ご略歴をお教えください。
2005年に大学を卒業後、先輩の繋がりで通信機器等の大手販売会社に入社しました。2007年に同業にスカウトされて転職し、24歳でSEO事業の立ち上げを任されます。0から10億円まで事業責任者として伸ばしていきました。 2015年には新規事業としてWeb広告事業に参入し、これも伸ばして広告代理店向けのカンファレンスイベントで4,000社の中でのMVP受賞等の実績を上げました。 そして2019年に、知人であった東京都台東区にある税理士法人のNo.2である下地麻大から誘われたことが契機となり、当社を設立し最高執行責任者(COO)に就任します。経営支援を手掛ける税理士法人のクライアントの成長支援に不可欠なマーケティング機能を提供することが狙いでした。 その後当社も現在の社員数50名程度まで成長を続け、2026年度の売上高50億円が確実な勢いです。 私自身の経歴としては、何もないところから事業を起こし、いろいろと失敗を重ねながら成長させてきたプロセスにおいて“経営者脳”を叩き込まれたことを強みに感じています。この経験が、現在のビジネスに大いに生かされていると自負しています。
ソルー株式会社をどんな会社にしていきたいと考えていますか?
当社を設立した時は、下地共々“日本一”に強く魅かれていたこともあり、「中小企業を成長させる日本一の広告代理店」となることを目指しました。その後、やり方は変わりましたが目指すことそのものは変わっていません。 ちなみに、当社は“ワカモノ”“ツワモノ”“バカモノ”の集団であると標榜しています。 “ワカモノ”とは、年齢のことではなく、新しいことを何歳になっても吸収しようとする人を指します。 “ツワモノ”とは、スキルが高い人のことではなく、そのスキルで人を感動させられる人を指します。 “バカモノ”とは、頭の悪いやつのことではなく、信じたことをブレずにやり切れる人を指します。 私はそんな人達がどうしようもなく好きで、応援したいと思っています。 そんなメンバーのおかげで、当社は200%以上の成長を続けてきました。しんどいことも多いですが、それぐらいフルパワーで成長しているからこそ、それぞれの目標に一番早く近付ける可能性がある会社だと確信しています。
そのために社員に対して期待することや、どう活躍してほしいかといった思いをお聞かせください。
Webマーケティングの世界は、スキルが属人化し、“どの代理店”ではなく“誰”に任せればいいかという判断基準で選ばれていると思います。組織があってもスキルのある人は転職や独立してしまうことが多いせいもあります。 当社はそんな風習を壊し、“ソルーだから任せる”と言われる会社を目指します。そこで当社は“FUN、FAN、ファン!の世界をつくる!”というPURPOSEを掲げていますが、これを目指すために10項目のVALUEを設けています。社員には、これを行動基準として実践し、体現してほしいと思っています。 そして、社員にはそんな仕事を一つの自己表現としてファンをつくり、ファンから感動されてイキイキする人生を送ってほしいですね。せっかくソルーというベンチャーにいるからには、ガチンコで仕事にぶつかって、思い切り笑い、思い切り泣けるような人生を送ってほしいと願っています。
小野COOの仕事観をお聞かせください。
人生そのものです。仕事を通じてクライアントや社員と出会うことができ、仕事があるから家族も支えられるからです。 私は、仕事で相手の期待を超える成果を届けることで、感動してほしいと思っています。社員に対してもガチンコで対峙し、暑苦しく関わっています。これまで何人、何回泣かせたか分かりません。そんな社員達が私のエネルギー源になっています。 求職者の方に対しては、そのように暑苦しい関わりの中で裸になって思い切り熱く仕事がしたいという方は、ぜひ当社でそんな思いを爆発させてほしいと願っています。
オフタイムは、どういった過ごし方をしているのでしょうか?
「少年ジャンプ」系のマンガやアニメ、ドラマを見まくっています。“努力”“愛”“友情”“勇気”といったキーワードの青春モノが大好きです。 また、11歳の娘と6歳の息子と一緒にゲームも楽しんでいますよ。