転職サイトGreen(グリーン)
ログイン会員登録
転職サイトGreen(グリーン)
職種

勤務地

年収

採用担当の方ログイン会員登録
インタビュー画像取締役/医師 ANS.事業部長 村山 しりか氏 東京都にある大学の医学部卒。卒業後は内科医として勤務した後、経営コンサルティングファームへ入社。ヘルスケアを中心に5年経験する。その後、大手美容外科グループで事業部長を務め、2022年5月、『ANS.』の立ち上げに参加。2022年8月、取締役に就任し、現在はフルタイムで『ANS.』の事業に参加している。

医師になったのは、なぜですか?

幼い頃、アレルギー体質でアトピー性皮膚炎の治療のために通院していた経験から、医師は憧れの存在でした。その思いを胸に東京都にある大学の医学部へ進学し、卒業後は研修を含めて4年間、医師として働きました。その後、経営コンサルティングファームへ転職。大学在学中に参加した経営コンサルティングファームの説明会で、医学部出身者がコンサルティングファームで活躍している事実を知り、医師以外のキャリアにも関心を持っていました。 患者一人ひとりに寄り添う医師の仕事は尊いものですが、コンサルタントとして社会全体に影響を与える仕事にも魅力を感じました。より多くの人の役に立ちたいという思いから、私は経営コンサルティングファームに転職しました。ヘルスケアチームに所属し、製薬会社や医療機器メーカーを担当。経営戦略の立案やオペレーション改善等、医療業界を支えるプロジェクトに携わりました。医師としての知識を生かしつつ、経営の視点から医療を支える経験は大きな学びとなりました。 経営コンサルティングファームには5年間在籍しましたが、その間に出産のため1年間休職しました。復帰後もコンサルタントとして働きましたが、激務であるが故に子育てとの両立は難しいと判断しました。人のため、社会のために働きたいという思いは変わりませんが、家族との時間も大切にしたいと考え、次のキャリアを模索し始めました。

経営コンサルティングファームを辞めた後のキャリアは?

医療分野で人のためになる仕事でありながら、しっかりとマネタイズが望める仕事を探していました。日本の医療は「保険診療制度」の上に成り立っているため、確かな収益性を持つ事業が育ちにくい環境にあります。起業も視野に入れて動いていましたが、仕事選びは難航しました。そんな折、非常勤で美容皮膚科の医師として働く機会があり、美容医療の分野に強い関心を持つようになりました。 私は「人の背中を押せる仕事」がしたいと常々考えてきました。誰かの人生を前に進め、より良くすることに大きなやりがいを感じるタイプだからです。その意味で美容医療は理想像に近い仕事だと感じました。保険診療は患者にとって「コスト」として捉えられることが多い一方、美容医療は自分の未来への投資としてポジティブに受け止められる傾向があります。さらに美容医療は「自由診療」の割合が高く、事業としても育ちやすい点が魅力でした。 美容医療の分野では、病院やクリニックの運営をプロデュースする会社が数多く存在します。私はその一つに加わり、美容皮膚科クリニックの運営を担当する事業部長として働くことになりました。

株式会社Neautechにジョインした背景は?

美容皮膚科のクリニック運営に携わる中で、私は「より多くの人に美容医療を届けたい」と強く考えるようになりました。対面診療ではどうしても患者数に限りがありますが、オンライン診療を活用すれば、遠隔地で暮らす人や仕事が忙しい人でも美容医療を受けられる可能性が広がります。そこで「オンライン×美容医療」という新しいビジネスモデルを模索し始めました。 しかし、当時所属していた会社はオンライン診療に消極的で、実現の道筋を描けずにいました。そんな折、知人の紹介で当社のメンバーと出会いました。オンラインで肌の診療を行い、薬を自宅に届けるというビジネスモデルは、まさに私が思い描いていたもの。まだサービス立ち上げ前で、コンセプトが固まり、仲間が集まり始めた段階でしたが、私はこの挑戦に参加すべく当社にジョインしました。 サービス名『ANS.(アンス)』は、英語の「Answer(アンサー)」から名付けました。肌の悩みに確かな答えを提供するサービスにしたかったからです。美容と医療の関係は複雑で、玉石混交の情報が溢れ、正しいエビデンスに基づかないサービスも少なくありません。その中で『ANS.』は科学的根拠に基づき、正しい答えへ導ける存在でありたいと願っています。監修医の先生が「美容医療は迷信ではなく科学」と語っていたように、私達も同じスタンスで事業を進めています。

今後はどんな事業展開を考えていますか?

今後の事業の方向性として、私達は「縦」と「横」の展開を考えています。 まず縦の展開として『ANS.』のサービス体験を高めていきます。美容医療において最も重要なのは「継続」です。肌の悩みを医療で解決するには時間がかかり、患者さんが治療を続けられるかどうかが成果を左右します。当社のサービス『ANS.』では、継続支援に力を入れています。肌写真を記録する機能で診療の経過を可視化し、成果を実感しやすくする仕組みを整えています。また診察予約がなくてもチャットでやりとりできるように設計し、患者さんの治療に伴走しています。ダイエットと同じように、モチベーションを保ち続けることが治療成功の鍵です。今後も継続支援の取り組みを強化し、一人でも多くの患者さんが治療を完走できるよう努めていきます。 次に横の展開ですが、現在『ANS.』は肌の悩みの中でも「ニキビ」と「シミ」に特化しています。中長期的なビジョンとして、継続治療が重要な他の疾患にもサービスを広げていきたいと考えています。さらに『ANS.』は女性ユーザーが多いため、「PMS(月経前症候群)」や「更年期障害」といった女性特有の身体の悩みにも寄り添えるサービス展開も視野に入れています。私達が目指しているのは、テクノロジーによる診療体験のアップデートなんです。

仕事をする上で、大切にしていることは?

当社には五つのバリューがあります。その一つ「Do the right things(ドゥ・ザ・ライト・シングス)」には特に強く共感しています。「Do the right things」という言葉は、「人として正しいことをする」「当然のことをする」という意味を持ち、アメリカ人が好んで使うフレーズだと言われています。理屈や損得を超えて「正しい行いをする」「正しくないことはしない」という姿勢を示す言葉であり、肌の悩みに正解を与えられる存在でありたいと願う当社のミッションとも完全に一致します。私自身もこの価値観を大切にしてきました。 2025年の夏に創業以来のバリューを見直しましたが、「Do the right things」は変えずに残しました。それほど当社の根底を支える価値観であり、社員の間にも浸透しています。この価値観を意識して働いていることもあり、メンバー同士の人間関係は非常に良好です。「いい人」が多いという社風は、当社の誇りの一つです。 また、私個人として大切にしている考え方に「変えられることと変えられないことを区別する」というものがあります。前職の上司から教わった言葉ですが、何事においても変えられることと変えられないことを明確に見極め、変えられることに全力で取り組む。この姿勢は今も仕事を進める上で意識しており、日々の判断や行動の指針となっています。

この企業と同じ業界の企業

この企業と同じ業界の企業:株式会社 U-ZERO
株式会社 U-ZERO
Unhappyな働く人をゼロにする
Welcome icon
株式会社Neautech
採用担当 畑
オンラインでのカジュアル面談を実施中です! 是非お気軽にお申込みください♪
無料登録して話を聞いてみたい
採用をお考えの方
IT転職に強い求人サイト Green
Copyright© Atrae, Inc. All Right Reserved.
  • 転職サイトGreen
  •  
  • IT/Web・通信・インターネット系
  •  
  • インターネット/Webサービス・ASP
  •  
  • 株式会社Neautechの中途採用/求人/転職情報
  •