし、最適な環境を整えることです。前職でのエンジニア経験は、この仕事に大きく生きています。私自身が現場に常駐していたからこそ、SESエンジニアがどんな気持ちで働いているのか、どんな悩みを抱えやすいのかを深く理解できるからです。
SES営業をしていて、やりがいを感じる瞬間は?
エンジニアの希望にマッチした案件を見つけ、面談が上手く進んで契約に至った時は、本当に嬉しい瞬間です。エンジニアから直接感謝の言葉をもらえることも多く、営業としてのやりがいを強く感じます。 当社では、案件選択の最終決定権は100%エンジニアにあります。私達営業は、まずエンジニアの希望を丁寧にヒアリングし、その条件に合う案件を探すところからスタートします。経験豊富なエンジニアほど面談数もオファー数も多くなりますが、たとえクライアントからオファーを獲得できたとしても、エンジニアに選ばれなければ契約には至りません。 自分が取ってきた案件を選んでもらえなかった場合は、BP(ビジネスパートナー)のエンジニアに紹介しますが、そこも競争が激しく、契約に繋げるのに苦戦した時期もありました。空回りしないように、どう効率的に営業活動を進めるか。その工夫を常に考え続けていました。
採用担当に異動となった現在の仕事内容は?
2025年5月に人事部へ異動し、現在は採用担当としてエンジニア採用を中心に面接を行っています。エンジニアとして働いていた経験があるため、候補者が抱えている悩みや、現職で感じている違和感を理解しやすいことが、この仕事の大きな強みになっています。場合によっては「その希望なら他社の方が合うかもしれません」と率直にお伝えすることもあります。採用は“自社に来てもらうこと”が目的ではなく、“その人にとって最適な選択を一緒に考えること”だと考えているからです。 採用チームは6名体制で、面接担当は私を含めて3名。残りのメンバーが日程調整やメール対応を担う分業制を敷いており、私は毎日3~4件の面接を行っています。当社は入社希望のエンジニアに対して「24時間体制」で面接に対応しているため、19時以降の面接も珍しくありません。エンジニアの仕事は忙しいということを理解しており、エンジニアファーストを採用面接でも大切にしています。 三人の採用担当で合計、月に200~300名ほどのエンジニアとお会いしますが、最終的に採用に至るのは10~15名ほどです。一人ひとりのキャリアに真剣に向き合いながら、会社にとっても候補者にとっても最良の選択を導ける採用でありたいと、日々取り組んでいます。
エンジニア採用では、どんな点を重視していますか?
採用の可否を判断する際に重視しているのは、まず候補者の希望と、当社が紹介できる案件が適切にマッチするかどうかです。中には「自宅開発だけをやりたい」「未経験の分野にいきなり挑戦したい」といったご要望を頂くこともありますが、実務経験が伴わない場合は、どうしてもご紹介できる案件が限られてしまいます。特に当社は未経験採用を行っていないため、実務経験があるかどうかは重要な基準になります。 一方で、半年以上の開発経験がある方や、インフラで1年以上の実務経験を積んでいる方であれば、早い段階から戦力として活躍していただける環境があります。だからこそ、候補者の経験と希望を丁寧に擦り合わせることが欠かせません。 もう一つのポイントは、希望年収とのバランスです。還元率が明確に決まっているため、スキルや市場価値と大きく乖離した希望を頂いた場合は、どうしても期待に応えられないことがあります。その際は無理に引き留めるのではなく、「その条件なら他社の方が合うかもしれません」と率直にお伝えします。採用は押し込むものではなく、双方が納得できる選択をつくるプロセスだと考えているからです。
クリアは、どんな企業カルチャーの会社ですか?
クリアという会社を一言で表すなら、「エンジニアファーストを徹底している会社」だと感じています。社内業務は極力なくし、日々の報告義務もありません。有給申請も不要で、現場に集中できる環境を整えている点は、正社員でありながらフリーランスのような自由度を持つという当社の方針を象徴しています。その分、働く側にも自律性が求められます。自分で考え、責任を持って動ける人でなければ、この環境は上手く機能しません。 採用担当として面接をしていると、そこは特に意識して見ています。経歴の安定性や言葉遣い、態度等、社会人としての基本的なマナーが備わっているかどうかは重要な判断材料です。自由と責任はセットであり、そこを理解していない方が入社してしまうと、本人にとっても会社にとっても不幸になってしまいます。 だからこそ、面接では最初に当社の価値観や成り立ち、案件選択制の仕組みを丁寧に説明し、認識のズレがない状態をつくることを大切にしています。その上で候補者の課題や希望を伺い、どのような働き方が最適なのかを一緒に考えていきます。採用は「選ぶ・選ばれる」という関係ではなく、価値観の一致を確認するプロセスだと考えています。
