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匠技研工業株式会社

  • IT/Web・通信・インターネット系

日本の基幹産業である製造業に、AIの力で “フェアで持続可能な、誇れるものづくり”を

上場を目指す
自社サービス製品あり
カジュアル面談歓迎

企業について

「製造業は、日本のGDPの20%を占める巨大な市場であり、日本を支える基幹産業です。しかし、多くの課題の存在が成長の足かせになっているだけでなく、現場の努力がフェアに報われているとは言い難い状況もあります。匠技研工業は、この現状を改善して“フェアで持続可能な、誇れるものづくり”の実現を目指しています」
 こう語る、匠技研工業株式会社、代表取締役社長・前田将太氏が指摘する製造業の課題。それは深刻な人手不足や人材の高齢化、生産性の低さ、技術承継の遅れ、コストを受注額に適正に転嫁できない業界構造の歪み等だ。このような課題に対し、デジタル技術やAIを活用して解決の支援を行っているのが、東大初ベンチャーの同社である。

匠技研工業が第一弾のプロダクトとしてリリースしているのが、中小部品メーカー向けの見積支援システム『匠フォース』だ。製造業の内実を知らない人にとっては、見積支援がなぜ業界の課題解決に繋がるのか疑問に感じるかもしれない。しかし、工場経営において、見積りは根幹といわれているほど重要な業務なのだ。
「製造業の受注率はだいたい1~2割です。仮に1割だとすると、受注数の10倍もの見積書を作成していることになります。単純に業務負荷が高いのです。しかも、誰でもできる業務ではありません。クライアントの要望を満たすための製品をつくるのにいくらかかるのか判断するには製造加工の知見が欠かせません。競合他社に打ち勝つためには営業的なセンスも必要ですし、クライアントとの付き合いなど先を見据えた経営的判断も求められます。そのため、見積りは経営者や工場長クラスの人など、経験と知見が豊富な人材でなければ対応できない高度な業務なのです」(前田氏)。
現状では、経験や勘を頼りに値決めをしていて原材料などの変動を価格に転嫁できていなかったり、担当者によって見積方法が異なるため金額にブレが生じたりといった課題もある。

『匠フォース』は、最先端のAIを活用して、図面管理から原価計算までを行えるクラウドシステムだ。例えば、図面と見積情報から類似の過去案件を瞬時に検索でき、当時のデータを基に適正な見積りを効率的に作成することができる。また、AIが図面情報を読み取って自動入力してくれるため、煩雑な入力作業に煩わされることもない。累積された見積データを分析して営業状況の可視化を行い、AIの改善案を基に売上や利益の向上に繋がる改善活動を促進することも。
「見積りは、製造業における入口に位置していて、ここで間違えてしまうと最終的に利益がほとんどでなかったといった事態に陥りかねません。逆にいえば、入口である見積業務を適正に行うことが、しっかりと利益を確保することになり、持続的なモノづくりを支えていくことに繋がるのです」(前田氏)。

同社が『匠フォース』をリリースしたのは2022年9月のこと。そこから着実にユーザーが拡大しており、現在は日本各地に『匠フォース』を活用する顧客が増えている。CAGR(年平均成長率)も1.5倍あり、サブスクサービスを一定期間で解約した顧客の割合を示すチャーンレートも月次で1%未満を維持しているという。

『匠フォース』というプロダクトが、これだけ顧客から好評を得ている理由は「徹底した顧客起点によって開発・導入」している点にある。
「そもそも見積業務の支援システムをつくろうと考えたのは、創業メンバーがメーカーの現場で働かせてもらう中で気付いた課題の一つでした。また、『匠フォース』はお客様固有の業務プロセスに合わせて、お客様独自の計算ロジックやマスタを盛り込みながらオーダーメイドで構築していきます。そのため、営業はもとより、エンジニアもお客様と直接対話しながら業務理解を深め、お客様にとって使いやすく、便利なシステムを追求しています。これができているのは、リアルな一次情報が持つ価値を尊重して顧客に最高の体験を届けようという文化が浸透しているからだと思います」(前田氏)。

導入して終わりではなく、『匠フォース』の機能をフル活用してもらえるよう、カスタマーサクセス担当者が現地訪問を交えながら徹底的に伴走支援するだけでなく、顧客が希望すれば、原価計算のコンサルティングまで行っている。こういった細やかなサポートが、顧客の支持を得ているのは間違いないだろう。

順調といえるスタートを切った『匠フォース』だが、そのサービス領域を「見積業務だけに限定するつもりはない」と前田氏は語る。
「見積りは入口であって、その後には受注、製造準備、製造、納品と業務が続きます。将来的には、そのすべてをAI等を活用することで支援していきたいと考えています」
紙図面や帳票のデジタル化、見積を起点とした工場管理DXは既に実現しているため、工程管理の自動化やデータドリブンなカイゼン提案などの個社支援の進展に注力。その先では、サプライチェーン全体でリードタイムの短縮を目指すなど、「繋がるモノづくり」の世界実現に向けた取り組みも強化していくという。

同社には、8つのフィロソフィーがある。
「視座高く」…業界のトップランナーとしての矜持を持ち、突き抜けた挑戦をし続けよう。
「カスタマーサクセス」…顧客に圧倒的な付加価値を届け、業界の全体最適を創出しよう。
「One Team」…チームを鼓舞し、チームで最大の成果を創出しよう。
「オーナーシップ」…ミッション実現のために、自ら能動的に働きかけよう。
「楽しまなくちゃ」…人生における、かけがえのない瞬間に。
先ほど紹介した一次情報の価値を尊重するという考えも「現場・現物・現実」というフィロソフィーの一つだ。

「匠技研工業は、ストイックな集団だと感じています。自分の限界まで挑戦するところがあり、挑戦すること自体を楽しめるようなメンバーが多いな、と。だから、愚直さや誠実さがあって、お客様や製造業界の未来を主語に発想できる人のほうが馴染みやすい会社だと思います。といっても、体育会系のように上位下達が徹底しているような組織ではなく、メンバーみんなで考えながら、決めるべき立場の人がそれを踏まえて決断するというスタイルです。匠フィロソフィーも会社の現状や今後向かうべき姿、あるべき姿などをメンバーみんなで話し合って決めました」(前田氏)。

チームとしての協調性と個々のエネルギー量の高さがうまく融合したような組織なのかもしれない。メンバーのキャリアもバラエティ豊かで、東大ラクロス部の仲間が創業メンバーではあるが、ほかにも専門商社や金融、電機メーカー出身者などが集う。
「キャリアや世代、男性、女性等、様々な視点を持った人材が集まり、多様な角度からモノづくりの未来に必要なことを考えていくことが、“フェアで持続可能な、誇れるものづくりを”というミッション実現を引き寄せることになるはずですし、結果的に『匠フォース』や匠技研工業を成長させていく原動力にもなります。そのため、子育て支援制度やリモートとリアル出社を組み合わせたハイブリッド出社等、働く環境整備にも力を入れているところです」(前田氏)。

現在、同社の社員数は30名弱だが、今後は倍々でメンバーが増えていく急成長フェーズへと入っていく。
「製造業という基幹産業の課題をAI活用によって解決しようとしている会社の中で、急成長フェーズにあって、社員数も数十名ほどという規模感の会社で、かつプロダクトを持っていてAIでレバレッジをかけていくというところは数えるほどしかありません。このタイミングで経験できることは、きっとあなたの今後のキャリアにおいても貴重なものになるはずです」(前田氏)。

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企業情報

会社名

匠技研工業株式会社

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > ソフトウェア/パッケージベンダ

企業の特徴
カジュアル面談歓迎、上場を目指す、自社サービス製品あり
資本金

1億円

設立年月

2020年02月

代表者氏名

前田 将太

事業内容

弊社の主力事業は、製造業に特化したクラウド型AI見積支援システム「匠フォース」の開発・提供です。中小部品加工業や金属加工業では、見積業務が熟練者の経験に依存しやすく、属人化、効率低下、価格設定のばらつきといった課題が深刻です。「匠フォース」は、図面管理・原価計算・見積書作成を一括し、AIによる原価自動算出を可能にしたVertical SaaSとして、これらの課題に真正面から挑んでいます。

特徴的な機能としては、AI類似図面検索、OCRによる図面内文字認識、見積テンプレート、図面への書き込み共有機能などがあり、どれも「効率化」「標準化」「適正化」を支える設計です。特に、テンプレート機能により若手社員でも適切な見積作成が可能となり、属人化を解消しながら技術継承も進めます。

導入効果の事例(※企業名非公開):
・Excelベースで属人化していた見積作業が、導入により 作業時間を約3分の1に短縮。OCR活用で入力作業が減り、外出先からでも即時対応が可能に。
・見積リードタイムが「4~5日」から 1~2日程度 へ短縮。顧客対応スピードが飛躍的に向上。
・類似図面検索によって見積作業時間が 20分から30秒 に短縮。見積回答率は 100% に到達し、依頼件数も増加。
・ベテラン1名体制だった見積業務を若手2名を含む3名体制へ移行し、技術継承と業務標準化を同時に実現。

これらの効果から、「匠フォース」は単なる業務効率化ツールに留まらず、見積精度の向上、リードタイム短縮、回答率向上、組織体制強化といった多面的な価値をもたらすことが分かります。

現在は「Vertical AI」への進化を掲げ、見積業務の自動化に加え、最適加工方法の提案、需要予測、サプライチェーン連携といった高度機能の開発も進行中です。これにより、現場だけでなく経営判断の領域にも価値を広げ、製造業の競争力強化に貢献します。

弊社は、“ものづくり現場の見積業務に革命を起こし、製造業全体の持続可能性と競争力を高める”という大きなビジョンを掲げ、AIとクラウド技術で現場を変える事業を展開しています。実際に数字で示せる効果と社会的意義、その両方を兼ね備えたソリューションこそが、弊社の最大の魅力です。

株式公開(証券取引所)

非上場

主要株主

【主要投資家様】 ファーストライト・キャピタル様 Angel Bridge様 静岡キャピタル様 ジェネシア・ベンチャーズ様 アニマルスピリッツ様

従業員数

70人

平均年齢

33歳

本社住所

東京都文京区本郷3-43-16 コア本郷ビル8階A室

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採用担当 石田陵
製造業そのものといった社名をしているため、もしかしたら少し固いイメージを与えているかもしれませんが、実際に働いている社員はフランクで話しやすい方々なので、安心してお越しください!
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