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ZenGroup株式会社

  • IT/Web・通信・インターネット系
  • 商社(卸売)・流通・小売り系

海外ユーザーと国内EC事業者を繋ぐ。越境ECの総合サービスを提供する会社

上場を目指す
自社サービス製品あり
グローバルに活動
残業少なめ
カジュアル面談歓迎

企業について

ZenGroup株式会社は、世界のインターネットユーザーと日本のECショップの架け橋として、越境ECに関連する総合的なサービスをワンストップで提供している会社である。2014年4月、スロヴェイ・ヴィヤチェスラヴ氏をはじめ、ウクライナ、ロシアからの留学生4名が、ロシア向けの購入代行・海外発送サービスを開始して以来、着実に成長を遂げてきた。

“越境ECを究極にシンプルにすることで、世界と日本の多様性を繋ぐ”

それが同社の掲げるミッションだ。このミッションを達成するため、同社は、海外ユーザー、国内EC事業者、それぞれに向けたサービスを提供している。

まず、海外ユーザー向けのサービスは主に三つだ。購入代行サービス『ZenMarket』、越境ECモール『ZenPlus』、文房具に特化したECサービス『ZenPop』だ。

創業事業の『ZenMarket』は、海外ユーザーからの依頼を受け、国内のECサイトから代理で購入し、海外発送までを担うサービスだ。購入者は商品代金の他に、少額の手数料と海外配送料を支払うだけで、日本のECサイトで販売する商品を安全に購入できる。

『ZenPlus』は、さらにユーザーの購入体験を便利にするサービスだ。一般的なECモールと同様、出品者の商品ページからワンクリックで商品を購入できる。欲しい商品が掲載されたページのURLを送り、国際配送料の見積もりをもらって入金するといった手間は不要だ。出品者にとっても、商品情報の翻訳、問い合わせ、カスタマーサポート、海外発送まで『ZenPlus』が対応するため、国内販売と同じ感覚で運用できる。その手軽さから、現在は小売、メーカー等、幅広い業種、規模の企業、約4,000社が出店している。

『ZenPop』は日本の文房具の魅力を世界中に届けるECサービスだ。毎月、テーマに沿って厳選した文房具を届けるサブスク型の“定期ボックス”、自由に欲しい商品を選べる単品販売の一つの購入スタイルで展開中だ。

これら創業間もない頃からのサービスに加え、2025年3月にはUsed in Japanのラグジュアリーブランドに特化したECモール『ZenLuxe』をスタート。2025年度の流通総額は、180億円に達する見込みだ。

越境EC業界における最大の強みは、対応言語と展開エリアの幅広さだ。現在(2025年8月)、大阪本社には34カ国の国籍を持った社員が在籍。19言語に対応し、175の国・地域に日本の商品を届けるネットワークを構築している。また、海外の各地にはネイティブのスタッフを雇用し、現地のインフルエンサーとのコラボ動画配信等、マーケティング活動を行う。

「ポーランド語、ウクライナ語、アラビア語等の他社が対応していない珍しい言語にも対応し、ヨーロッパから南米までカバーしています。アメリカを含む英語圏だけではなく、ヨーロッパ、南米にも強いのが当社の特徴です」(スロヴェイ氏)。

スロヴェイ氏達が日本の大学に留学していた当時はまだ、ウクライナやロシアでは日本の製品がそれほど多くは出回っていなかった。メイド・イン・ジャパン、ユーズド・イン・ジャパンの製品に対する信頼感は厚く、ニーズも高いのに対し、流通量は限られていた。故郷に帰国する際、お土産にデジタルカメラや携帯電話等、日本の製品を持ち帰ると喜ばれたことから、ビジネスチャンスがあると考えてスタートしたのが、購入代行サービスだった。

ロシア向けからのスタートだったが、世界情勢の変化を機敏に察知し、リスクをヘッジするために英語版、ウクライナ語版をスピーディーにリリースすると、ニーズの広がりに応じて各国各地域のネイティブ人材を採用し、現在の強みを形成してきたのである。

「この間、大手ECモールやASP型カートサービスともAPI連携等を進め、トップ3のポジションを競うまで事業規模を拡大しました。2023年に初めて開催した『越境ECの未来を考える』には大手パートナーにもご参加いただき、越境EC業界における一定のポジションを確立できたという手応えを感じています」(スロヴェイ氏)。

そんな同社が、次のフェーズとして4年前から注力しているのが、国内EC事業者に向けたサービス展開だ。10年以上にわたり、19言語でマーケティングを行い培ってきたノウハウを生かした海外向けプロモーションサービス『ZenPromo』からスタートし、集客支援型越境ECバナー『ZenLink』、多言語・多文化対応のコンテンツ制作を行うクリエイティブエージェンシー『ZenStudio』とサービスを拡充している。

特に、『ZenLink』は、既存の自社ECサイトに1行のタグを埋め込むだけで、海外向け販売と集客をワンストップで実現できる上に、多言語によるカスタマー対応、決済、物流、プロモーションまで、越境ECに取り組む上で障害となってきた業務を全て代行してくれるサービスだ。サービス開始から約2年、導入企業の評判も良く、今後の成長が期待できることから営業活動を活発化しているところだ。

そんな同社が目指すのは、“世界の越境EC販売額20%を日本に”というビジョンの実現である。そのために、サービス開始から10年以上にわたり培った物流やマーケティングの知見を生かしつつ、越境ECに取り組む国内企業との連携を深めエコシステムを構築していく計画である。

「世界の越境EC市場におけるシェアは、アメリカやイギリス等が約10%あるのに対し、日本はまだ5%に止まっています。しかし様々な調査結果から、日本の商品を魅力的に感じている消費者は世界中に存在していることが分かっています。このセンティメントと事実の乖離を埋めるため、海外ユーザー向けには、さらに顧客のニーズに合わせた多様なソリューションを提供し、国内EC事業者に対しても、海外配送のみを低料金で届ける等、当社のチャネルを使ったサービスを多面的に展開していく予定です。将来的には“越境ECと言えばZenGroup”と言われる存在になることが目標です」(スロヴェイ氏)。

国や地域によってよく売れる商品や、流行っているSNSは異なる。例えば、同じスペイン語を話していても、スペインとメキシコではマーケティング手法は異なる。そのため同社は、SNSを通じて直接オファーをする等、様々な手段を用いて、幅広い国と地域にルーツを持つ、マーケティングの経験を持った人材を確保してきた。その結果、34の国と地域から人が集まる多様性のある組織が生まれたのである。

「当社は英語だけで仕事ができる環境です。日本に来たばかりで、日本語が使えない人でも、それまでの経験やスキルを生かして活躍していただけます。また、多様性を大切にしており、国籍や民族だけではなく、Work with Prideを取得したり、女性も積極的に管理職に登用したりしています。女性の管理職比率は45%に上ります。外国人が採用しやすい環境が整っています」(スロヴェイ氏)。

その一方では、多様なバックグラウンドを持った人材をまとめるために様々な工夫を凝らしてきた。採用のタイミングで、自社がどんな会社かを誤解の生じないようにしっかりと伝える他、ミッション、ビジョン、バリューを明記したカルチャーブックを作成し、方向性の統一を図っている。

また、年に3回、幹部を集めてビジョンミーティングを開催し、4名の経営者が決めた課題を発表。その課題に対してOKRを用いた目標管理を行うことで、組織の統一感と一体感を保ってきた。

さらに、バックグラウンドが異なる社員達の相互理解を深めるための機会を豊富に用意してきた。チェスや卓球等のトーナメント、飲み会、映画鑑賞会等、共通の体験をしながらコミュニケーションを深める。

「ただし、日本に働きに来ている方は、基本的にアニメや文学等、日本文化が好きな方です。そのため、基本的に理解し合えるバックグラウンドは整っていると思います」(スロヴェイ氏)

このように多様性を重視した組織づくりを行う一方では、各社員の力が発揮しやすいよう、主体的なチャレンジを促し、誰もが意見を言いやすい風通しの良い社風を築いてきた同社。現在は、ビジョン達成に向けた動きを加速させるため、社内のDXを推進するメンバーをはじめ、社内システムの開発担当や営業、データ分析、デジタルマーケター等、様々なポジションの採用を積極的に行っている。

「社員一人ひとりの自主性を重んじているのが当社の特徴です。自分の仕事の成果も可視化されているため、成長の手応えを感じながら仕事をしたい人には最適な環境だと思います。世界と繋がりたい、多様性に満ちた職場で働きたい方を歓迎します」(スロヴェイ氏)。

大手資本をバックに持つ競合他社と違い、留学生が集まってゼロからスタートし、現在のポジションに上り詰めた同社。設立11年目にしてスタートアップの精神は未だに失われていない。マニュアルに縛られることなく、ゴールに向けて、常により良い方法を探しながら変化し続けている。自分自身の頭で考え、調べ、行動することを厭わない人材こそ、活躍できる環境が整っている。

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インタビュー

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代表取締役・スロヴェイ ヴィヤチェスラヴ氏 1983年生まれ。ウクライナ出身。キーウにある国立大学で学び、修士号取得。2003年に初来日し、富山県にある大学に1年間留学。2006年、2回目の来日。東京都にある大学で博士号を取得。日本語や日本文学を専攻。認知言語学のメタファー論で博士論文を上梓。2014年4月、ゼンマーケット合同会社(現ZenGroup株式会社)設立、代表に就任。『ZenMarket』をスタート。“世界の越境EC販売額20%を日本に”をビジョンにサービスを拡大中。

── ZenGroup株式会社のサービスを活用している国内EC事業者は、どのような企業が多いですか。

『ZenLink』、『ZenPlus』共に中小企業が中心です。例えばOEMメーカーの場合、国内では契約上、自社ブランドで販売することが困難ですが、海外市場で販売する分には問題がありません。そこで越境ECに取り組む企業も少なくありません。また、これまで国内のECモールに出店して、上位のポジションを取り続けてきたような企業の場合は、もう成長の天井が見えてしまったので、さらに飛躍するために海外市場に目を向けるケースも出てきています。中小企業の場合、海外への配送や決済の機能を自前で用意することが難しいことから、当社が提供するいずれかのサービスをご活用いただいてい... 続きを読む

企業情報

会社名

ZenGroup株式会社

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > インターネット/Webサービス・ASP

商社(卸売)・流通・小売り系 > 物流・運送・倉庫・梱包

企業の特徴
カジュアル面談歓迎、上場を目指す、自社サービス製品あり、グローバルに活動、残業少なめ
資本金

8,000万円

売上(3年分)

20236120億円

設立年月

2014年04月

代表者氏名

スロヴェイ・ヴィヤチェスラヴ

事業内容

越境EC事業、海外向け物流事業、海外向けプロモーション事業

株式公開(証券取引所)

従業員数

439人

本社住所

大阪府大阪市中央区瓦町1-7-7大阪堺筋 Lタワー 10階

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